80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

貴女は眠り、私は旅に出る。 (その3 )

2017年06月21日 17時24分10秒 | 考える
いつか、まともな文章が書けるのではないか 
・・・という淡い希望に、ずっとすがりついている。


もうそろそろ私の人生も、終末期かなどと思う。
人は、永遠に生きてはいけない。

やるべきことを求め続けて60年。
何を求め、何をやっても、結局は、何も変わらなかった。 
ただ、心に虚無が拡がっていくばかり・・・。

今、何となく、体の動かなくなる予感がある。
それを、頭の隅に封じ込め、
「短くとも大還暦までは」 生きてやると、公言している。 

人は変化していくものだ。
たとえ自分では気づかずとも、私自身、多分変わっている。

しかし、一方で、たまらなく焦りを感じる。
要は、いつまでに、どう変わっているかだろう。

ずっとこれまで、自分自身が信じきれないまま、生きてきた。
私の生き方は、これではない、ここではない。
そう、思い続けてきた。
このところ、その感が、ますます強くなってきている。

仕事を離れ、もう5年になる。
今さら、「曖昧な希望」 を口にして何になる?

私は、「常に何かを求めて」 徘徊を重ねる。

どうすれば、どこに行けば、その答えが見つかるのか?
いつも、街中をうろつきながら考える。
が、肝心な 「その何か」 が、今一つ曖昧なのだ。


久々の大雨、横殴りの雨粒が窓をたたく。
これでは、さすがの風来居士も徘徊は中止せざるを得ない。


やむをえず、パソコンゲーム 「Spider」 をチェックしつつ、
時折、ブログ文の作成に集中。

先日の 「同窓会」 で、久しぶりに逢った彼女たち、
みんな、光っていたような気がする。 
今現在、この時間、一体、何をしているのだろうか?
 

そういえば、あの時、私はただ酒ばかり飲んでいた。 
ほとんど誰とも口を利かなかったような気がする。

50年の長い眠りから目覚めるには、
ちょっぴり 「酒と時間」 が足らなかったのかもしれない。


思えば、もうちょっと、お客様と、話す訓練をしておくのだった。

などと、今さらの妄想・・・。