80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

夢、二夜

2018年07月03日 08時48分19秒 | 考える
夢、二夜
第一夜

大きな家・・・どこか、田舎町の、寺か、宿の一室。

100人ほどの若い人が腰を下ろしている。
他人に気を遣ってのことか、ぼそぼそと隣どおしで話をしている。
私は一人、聴くともなく耳を傾けている。

就職の話・・・?

思い出した!!
どうやら面接。
この大勢の中から、ただ一人採用されるということだ。
この中に私の知り合いはいない。

時折、年老いた女性・・・女将さんだろうか?・・・顔を見せるが、
何も言わずにそのまま戻っていく。
もしかすると、集団の中での反応を確認しているのかも知れない。

だんだん息苦しくなってきて、次に女性が顔を見せた時に立ち上がって、
トイレに案内してもらう。
トイレで一息入れて戻ってみると、人で一杯だった部屋が空っぽになっている。
どうやら私がトイレに立ってすぐにお声がかかり、全員が別室に移動したらしい。

大いに焦って、女性にみんなの移動先に案内してもらう。
女性に案内されて、廊下を歩いているうちに目が覚めた。
寝汗で背中がビッショリになっている。


第二夜
珈琲店で。
いつも空っぽだった向かいの席に、かわいい女の子が座っている。
どうやら韓国の女性らしい。
しきりに話しかけてくるが、言葉が分からない。

何とか気持ちだけでも分かろうとするが、そう思えば思うほどに混乱してくる。
焦燥感・・・。
何も言い出せずに焦りまくっている内に目が覚めた。
またまた寝汗で背中がビッショリになっている。



人と人との付き合い。
他人との結びつき。
分かり合い・・・。
人とどう付き合おうが、所詮は他人同士でしかない。

他人同士の付き合い・・・。
いずれは自分が出てくる。
分かり合えない部分をどうするのか?
思い込み・・・。
手の打ちようのない恐怖。

どう譲り合おうと、こちらの思い通りの付き合いにはなりようがない。
お互い、どれだけ譲り合おうと、譲りきれないものはあるだろう。

今頃になって、やっと気づき初めても遅いのだろうが、そんな事を思った。


お前と俺・・・、喉の渇きが収まらない。