三重県熊野市紀和町丸山千枚田の保存に頑張っている同級生の友達がいるので、同級生や他の友達を誘ってみんなで会いに行こうということになりました。28人乗りのマイクロバスに16人が乗り込んで賑やかに出かけました。京都駅9:30集合、9:45出発です。名古屋や西宮など遠くからも来てくれました。まずは世界遺産の「鬼ヶ城」の見学です。
「ローマの休日」に出てきた「真実の口」に似たものがありました。那智黒が特許庁の地域団体商標に登録された記念のモニュメントだそうです。
那智黒石の井上靖の詩碑がありました。この詩は井上靖が熊野在住の友人に贈った詩歌が刻まれています。碑文は、直筆の詩を彫られているそうです。
「昔熊野の鬼たちはここに集り棲んだ。
彼等は風に髮を飛ばし渦を啖(くら)い
夜はよもすがら岩を揺すぶる波濤の音の中に眠った。
月明の夜より雷鳴の夜を好んだ。
二本の角は稲妻の中で生き生きとした。
―鬼ヶ城にて― 井上靖」
耳?角?間からうっすら見えているのは魔見ヶ島です。
良いお天気で海が、空が、きれいで、潮風も気持ちよく、暑くなく寒くなく空気が美味しいと喜んで満喫できました。
いよいよ丸山千枚田に到着です。山が迫っていて新緑がとてもきれいです。
田植えが終わっているところもありますが、まだの所もあります。夜に田毎の月を見る予定でしたがそうすると旅館到着が遅くなるのであきらめて、丸山千枚田保存会長ご夫婦(同級生の友達)との宴会を優先しました。
千枚田にある大きな岩です。
「丸山千枚田」と書いてある石碑です。
丸山千枚田から車で15分ぐらいのところにある入鹿温泉「ホテル 瀞流荘」へ行きました。着いてすぐに温泉へ。ご飯を食べて、友達の物まねを見せてもらって、部屋で記念写真を撮り、楽しい夜は更けていきました。明日へ続く
2023-5-11(木) 撮影
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