友達のお薦めの本、人気本なので図書館に予約してやっと回ってきました。曲亭馬琴(滝沢馬琴)家に嫁いだお路のお話です。曲亭に嫁いで深い後悔に苛まれたお路がとうとう忍耐袋の緒が切れて、「実家に帰らせていただきます」と宣言する場面から物語が始まりました。私は同じ嫁の立場から清々する、あっぱれと応援する気持ちになりました。舅姑と夫が我儘で女中さんもすぐやめてしまうような家でした。あっぱれと思ったのもつかの間、夫の宗伯が迎えに来て元の鞘に戻ります。その変わりようを酔芙蓉の花にたとえました。嫁いで6年、相変わらず苦労の日々ですが小さな幸いを見つけて暮らしの糧にします。
「小さいからこそ、慈しむのです。幸せとはそもそも、小さいものなのですよ」
「婚家の暮らしの中で見つけたお路の人生哲学。」
「苦労があるからこそ、その陰で見つけた幸せは色濃く映る。些細な幸いを見つける力を育んだのは、元立とお琴の底抜けに前向きな気性であろう」
嫁いで最初に反乱を起こしたお路はそれ以後は楽しいことがなくても受け入れて、家族の要になります。馬琴の口述を筆記するようにまでなりました。苦労はあっても、苦労苦労といじけていていないで前向きになるのでした。最後は曲亭の家の女傑になりました。まるで私?もちろん冗談です(笑)
2023-7-20(木) 図書館資料 請求番号:913/サイ
ところが、これは読み切ることはできず、さらにその上に数学が全くできなくなるという副産物まであったので小説を読むことを自分に封印してしまいました。どちらかといえば、好きなのだと思いますが。
それで楽しく小説を読んでおられるのを拝見して羨ましく思います。
『源氏物語』を死ぬまでに現代語訳でいいから読んでみたいというのは願望をもっていますが、それもかなうかどうか。
24時間を何に使うか、ということですね。
小説読むのをを封印されて数学の研究に没頭されて素晴らしいと思います。
研究が世の中のためになっているのですから、素晴らしいことだと思います。
私は自分の楽しみだけで何の役にも立っていませんが、楽しく読んで、幸せな気分になれるのでありがたいです。
研究はゴールがありませんね。
たまには気分転換で読まれたら・・・
「源氏物語」、願いが叶うといいですね。
私は研究というほどのことを現在はやっていませんが、一人で自己満足をしているだけのことです。
私の直接の先生ではありませんが、数学者の I 先生が人生には自己満足も残らなかったら悲惨だ。自己満足だけは残したいと言われていました。
この I 先生は実はなかなか実績のある、いい研究をなさった方なのですが。
私が研究上で指導を受けたわけではない先生ですが、人生訓として役立てています。
ちなみに私は数学教育に関心をもってはいますが、数学者ではなく、単なる一物理屋さんでした。
いまでは物理屋さんでもないでしょう。
私は物理と伺うだけで「難しい!」と思ってしまいます。
物理や数学のことを一筋に研究されたというだけでもなかなかできないことだと思います。
そのようなことを今でも続けてされているのを尊敬します。
失礼なことを言っていたのならお許しください。
ご心配なく。
お気遣いありがとうございます。
毎日暑いですね💦
ご自愛ください。