アメリカンコミックのヒーローものがドラマや映画で幅を利かせているのは自明の通りですが
そんなヒーロー像を根底から覆す発想で始まった、Amazon primeで配信されたこのドラマ
いやエロいし、グロいし不道徳だしまさにNetflixで日本の配信ドラマとして
規制の多いTVとは違った切り口で人気になった「全裸監督」同様に
もう完全にTVから離れた規制のは緩やかなドラマですから
面白くないはずがない
スーパーヒーローたちが名声に溺れ、正義の味方ではなく己の名声のみと金儲けのためには、悪人は形どおりに倒しはするが、己の欲望のためには善人も殺して憚らないヒーローたちという設定のもと、彼らヒーローを管理する巨大企業ヴォートに雇われた彼らスーパーヒーロー7人で構成されるチーム"セブン"の一人
Aトレイン(そう早く走るとこは完全に”フラッシュ“ですよね)に恋人を殺されたヒューイという若者が、元FBIのビリー・ブッチャーらと一緒に自警団"ザ・ボーイズ"を結成し、
スーパーヒーローたちと彼らの本当の姿を世に知らしめていこうとする姿が描かれるドラマ
ヒューイは給料の少ない小さな電気製品店で働く平凡な青年。ある日、"セブン"の一員で高速移動の能力を持つスーパーヒーローのAトレインが恋人のロビンが居る場所を高速で通過してしまい、ロビンはヒューイと繋いでいた両前腕を残してバラバラにされてしまう。
こういうグロい描写が随所に・・・
最愛の恋人を失ったヒューイは、ヴォート社から謝罪と賠償の提案を受けるが、社員の態度やAトレイン本人の誠意の無さに怒る。ヴォート社を相手取って裁判を起こそうとするも、相手は大企業で彼に圧をかけてきて無力感に苛まれる
そんな中でヒューイはFBI捜査官を名乗るビリー・ブッチャーが現れ、ブッチャーはなぜか、ヴォート社が公表しなかったロビンの事件の真相やヒューイが和解に応じなかったことなどを知っていて・・・
ブッチャーはヒーローの腐敗した実態を語り、彼らに復讐することが"ザ・ボーズ"の使命だとしてヒューイを勧誘する。
ヒューイはブッチャーに協力することを決意し、和解に応じるとの口実で1人でセブンの拠点のセブンタワーに乗り込み、盗聴器を仕掛けることに成功する。しかし、その様子を透明化能力を持つスーパーヒーローのトランスルーセントに見られてしまい、職場を襲撃される。
ヒューイとブッチャーはトランスルーセントを捕えるが、顔と本名を知られてしまった以上生きて帰すことはできず、何とかトランスルーセントを始末する、
透明な皮膚が鋼鉄のようなので肛門に爆弾を挿入し爆死させるんですね
東名人間は早々とFOしていく
CGでの作業の面倒さを早々と・・・
ザ・ボーイズもブッチャーの戦友であるマザーズミルクや、超能力保持者の少女キミコらをチームに引き入れ、徐々にスーパーヒーローたちを追い詰めていく。
このキミコには福原かれんさんが演じておられます。
またヒューイはNYに出てきた少女のアニーと偶然知り合う。アニーの正体はセブンの新メンバーとしてスーパーヒーローとなったスターライトであるが
この時彼は彼女の正体は知らなかった
セブンに憧れを抱いていたアニーだったが、セブンのメンバーであるディープに初日フ○ラを強要されておちこんでいたのだった
それと”セブン“の露骨な商業主義を目の当たりにしたことでスーパーヒーローに幻滅し始めていた時だったのとヒューイは恋人亡くしたばかりで
2人は距離を縮めていく
ザ・ボーイズはやがて、スーパーヒーローたちは生まれながらにして超能力を持っていたのではなく、赤ん坊の段階でヴォート社によって強化薬コンパウンドVを投与されて作り出されていたことを知る
“セブン”のリーダーであるホームランダーは、ハイジャックされた旅客機を救にいくもののパイロットを誤って殺してしまったために、失敗を隠蔽するために飛行機の乗客全員を墜落死させて、マスコミには到着が30秒遅かったって
と・・・
実はブッチャーはホームランダーに妻を寝取られた挙句妻が殺されたと信じて”セブン“を撲滅しようとしてきたのだったが・・・
”セブン“は自分たち存在価値を高めるため国防総省には働きかけて軍隊に入ることを目的としていたので
なんと敵のテロリストにコンパウンドVを射って超能力者の敵を作り出して危機感を助長したりするんですね。
配信ドラマという事で一話およそ1時間ほどのと尺なんですね
一応第一シーズン全8話、471分を一日半で完走しました
エリザベス・シューが新人ヒーローを演じているものの
さてどっちにつくんでしょうか
っていうか8年前にホームランダーにレイプされて殺されたと信じていた妻ベッカと、ホームランダーとの間の超人的な息子を見せられるブッチャーの唖然呆然の顔のアップでシーズン1は終わる