この作品はTSUTAYA CREATOR’S PROGRAM2016にて、準グランプリを受賞した、ヤング・ポール監督の長編デビュー作。
ってことで、レンタルは完全にTSUTAYA限定レンタル作品っていう事で
ってことで、レンタルは完全にTSUTAYA限定レンタル作品っていう事で
6月3日にDVDを大人買いしてきたうちの一本です、
三浦貴大と成海璃子さんが主演してるのも
大物として麿赤兒さんまで首チョンパで出演っていうか、
なんと『耳なし法一』みたいに顔中梵字ですが、
それがケイタリング用の中華屋さんのお品書きを顔中書かれていたりと
よく怒らなかったなぁって思って見てましたが・・・
で、なんか若手屋大物俳優に色々造詣混在させてのホラー映画としては
で、なんか若手屋大物俳優に色々造詣混在させてのホラー映画としては
すっごく残念な作品
作品の放つエネルギーみたいなものは、昨年ヒットして、ある意味映画製作の裏側(っても描き方自体まるで真逆ですが)を描いた「カメラを止めるな!」と世間では比較されてるようですが
作品の放つエネルギーみたいなものは、昨年ヒットして、ある意味映画製作の裏側(っても描き方自体まるで真逆ですが)を描いた「カメラを止めるな!」と世間では比較されてるようですが
まるで見当違いな作品です
確かに
のようなシネコンで女性客ターゲットに上映されるようなキラキラ映画を低予算で作ってるクルーたち
そんな映画に主演してる若手男優さんが壁ドンシーンに悩んでしまったところから
この映画のメインプロットに入っていくんです
どうやらヤング・ポールさんと言う80年代のホラー作品に傾倒しているお方が作った脚本がTCPで準グランプリ獲得したようで
劇中でも彼の分身として登場させてる三浦貴大演じる助監督黒沢明くんに
もうトビー・フーバーの「悪魔のいけにえ」「スペース・ヴァンパイア」の映画を熱く語らせています
が、監督を演じる川瀬陽太は、職業監督のため、キラキラが無事に撮れればいいだけの
っていうかプロデューサー自体お金が儲かればいいだけのPだし
みんな映画愛に燃えてない
ある意味シネコンの番線に乗っかるキラキラ映画を軽ーくディスってますが
って脚本自体デコレーション使ってキラキラさせてるんですね
そんな中で黒沢明の書いていた脚本「ゴーストマスター」が、
なんと怨霊となってそれぞれの役者スタッフに乗り移ってグロテスクに殺していく
ってほとんどクビチョンパ
篠原真一さんが出てらっしゃったもののキラキラ映画の主役を演じてらっしゃった長尾まりあさん
クビなし死体になって転がされているんですが
なんと衣装のJK制服のスカート捲って・・・もう変態じゃないですか(笑
いやクライマックスでは完全に「スペースヴァンパイア」への強烈なオマージュっていうか
完パクなシーンをCGで・・・
トビー・フーバー大好きはわかるけどねぇ
ならもうちっとエロも加味して欲しかった
と思ったのは、私だけ?
プロットにフックが足りないというか、リアルタイムじゃなくてもいいけどトビー・フーバー作品を見てる割にはドップリと夢中にはさせてくれない作品
日本での制作自体に最初っからレイティング規制が邪魔していたのかなぁ
そんな感じのまま映画は終わっちゃいます
ジャケット写真のようなグロ造型満載の映画でして
ジャケット写真のようなグロ造型満載の映画でして
残酷造型が持ち前である西村作品での欲求不満はこの作品で解消されましたけども・・・
個人的に現場邦画界のキラキラ映画偏重へのディスりとかにはちょっと共感されましたが
個人的に現場邦画界のキラキラ映画偏重へのディスりとかにはちょっと共感されましたが
ホラー作品としては微妙な作品だったかな
2019年製作、日本映画、「ゴーストマスター」製作委員会作品
ヤング・ポール脚本・監督作品
出演:三浦貴大、成海璃子、板垣瑞生、永尾まりや、原嶋元久、寺中寿之、篠原信一、川瀬陽太、柴本幸、森下能幸