日本映画専門チャンネルの恒例企画番組”おとなの桃色シネマ白書”の二本目はこの作品
オープニングでの小鳥さんが若者たちのセックスを見てのモノローグで思い出した
一回見ている作品
ピンク映画だからタイトルも再映されるたびに変わるから気づかなかったのもあるのかもしれませんが
見るまで全く気づかなかった
ちなみに初公開時のタイトルこの表題で4年後の再公開時にはさらにわけわからんっていうか
内容にちょっと遠くなった「人妻と大学生 密会アパート」というタイトルだった
ある一軒のアパートの二階の一室
そこで若者と彼に誘われたお姉ちゃんが鳥籠の前でセックスを始めると
それを見ていた籠の鳥がモノローグで語り始める
彼らの前の住人はそれこそ大学生と家庭を捨ててきた人妻が暮らしていたものの
大学生が若い女に心と体を移してしまい2人の関係があっと言う間に終わり
これが再映時のタイトルになってるわけで
再び冒頭の若いお姉ちゃんて言うかOLさんなんでしょう、彼が借金してることを知り
自分が体を売って貯めた金を渡してくるものの2人の関係はそのまま終わる
この部屋にはテープで入り口のドアをガッチリ封印された部屋があり
大家から開けるなっていう条件で安く借りられていたようだ
ってことでこの部屋の最初の住人であるなかみつせいじさんと華沢レモンさんの数奇なお話に・・・
そしてなかみつさんが小鳥になった理由が語られる
そしてなかみつさんが小鳥になった理由が語られる
なんと60分足らずの尺に三つの男女のエピソードを詰めこっんでくるから
細かいこととか省かれ
こっちはただただ三組の濡れ場を頭空っぽにして見てれば良いだけの作品
何にも残らないのはピンク映画の宿命ですが、人間とは不思議で小鳥のモノローグで見て作品だったって記憶が蘇るものの
そこは見たって言う記憶だけで
初めて見るかの若く記憶の中にはその小鳥以外はまるっきり残っていませんでしたから
それなりに初見みたいにこっちも楽しませてもらった
そういう意味ではやっぱピンク映画とか任侠ドラマは消耗品なんですよね
だからタイトル変えてたりして再映できるんだねぇ
切り口の違う記事はコチラ
2004年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
深町章監督作品
出演:華沢レモン、谷川彩、林田ちなみ、なかみつせいじ、白土勝功、高橋剛、かわさきひろゆき