MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

パラベラム 殺し屋の流儀

2025-03-09 05:05:05 | 洋画未公開
なんとまぁアクション映画だと思っていたんですよね
だって“「ジョン・ウィック」シリーズのイアン・マクシェーン主演 
老年の殺し屋、最後の仕事??傑作ノワール・アクション”
って言う宣伝だったしジャケットの絵面からしても銃撃アクションだと思うじゃないですか
 
しかし、依頼を受けてターゲットが来るリゾートアイランドに先乗りした殺し屋さん
土地のお姉ちゃんと懇ろっても、肉体関係持たずに意気投合してしまったり
座礁して何十年も放置されてる船見に行ったり、そんな姉ちゃんの家族と食事したり
さらに観光客の子供と仲良くなったりって言うなんでもない日常を点綴しているだけで107分の尺の100分くらいを消費してしまう作品
 
結果一応は殺し屋の仕事もしっかりと果たすには果たすんだけど
邦題の”パラベラム“が泣くほどに地味な映画なんでして
見る人によって好みが分かれる作品かな

主人公は元空挺隊員のプロの殺し屋さん、連絡係の若者にお姉ちゃんと仲良くしてるとこつけられてたり
イアン・マクシェーンのキャラを生かして作った作品だったようで
殺し屋も人の子だっていうことをほぼ会話劇で見せてくシノプシスでして
銃声は5、6発くらいしか響かない殺し屋さんの映画

人間歳をとるってきっとそういう事だと思うような描きかたしてて
若いお姉ちゃんに好意を寄せたり、子供の遊び相手になったりして時間を潰していける
いや老境になったからこそ、そう言う心境で毎日の時間が潰せるのかもしれませんが・・・
 
そして、まさかのターゲットが・・・だった

主人公の 心中が・・・
やはり撃てなかったのね、その代わりに若い連絡係が・・・
若さ故に非情になれたのじゃないかな
 
アクション映画だと思って見てたんで途中からなんだこれって思わされたものの最後まで見てゆくとなんともいえぬ味わいのある作品だったって気付かされてしまうのね
でもやっぱり好みで分かれる作品であるには違いない
 
2024年製作、アメリカ映画
ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ監督作品
出演:イアン・マクシェーン、トーマス・クレッチマン、ノラ・アルネゼデール、アダム・ナゲイティス、ファニー・アルダン、アンドレス・ヘルトルディクス
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シャーク・イン・ザ・ダーク

2025-03-07 05:05:05 | 洋画未公開
なんと2回目開催予定?の夏まで待てないという事でこの3月1日と2日に開催された
第1.5回東京国際サメ映画祭2025>で上映されたこの作品
そうですもちろんサメ様の映画ちゅうたら、もちのろんでアサイラム作品でありますし
さらにこの作品アサイラムとサメちゃん映画との相性抜群の「シャークネード」シリーズ全6作を作ったアンソニー・C・フェランテによる、非常にまっとうなサメ映画でした。

そしてなんと今作では一時的にサメによって盲目状態に陥り、かたや恋人を喰ってしまったサメちゃん、もう一方ではなんと殺人鬼と同時に対峙せねばならないヒロインには「シャーク・クルーズ 」でもヒロインを演じていたメーガン・カラスキージョさんってもうアサイラムが全力をあげて作り上げたサメムービーだったのね

さきに書いちゃいましたが本作はサメの襲撃にプラスして、ヒロインの目が一時的に見えなくなったり、殺人鬼と恋人とが一時的に手を結ばざるを得なくなったり
恋人をサメに喰われた上に殺人鬼に貞操を奪われそうになるというサメパニックプラスミステリー風の作品になっていましたが
なんかオープニングから嵐が来そうだから早く切り上げた方がみたいなセリフがあったものの
嵐は一体どこに行ってしまったんでしょうかっていうアサイラムらしいシノプシスでしたが
 
ヒロインを襲った嵐はサメと殺人鬼でしたかね
恋人がダイビング中にプロポーズしようって海に出てサメに襲われるという展開の中でボートにサメが体当たりした時に転んで頭を強打して一時的に盲目になったヒロイン
そして彼女の目となりつつもサメに片足食われ、さらにクルーズ船では殺人を犯してた男がこれまた現れてサメパニックにミステリーを加えてのサメ映画
 
それなりに面白く最後まで見られるものの
ちょっと欲張りすぎたのか随所でツッコミどころ満載ではあるものの
アサイラムお得意のサメ様映画としては標準以上の出来だと私は贔屓目に見させてもらいました。
 
ラストのセリフが効いてましたかね
 
今月のアルバトロスのリリース作品4本中アサイラム作品がこの映画含めてなんと2本もあるんですね
やっぱみんな大好きアサイラム映画ですかねぇ
 
2023年製作、アメリカ映画
アンソニー・C・フェランテ脚本・監督作品
出演:メーガン・カラスキージョ、ノアム・シグラー、フランシスコ・アンジェリーニ、ジェイ・キャッスルズ、マーティン・クーパー
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ブラッド・シャウト 地獄への響き

2025-03-04 17:17:17 | 洋画未公開
2月28にプルークからリリースされた二本目がこの作品
もう片方の「シャーク・ガール」という作品がガーリーアクション好き
サメ映画好きな私の脳を刺激してくるからというのと、一応DVDスルーにするのは惜しいから当該DVDの箔付けの意味もあって始まったあの名物恒例企画興行<未体験の映画たち2025>にエントリーしてるからって先に見たけどあかんかったわ
 
この作品ちょっと見スラッシャーホラー映画に見えるオープニングでしたので期待しちゃったもんだから
しかしこの後タイトルインからのオープニングクレジットを受けてのちも
そんなスラッシャー映画の雰囲気だけは醸してくれてはおるんですが
そうあえてもう一回、言わしてもらいま
スラーシャー映画の雰囲気だけは醸していらっしゃるんですが・・・
インディーズのパンクロックかなんかの男3人女2人の5人組バンドがツアーを組んでこのさびれた田舎町にやってきて公演をして次に行く前に寄ったバーで女の子をナンパして
 
朝送り返しに言ったら実に変な海中に沈んだ遺跡の街に連れてかれて
彼女の家族にそのまんま拉致監禁されてしまう
なんと男3人の兄弟と親父がいて件の孫むすめが一家を構えて生活しており
他には誰もいない
雰囲気はまさにホラー映画なんですが
あくまでもホラー映画並み、1人また1人とロッカーたちが殺されて
ってもマチェーテとか斧だとか、鉄の球とか拳銃とか散弾銃とか得物はそれなりのものを、揃えてはいるものの
 
ロッカーだって指咥えて殺されるわけにはいかないから敵も殺していくんですね
そんな殺し合いの映画だったけど
一応ニッポンの指定はR -15なんですがっ、これがこっちが見たい物をまるっきり見せてやろうって意思がないようです
 
って事でこれもまた雰囲気がらしく見えるっぽい映画っていうだけでして
なんかさえんし、狩る方も雰囲気はいいのよ
でもロッカーの女をやるって息巻いてもこっちも武器を使うわけでもなく
どこがR−15なっやろって首をかしげる作品
そして助かったって思った途端・・・
 
2022年製作、ニュージーランド・イタリア合作映画
ニコラス・オネッティ脚本・監督作品
出演:クララ・コヴァチッチ 、 クララ・コヴァチッチ 、 マギ・ブラヴィ 、 レイモンド・E・リー 、 ヘルマン・バウディーノ 、 マリオ・アラルコン 、 ユージニア・リゴン
 
 
 
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ザ・ストイック 暗殺者の森

2025-03-01 05:05:05 | 洋画未公開
2月14日の三本新作っていうか<未体験ゾーンの映画たち2025>にエントリーした作品をレンタルリリースしたのも束の間
プルークさんがなんと2月19日にも未公開作品を2本レンタルリリース
そのうちの一本がこの映画なんですが
一応アクション映画の範疇に入るんでしょうが、なんとも不思議なプロットで展開される映画
 
まぁ邦題のサブタイトルにもあるように一人の“暗殺者”が活躍する映画なんですが
どうなんでしょう原題はまんま「The stoic」ってことで
カトリックかなんかの宗教組織みたいなとこから派遣されるストイックっていう殺し屋さん
武器を持たずにその場にあるものなんでも武器に転換させて相手を葬りさるという殺し屋さんで
 
今回も銃も持たずに小さいポケットナイフ一本で麻薬と人身売買の組織に雇われた傭兵 12人を徒手空拳で殺戮に忍び寄ってくるというストーリー
あ、ポケットナイフは殺した相手のどこかのボタンを記念にもらうためだけに使うだけ
最初の方では何人か忍び寄って次のシーンは相手は倒れてるってカット割でして
ほぼ傭兵たちの会話劇でしたが
 
中盤以降はちゃんと殺しのシーンとかも見せてくれて
ようやくアクション映画らしくはなるものの
見ててもほとんどつまんないし、緊張感もなんもない映画でホント何回かオチそうになったことだけが鮮明に覚えていて
あとはポカーンな映画だった
なんで殺し屋組織がこいつらを狙うのかわからんし、ラスボスというか黒幕の男と殺し屋組織が知り合いみたいな関係だったし
ホントあんま面白くなかった
 
2024年製作、イギリス映画
ジョナサン・エッカーズリー監督作品
出演:スコット・ライト 、 ロッチ・ウィリアムズ 、 スチュアート・ブレナン 、 ジョージ・マクラスキー 、 ジェイソン・フレミング
 
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インシディアス 最後の鍵

2025-02-26 05:05:05 | 洋画未公開
インシディアス 赤い扉」を見るために、ここまでシリーズ一本も見てきてなかったので
過去作品を見ることにっても1、2作とお話が繋がってるのが今回の5作目ということで
昨日今日と3、4作を見ることになりました
結局このシリーズはランバート一家のお話と、その第一作で死んでしまった霊媒師エリーズの生い立ちを語る3、4作目との二筋の流れを持ってて
時制的に見ると第三作の「インシディアス 序章」から今作の「インシディアス 最後の鍵」、そして第一作のインシディアス」へとつながり、第二作の「インシディアス第2章」を経て最新作の5作目の「インシディアス 赤い扉」にと繋がっていくんですね。
 
まぁそんなこんなで毎作怖くもなんともないホラーって多分飽きもせずに書気連ねてきたとは思っておりますが
実はこうやって見てきて見るとなんでしょう確かに幽霊や悪魔ってさほど怖く描いてきてないシリーズでしたので
個人的にはジェームズ・ワンにしては個人的にはまらない作品でもあったんですが
なんとこの「インシディアス 最後の鍵」という作品は個人的に一番私には刺さった作品でしたねぇ
 
なぜにこんんな面白い作品が未公開なんだって憤るくらい面白く見られたのは
多分に今作に関しては
ネタバレになってしまう恐れもあるんですが、一番怖いのは幽霊でも悪魔でも無く
実際は生身の人間だったっていうホラーとは異次元の裏テーマを映画に持ち込んだことでしょうか
まさかねぇエリーズのお父さんといい虐待が実は・・・だったなんてね
そして少女期と思春期を父の虐待と母の死を経つつ幽霊の正体見たり○○だってことが
四十年以上も経ってわかるという
いやげに恐ろしきは・・・ってひねりが実に生きていた作品でしたかねぇ
 
そして赤い扉の向こうにはなんと今作ではエリーズの姪っ子がいくんですね
相変わらずの怖くない幽霊や悪魔の造形まだこの作品ではご愛敬でしかなかったかな
そして付け足しみたいに第一作につながる映像だ締めくくって見せるんですね
あの電話をエリーズにかけてきたのはロレインだったようですね
孫のダルトンって言ってましたものね
 
あとエリーズの飼ってる老犬の名前が・・・
これもお遊びですよね
 
2018年製作、アメリカ・カナダ合作映画
ジェームズ・ワン製作、リー・ワネル製作・脚本、アダム・ロビテル監督作品
出演:リン・シェイ、リー・ワネル、アンガス・サンプソン、カーク・アセヴェド
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インデペンデンス・デイ2025

2025-02-17 05:05:05 | 洋画未公開
私大好きアサイラム映画、いやみんな大好きアサイラム映画だよね
そうでなきゃアルバトロスから毎月コンスタントに1〜2本アサイラム作品がきっちりとリリースされてくるわけですからね
本国のアサイラム社でも需要があるから製作できてるわけで
やっぱなんだかんだ言っても地雷映画は誰でも大好きってことなんだ
それでアサイラムもCGやVFXのクオリティも上げてきてたりとできるわけで
こんな需要と供給のバランスが取れてるっていうのも珍しい
 
いつものアサイラム作品だと主演はおっぱいのおっきな女優さんが主人公なんですが
今作は女優さんが主役では無いのね
どことなく風采の上がらなそうな男優さんが宇宙生物学者さんでマイケル・パレ演じる米大統領の要請を受けてホワイトハウスで宇宙からやってきた球体との攻防戦に対処するストーリー
この球体がいわゆる攻撃型UFOでしてシールドを張っておるために地球の武器や
攻撃兵器がまったく歯が立たなくて米軍隊を完膚なきまでに撃破してしまう
陸軍大将はもはや核兵器の使用あるのみって方向に動くものの大統領がこれだけはNGって動かないのでもはや米国は撃沈寸前に・・・
モロー博士がなんとか対策を見つけて電磁波でシールドを破りそこへ核兵器以外のありとあらゆる兵器を投入して戦いを挑むものの
土星の近くに待機していた10機の球体UFOが総攻撃をかけてきて地球蹂躙にむかうものの
全世界このアメリカ方式で撃退するというお話なんですが
 
相変わらずのツッコミどころ満載でしてその最たるものは破壊された球体UFOからにげだすエイリアンという宇宙人はなんと四つ足の獣でして
それが宇宙船捨ててスタコラさっさと四方八方に蜘蛛の子を散らすように逃げるシーンはあれども彼らを殲滅してる映像は皆無
にげだした宇宙人はこの地球上でどないなったんやって言う疑問を残してのめでたしめでたしでしたねぇ
 
最初に来た一機の球体が偵察機でして地球上の兵器の威力を偵察しての総攻撃だったようですがそんな頭よく見えない四つ足のエイリアンだったんですが・・・
今作は男親が一応子供たちを心配するという家族愛も見せるものの家族愛を前面に出してきてないし、また家族が力合わせてって言う作品でもない
主役を男にしてるというある意味アサイラム作品としては異色作と言ってもいいのかな
アクションシーンがなく爆撃映像だけで構築されてるもののお話としてはそれなりに楽しめる作品でしたねぇ
 
2024年製作、アメリカ映画
エイドリアン・アビラ監督作品
出演:マイケル・パレ、。プレストン・ギア、ポール・ローガン、ニーリー・ダヤン、ヴィニー・パグリース
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エイリアン:アダムス

2025-02-13 17:17:17 | 洋画未公開
これは2月の新作リリース作品です
そして方だからもお分かりの様にあの「エイリアン:ロムルス」に寄せてきた作品でもあるんですが
原題は”Sentinel“いわゆる「戦闘士」って訳すといいのかな、まぁエイリアンから守る兵士ってくれる兵士っていうことだって作品からはわかるんだけど

まぁ「エイリアン:ロムルス」に寄せた作品としてこれは見てみもいけない、語ってもいけなかった「エイリアン バース」という作品もここでみてブログアップしてはいるのですが
あまりの酷さに一部ではなく二部の作品として扱いましたが
その作品を上回るのが本作だった
ってことでこの作品も新作レンタル作品ではあるもののあとさき考えずに文句なしに二部の作品として扱わせて頂くことに

サイラム作品では無いのになんとマイケル・パレが堂々と大統領として出演してたりもするんですが
こんなんのに出てて恥ずかしくないのかな
一応40ねんなえの地球にエイリアンが侵攻してきて兵士たちの戦いも虚しく地球人は月に追いやられてしまい
その月にもエイリアンが攻めてきて
っても最後までエイリアンの姿を見せずにセンチネルに選抜された若者はただただ撃ちまくってる姿を写してるだけの映画
まぁ射撃の映画で全編貫かれてるとこは褒めてあげるけど
結局40年前に地球で戦っていた老人がエイリアンをぶち倒して終わるんですが

平和がこれで訪れて老兵は消え去るべきと去っていった後に
死んだ思ってたエイリアンが動く・・・
これでエンドクレジットな訳で
ただただほんとずーっと見えないじゃなくて見せないエイリアンをただただひたすらに撃ちまくってるだけの映画だったのだ

2024年製作、アメリカ映画
ステファノ・ミラ共同脚本・監督作品
出演:ジェイソン・ムーア、エリー・パトリキオス、ニール・コール、マイケル・パレ
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人間爆弾 立ち止まったら、爆発

2025-02-12 05:05:05 | 洋画未公開
WOWOWのジャパンプレミアム枠で日本初OAされて、DVDスルーされた未公開映画。
これってまぁ時代を反映してアラブ系のテロ自爆を題材としてるけど
ずーっと歩いてないとセンサーによって爆弾ベストが爆発するっていうアイディアは
日本映画なら「新幹線第爆破」(1978)、アメリカ映画なら「スピード」(1994)これらは一定の速度が落ちたら爆発するという仕掛けだしフェイク画像で犯人をだまくらかすのも「スピード」で使ってる
その変形として走り続けるというか車のシートに重量計が仕込まれて車から降りられないっていうのの先駆者はこの映画と同様のスペイン映画「暴走車 ランナウェイ・カー 」(2015) そして2018年はドイツ版リメイク「タイムリミット 見知らぬ影 」さらに韓国リメイク「ハード・ヒット 発信制限」(2021) そしてリーアム・ニーソンでも2023年にも米国版でも「バッド・デイ・ドライブ」というふうに作られてきてまして
 
いわゆるリミットをかけられてどうなるんかいっていうのが肝になるのとこがサスペンスなんですよね
前半はなんだよこのおっさん爆弾ベストつけられておらんやん
自爆テロ犯とのなんとなく友情を感じさせるちょっといい話っていう展開に見てるこっちが戸惑いを感じるものの
後半は爆発テロ犯に逆にこの主人公のタクシー運転手のおっさんが歩き続けないと爆発するっていう爆弾ベストをつけられて
 
いかに警備側との駆け引きでどういう結末を迎えるかっていうのが肝になる作品
これは見てる人間にもそれなりの緊張感を強いてくる作品で
上に書いたようにいっぱい過去の作品で使われたリミットが二重にかけられたプロットを
どう料理して見せるかがこの映画を作った作家さんの腕の見せどころっていうことになってる映画
時代がハイテクになればそれなりに時代の潮流に乗っかった作りになるのが必然
 
でも時代が変わって人の生活様式が変わっても変わらないのは家族愛で、こ映画のテーマは家族愛だったようでラストシーンはある意味問わず語らずではあるものの泣かせるシーンであった
ってか爆弾ベストを着せられた運転手を演じてたルイス・トサルって「暴走車ランナウェイ・カー」でも主演してた人だったんだ
 
2023年製作、スペイン映画
ダニエル・カルパルソロ監督作品
出演:ルイス・トサル、インマ・クエスタ、パトリシア・ビコ
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エンド・オブ・アメリカ

2025-02-07 05:05:05 | 洋画未公開
ん〜不思議な現象だ
まぁこの人の引退映画が一体何本あるんだろうっていうことなんですが、ジャケットにこの人が写っているとどうしても借りてしまう
ブルース・ウィリス
つい最近でもこれが最後だって公開もされてた「エージェント:ナイト NY大捜査線」という作品がラストメモリアルってことで二次使用のDVDで見た記憶があるんですが
 
今作の原題でもKNIGHTっていう主人公の元刑事ってことでNYで捕まってたブルース・ウィリスが活躍する作品
一応監督も脚本家も「エージェント:ナイト NY大捜査線」と同じお方が
そうなんですよLAの刑事が凶悪犯を追ってNYで暴れて捜査権無いのに活躍してたために捕まったんでしょうね
 
この作品と同じアメイジングACからリリースされてるこの作品
どこにも「エージェント:ナイト NY大捜査線」の続編と宣伝もされずに
ある意味別物みたいな作品として扱われていますが
今作の極悪人はこれまた前作に出ていてナイト刑事に協力してた人
もう一人のLAの黒人刑事さんは出演されてはいませんでしたが
 
ブルース・ウィリス演じる元LAの刑事が海兵隊時代に相棒であったフィッツがサンタさんの格好で集団で銀行強盗を重ねていく
銃は撃つわ人を平気で殺すわ警官隊と銃撃戦を繰り返すと言った凶悪ぶりに
ついにナイトを条件付きで釈放してフィッツを追い詰める映画
 
したがって前半はフィッツの暴虐の限りの映像で紡いだ上でもうアカンと言ってクライマックス直前にウィリス解放してフィッツと戦わせるという演出の映画
なんで同じ配給会社なのに原題のタイトルには刑事ナイトって歌われているのに続編ということには一切触れられていないのだ
完全別映画的な扱いだけどほとんどスタッフ・キャスト共にウィリスの病状も考慮して二本撮りで製作されたと思えるんですが・・・・
 
クライマックスにおけるウィリスさんは銃だけで肉体アクションはしないのね
ほぼ全編出ずっぱりは悪の権化を演じるロックリン・マンローだけ
ウィリス引退メモリアル映画はこれで最後なのかな?
 
2024製作、アメリカ映画
エドワード・ドレイク共同脚本・監督作品
出演:ブルース・ウィリス、ロックリン・マンロー、ポール・ヨハンセン、ウィロー・シールズ
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フェニックス 特殊工作員

2025-02-04 05:05:05 | 洋画未公開
1月末に3本リリースされたプルークの最後の作品
大事なものや美味しいものは最後まで残しとくってことで
邦題から察するだけですがガーリーアクションそれも“特殊工作員”ですから銃撃アクションだってことで一番最後までとっておいたんですが
さほどっていうか今月ガーリーアクションがほとんどなかったものですから
期待した分ちょっと期待外れだったかな
 
主役のヒロインはナタリー・エヴァ・マリーと言う米国WWFの女子プロレスのお姉ちゃんってことで一応は銃撃戦もあるにはあるんですが格闘技でしょうか
その銃撃戦にしてもちょっと弾着血糊が出るシーンもあるんですが
敵が何せ格闘にしても銃撃にしても弱すぎ
そしてヒロインはシールズの教官を務めるほどの軍曹で格闘技の専門家
そんな姉ちゃんが警備会社を経営する父親がシンジケートって言うロシアンマフィアに殺されて
 
それ以前にもう母親も殺されてて、父の死を契機に軍を退いて父親の敵討ちをするだけのお話
先にも書いてるように劇中敵とのちょっとした小競り合いの格闘にしても技一手か二手で相手を倒すと言うあっさりとした演出が
この作品自体が私を乗り切れさせてくれなかった
なんかどっか中途半端感が否めない作品となってるようで・・・
 
ヒロインもピンクの長髪で目立つこと目立つこと
目立つわりにアクションあっさりでのスピード展開でラスボスさえ2、3手で倒して敵討ちって言う感じでもないわね
軍の将軍に全てのことが終わって再スカウトされて秘密工作員としてミッションに当たることになり
その作戦名をフェニックスにしようってとこで映画が終わる
なんやねんその後が邦題のタイトルだったんかいな
プロットは私的な父親の敵討ちであくまでプライベートやったんや

って元軍曹がプライベート(二等兵)で活躍すると言う
 
↑(ちょっとした掛け言葉でやんす)
見てて乗り切れんかったんでこんなこと考えながら見てたっていうだけのこと
 
2023年製作、アメリカ映画
ダニエル・ジリーリ脚本・監督作品
出演:ナタリー・エヴァ・マリー、ニール・マクドノー、ランディ・クートゥア、バイ・リン、オレグ・プルディウス

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