なんとまぁアクション映画だと思っていたんですよね
だって“「ジョン・ウィック」シリーズのイアン・マクシェーン主演
老年の殺し屋、最後の仕事??傑作ノワール・アクション”
って言う宣伝だったしジャケットの絵面からしても銃撃アクションだと思うじゃないですか
しかし、依頼を受けてターゲットが来るリゾートアイランドに先乗りした殺し屋さん
土地のお姉ちゃんと懇ろっても、肉体関係持たずに意気投合してしまったり
座礁して何十年も放置されてる船見に行ったり、そんな姉ちゃんの家族と食事したり
さらに観光客の子供と仲良くなったりって言うなんでもない日常を点綴しているだけで107分の尺の100分くらいを消費してしまう作品
結果一応は殺し屋の仕事もしっかりと果たすには果たすんだけど
邦題の”パラベラム“が泣くほどに地味な映画なんでして
見る人によって好みが分かれる作品かな
主人公は元空挺隊員のプロの殺し屋さん、連絡係の若者にお姉ちゃんと仲良くしてるとこつけられてたり
イアン・マクシェーンのキャラを生かして作った作品だったようで
殺し屋も人の子だっていうことをほぼ会話劇で見せてくシノプシスでして
銃声は5、6発くらいしか響かない殺し屋さんの映画
人間歳をとるってきっとそういう事だと思うような描きかたしてて
若いお姉ちゃんに好意を寄せたり、子供の遊び相手になったりして時間を潰していける
人間歳をとるってきっとそういう事だと思うような描きかたしてて
若いお姉ちゃんに好意を寄せたり、子供の遊び相手になったりして時間を潰していける
いや老境になったからこそ、そう言う心境で毎日の時間が潰せるのかもしれませんが・・・
そして、まさかのターゲットが・・・だった
主人公の 心中が・・・
やはり撃てなかったのね、その代わりに若い連絡係が・・・
若さ故に非情になれたのじゃないかな
主人公の 心中が・・・
やはり撃てなかったのね、その代わりに若い連絡係が・・・
若さ故に非情になれたのじゃないかな
アクション映画だと思って見てたんで途中からなんだこれって思わされたものの最後まで見てゆくとなんともいえぬ味わいのある作品だったって気付かされてしまうのね
でもやっぱり好みで分かれる作品であるには違いない
2024年製作、アメリカ映画
ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ監督作品
出演:イアン・マクシェーン、トーマス・クレッチマン、ノラ・アルネゼデール、アダム・ナゲイティス、ファニー・アルダン、アンドレス・ヘルトルディクス