マ・ドンソクはこの映画「新感染 ファイナルエクスプレス」を見る前から強面で悪役やらしてもその存在感をスクリーンに叩きつけておられてよく知ってた存在だったんですが
このゾンビ映画で実に良い役を演じておられて一発でハマり
それ以来彼の出演する作品はDVD化されたものは欠かさずみていると思いますが
その数ある彼の出演作で唯一シリーズ化されてる作品がこの「犯罪都市」シリーズ
2017年の「犯罪都市」で無双鉄拳刑事を演じて悪をそのっていうかあの二の腕の筋肉で悪党どもをぶっ飛ばすマ・ソクト刑事
韓国だけでは飽き足らず二作目「犯罪都市 THE ROUNDUP」ではベトナムに飛び、
三作目の「犯罪都市 NO WAY OUT」では日本のやくざと鉄拳VSポン刀で戦っていての第四作がこの作品「犯罪都市 PUNISHMENT」
17年から4本ですから大体二年に一本の割合で製作されてるマ・ソクト刑事のシリーズなのね
どうやらこのシリーズに関してはマ・ドンソクさんは製作や脚色に絡んでおられて
彼の意見が相当反映されて作られてるようですね
レンタルは2月19日なんですが、セルがなんと3月5日ということで、ここまで待ってフラゲしてのまぁ3月作品扱いになってしもうてますが
いや面白かった
フィリピンの麻薬組織っていうか韓国の犯罪組織が拠点をフィリピンに移して韓国国内にばらまくって言う
そう日本の詐欺集団も拠点を海外に置いてたり、
ここ近日ではなんとミャンマーにそれこそ犯罪都市を作ってしまって中国人や日本人を拉致してきて悪事に加担させてたりとある意味現実をリンクさせた映画になっていましたね
今作では韓国特殊部隊出身の男でナイフの使い手が悪党
彼によって韓国IT技術者がフィリピンで殺されて、その死を悼んで母親も仇取ってって言う走り書きの遺書を残しての後追い
その母親の意志に報いるため犯人逮捕に奔走するマ刑事
今回はここきてこれまたウエッブでのオンラインカジノと電子マネーとか
アナログオヤジのマ刑事には全くわかんない事件ですが彼には猪突猛進しかなく
警察のIT班を含んでの捜査でしたが
マ・ドンソクには彼より強い悪党でないと映画はおもしろくないと今作では元傭兵のナイフの名手
しかし離陸寸前の飛行機内での格闘とはアイディアでしたねぇ
飛行機だと身体検査で金目の品の持ち込み不可ですからまずは何気に悪党からナイフを取り上げての鉄拳勝負
じゃどうなるかって食事用ナイフでの応戦はやはりでした
このクライマックスでのナイフ封じ手はお見事でした
まだまだ続くようですから続編も楽しみ
2024年製作、韓国映画(日本公開作品)
マ・ドンソク製作・脚色・出演作品、ホ・ミョンヘン監督作品
出演:キム・ミンジェ、イ・ボムス、イ・ジフン、キム・ドゴン、イ・ジュビン、キム・シンビ、チョン・インギ、キム・ムヨル、イ・ドンフィ、パク・ジファン