MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

霧と影

2024-12-31 18:25:10 | 邦画
映画がまだ国民の娯楽の中心であった時代ってもそこに斜陽の影が忍んできてる1961年、東映さんが映画新作月4本の制作から第二東映の番線っても東映直営館を改造して今で言うとこのスクリーンを二つにしてなんと月8本の映画をイケイケドンドンで制作してた時の一本でした
ってことで第二東映はニュー東映と会社ロゴを変えたりしてましたが、この二つ路線は一年くらい続いたようですが・・・
 
そんなイケイケドンドンと映画作れていたものはある意味新東宝映画の倒産もあったりで監督さんや主演俳優の移籍で確保っていうのもあったようでしょうか(推量ですが
そんなこんなで新東宝から移ってきた石井輝男監督が高岩肇さんとのきぃうどう脚色で水上勉の原作の映画化作品
 
さらに新東宝の丹波哲郎さんとの息の合った作品に・・・
一応東映生え抜きの梅宮辰夫さんがトップクレジットではあるものの
主役はあくまで丹波さん
そんな未パッケージ作品を東映チャンネルで拾いました。
 
石川の片田舎の小学校の教員が水死体で発見されるどうやら崖から落ちたようだ
事故か事件かっていうことで、警察は事故と判断したが
その死人の友人で東京で新聞記者をしている丹波さんがその真相を探っていくと
その裏になんと政治家が絡んだおっきな疑獄事件が裏に隠されてて
そして時代的というか水上文学の底流をなす日本の隠された部落というか田舎の閉鎖された社会という暗部が見えてくるという作品を
 
なんと83分の尺で描くもんだから、水上作品の本質の上っ面をなぞってるだけだし、人物や時代背景のディテールよりもストーリー優先ってことで
ほとんど説明セリフで映画が進行していく作品でしたが
石井監督の手堅い縁出力でそれなりに見てられる作品でした。
 
文末になりましたが今年一年お世話になりありがとうございました
来年も変わりませずよろしくお願い申し上げます
皆さま良いお年をお迎えくださいませ。
 
1961年製作、日本映画、東映作品
石井輝男共同脚本・監督作品
出演:梅宮辰夫、丹波哲郎、鳳八千代、水上竜子、永井智雄、杉義一、高石義郎、北山達也、故里やよい、八名信夫、菅沼正、富田仲次郎、桧有子、八代万智子、丸山誠、亀石征一郎、織本順吉、内藤勝次郎、小塚十紀雄、十朱三郎、滝沢昭、山田甲一、大野広高、中村是好、杉山枝美子、安井昌二、柳永二郎
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エア・ロック 海底緊急避難所

2024-12-31 05:05:05 | 洋画
そうだったんですか、なんと2024年に開催された“第一回東京国際サメ映画祭”で、審査員特別賞を取ってた作品だそうで
誰が企画したんだろう“東京国際サメ映画祭”なんと先に見た「温泉シャーク」ありきで企画されたイベントみたいですね
 
州知事の娘エヴァは、卒業旅行で恋人ジェドと友人カイルと、ボディガードのブランドンのお供付きで、メキシコのリゾート地・サボヘ向かう。
その飛行機には幼い娘、ローザとお爺さん、お婆さんと仲良くなって
エヴァは1stクラスだったがヒコーキはガラガラで彼女は恋人ジェドと一緒にいたいとエコノミーに席替えしての旅立ちだったが、飛行途中、彼らを乗せた飛行機はバードストライクによりエンジンが火を吹き、サメがウヨウヨする海に水平着水しそのまま海中に沈んでいく・・・
 
オープニング人物紹介でちょっと映画自体がもたつくものの
エヴァは母を飛行機事故で亡くしておりちょっと飛行機に臆して見せたり
そしてバードストライク以降はオンボロヒコーキですからエンジンの爆発により側面が破壊され乗客が空中に飛び出していくCGの出来が良くできてて
まずは空中パニック
水中に沈んでからはちょうどエコノミークラスがエアロック状態になり後は酸素残量とサメちゃんとのサバイバル映画っていうグリコみたいな一粒で二度美味しい映画となっておりましたが
 
サメちゃんがウヨウヨではありますが、サメによる残酷映像はありませんが生き残ったエヴァの恋人や友人がサメに喰われて死んじゃいます
しかしあれだけ母の死で飛行機に不安を感じていたエヴァでしたがパーサーに少女老婆とか生き残り恋人たちが傷ついてからは実に頼もしい存在感を見せてくれるエヴァでしたが
おばあちゃんもかなりの猛者だった、なんとイラクに従軍した看護兵の中尉だったと過去を語りエヴァの恋人や友人の怪我の治療に当たったりと活躍するのは女たち
 
まぁエアロックで酸素不足と戦いながらサメを避けて救助を待つだけなんですが
何せ救助隊もサメに食われる始末ですし燃料なくなるってヘリは帰還しちゃうし
彼女たちは自力で海中から海面に上がらねばならなくなり
なんと少女がサメは泡に弱いって学校で習ったって披露してエアバッグの空気を使って・・・
ホント女たち大活躍の映画でしたかね
 
ちょっと詰め込みすぎな作品でしたがそれなりに楽しんでみてられたのである意味見てるうちは楽しめた作品だったかな
 
2024年製作、イギリス映画
クラウディオ・フェア監督作品
出演:ソフィー・マッキントッシュ、ウィル・アッテンボロー、ジェレミアス・アムーア、マヌエル・パシフィック、グレース・ネトル、ジェームズ・キャロル・ジョーダン、フィリス・ローガン、コルム・ミーニィ
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無法者の島

2024-12-30 17:34:53 | 邦画
これは完全ホットでのブログアップになります
CSの衛星劇場での“幻の蔵出し名画館”と言う番組で本日30日のお昼にエアチェックしといたものノさらに録画視聴です
鶴田浩二さん主演ということと松竹の資本です作られてる衛星劇場でしたから松竹映画だと思っていたら
なんと大映映画だった
 
この映画が作られてる1956年は松竹・東宝・新東宝・東映・大映の五社協定でスターの他社出演を規制と日活への俳優締め出しも兼ねてた時代です
鶴田浩二さんはもうこの時代から松竹を離れていたんですかね
クレジットでも(松竹)とは書かれていませんでしたがフリーになっていたのかな新東宝作品にも顔出されていたし
ってことで専属含めて鶴田浩二さんは日活以外の作品に出演されてた方だったんですね
 
大映のロゴマークから『よさこい節』のメロディーがBGMでしたので
舞台は高知のどこかの島だとわかるように
その島ではいわゆる牛と牛を戦わせる闘牛が盛んで、そんな牛の取引とか競売まで行われる島に
闘牛で金儲けしてる暴れ者の黒川弥太郎演じる博労の兵がその腕力を利用して横綱牛を競売の半値で持ってってしまう
 
そんな島に鶴田浩二扮する都会の優男が現れて、兵の妹の海女から普通の服に着替えるとこに・・・
兵の横暴に困った教師と村長と駐在さんがこの流れてきた男を行方不明で捜索願いが回ってきた柔道六段の猛者に仕立てて兵の動きを牽制しようと
優男に持ちかけるとアルバイト代と危険手当出ればって引き受けてくれて
それを信じた兵も無謀な動きを控えるようになるものの・・・
 
そこは映画ですからこの2人の男の牽制を主体にして優男の宿泊してる旅館の後家さんに兵は惚れており
兵の妹の海女と優男が恋に落ちるのも映画の基本プロットでして
最終的に兵ノ牛が負けたことによって優男と兵との対決がクライマックスに
いきなり鶴田御大の背負い投げが決まって・・・
 
ここで見てる人には全てわかるように
実は優男が実は本物の行方不明の柔道六段だったわけで
2人の男の恋も成就してっていう映画
まぁ1956年の作品ですから毒にも薬にもならないシノプシスの作品だったかな
見てる分には不満はない作品ですがもう少しメリハリがつけられてると良かったと思える作品でした
 
1956年製作、日本映画、大映作品
枝川弘監督作品
出演:鶴田浩二、黒川弥太郎、角梨枝子、青山京子、竹里充子、加東大介、坂本武、見明凡太郎、左卜全、井沢一郎、十朱久雄
 
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フェラーリ

2024-12-30 05:05:05 | 洋画
あのお馬さんのロゴでお馴染みの高級イタ車フェラーリを創設したエンツォ・フェラーリの伝記作品ではあるんですが
なんと1947年にレーサードライバーから引退して会社設立して
映画はその10年後のフェラーリという会社が立ち行かなくなってた1957年という会社存続が危ぶまれてたそのたった1年に特化して作られた130分の作品
 
この一年前にフェラーリは子供を病気で亡くしており、妻であり共同経営者であるラウラはちょっと精神的におかしくなっており
フェラーリは愛人のもとで毎日夜を過ごして帰宅すると、ラウラから真正面から拳銃で撃たれる始末
もちろん当たりはしないもののフェラーリは愛人との間の12歳になる息子ピエロを認知したいと考えているものの
奥さんの手前・・・
 
家庭ではそんなこんなの問題を抱え、会社の方はなんとフィアットやフォードからの買収工作を受けて会社存続の危機で内憂外患な訳で
そんな状況の時になんとイタリアの公道を使ったレース"ミッレミリア"が開催されることになり
このレースに出場してフェラーリ車の起死回生をかけてフェラーリのフォーミュラカーを出場させることに・・・
 
まぁ映画としては前半はフェラーリの家庭の事情を克明に描くもんだから
ほとんど退屈極まりないんだけど唯一の見せ場としてエンツォと愛人との濡れ場でオチさせぬようにして
中盤以降は公道レース参加に向けて映像的にも物語的にも俄然面白くなってくるし
マイケル・マンが監督してるからレーシングシーンは多分にVFX多用してるもののレースシーンの迫力というかクラッシュシーンがこの映画のケレンになっていて
やっぱそこはアメリカ映画やなぁって感心させられる
 
1957年ちゅうたら日本では昭和32年になるのかな、カーレースにしても車体の素材やドライバーなんぞシートベルトとかで固定されずに走るんですからすごいよね
運転手への安全配慮なんて全くないんだね
また公道レースだからレーサーもだけど見物人も命掛けやね、クラッシュで群衆が死ぬんだから
 
なんとこの作品は現時点フェラーリの副社長のピエロが金を出して作らせてるとか・・・ってことで当時 12歳のピエロ少年が妾腹の子でありながら
会社の危機をレースで乗り切ったエンツォによって認知されるとこで終わってる
もうなんか自画自賛のためにピエロ画像お金出して作らせた映画だったんですかね
そんな映画です
 
2023年製作、アメリカ映画
マイケル・マン製作・共同脚本・監督作品、アダム・ドライバー製作・出演
出演:ペネロペ・クルス、ジェイリーン・ウッドリー、ジョゼッペ・フェスティネーゼ、ダニエラ・ピッペルノ、ジャック・オコンネル、パトリック・デンプシー、マリーノ・フランキッティ、ガブリエル・レオーネ、ベン・コリンズ
 
 
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人妻・OL・美少女系 悶絶アパート

2024-12-29 17:47:31 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルの恒例企画番組”おとなの桃色シネマ白書”の二本目はこの作品
オープニングでの小鳥さんが若者たちのセックスを見てのモノローグで思い出した
一回見ている作品
ピンク映画だからタイトルも再映されるたびに変わるから気づかなかったのもあるのかもしれませんが
見るまで全く気づかなかった
ちなみに初公開時のタイトルこの表題で4年後の再公開時にはさらにわけわからんっていうか
内容にちょっと遠くなった「人妻と大学生 密会アパート」というタイトルだった
 
ある一軒のアパートの二階の一室
そこで若者と彼に誘われたお姉ちゃんが鳥籠の前でセックスを始めると
それを見ていた籠の鳥がモノローグで語り始める
彼らの前の住人はそれこそ大学生と家庭を捨ててきた人妻が暮らしていたものの
大学生が若い女に心と体を移してしまい2人の関係があっと言う間に終わり
これが再映時のタイトルになってるわけで
 
再び冒頭の若いお姉ちゃんて言うかOLさんなんでしょう、彼が借金してることを知り
自分が体を売って貯めた金を渡してくるものの2人の関係はそのまま終わる
この部屋にはテープで入り口のドアをガッチリ封印された部屋があり
大家から開けるなっていう条件で安く借りられていたようだ
 
ってことでこの部屋の最初の住人であるなかみつせいじさんと華沢レモンさんの数奇なお話に・・・
そしてなかみつさんが小鳥になった理由が語られる
 
なんと60分足らずの尺に三つの男女のエピソードを詰めこっんでくるから
細かいこととか省かれ
こっちはただただ三組の濡れ場を頭空っぽにして見てれば良いだけの作品
何にも残らないのはピンク映画の宿命ですが、人間とは不思議で小鳥のモノローグで見て作品だったって記憶が蘇るものの
そこは見たって言う記憶だけで
初めて見るかの若く記憶の中にはその小鳥以外はまるっきり残っていませんでしたから
それなりに初見みたいにこっちも楽しませてもらった
 
そういう意味ではやっぱピンク映画とか任侠ドラマは消耗品なんですよね
だからタイトル変えてたりして再映できるんだねぇ
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2004年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
深町章監督作品
出演:華沢レモン、谷川彩、林田ちなみ、なかみつせいじ、白土勝功、高橋剛、かわさきひろゆき
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ブルーピリオド

2024-12-29 05:05:05 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうという企画での視聴です
が、これも漫画が原作でさらにアニメ化されてからの実写化作品と最近の邦画の典型的な足跡を踏んできてる作品
なお原作漫画は”マンガ大賞2020“を受賞しており原作者の山口つばさの実体験を漫画として発表してる作品だとか
まだ原作の連載は終わってないそうで、映画はその一部を実写化してるようですが
一応第一章終了っていう感じでこれだけで一応映画としては完結してると言っても良い作品であるし
続編作っても問題ないようですが・・・はてさて
 
っていうことで、映画の情報を入れて無いのでまさか主人公が高二で絵を描くことの楽しさに触れて芸大目指してお受験する映画だとは思ってもいなかったけど
まぁ見始めたらこの映画の持ってる世界観にどっぷりハマっていたのは 眞栄田郷敦の力量によるものだったのかも
前半はどこにでもいそうな高校生で酒もタバコもそして家庭の事情から国公立大学にしか受験できないのでそれなりに成績優秀な生徒
 
あることってもそれが本タイトルにもなってる“ブルーピリオド”の遊び呆けてオール明けの渋谷の町全体がブルーに見えるところからきてるのね
っていうか再開発中の渋谷も大分様変わりしてるようですね、全く私の知らないような景色だった
最近は新宿しか行かないから世界堂前でのロケはすぐわかりましたがな
ってかこっちもタイトルからも芸大お受験のお話って見えてなかったわけね
そんなエセ優等生がオールでの遊びをやめて芸大一筋にっていうのを周りも支えていくのよね
つるんでた悪ガキ自体も彼に吊られて将来を見据えた進路先をみつけるシーンもあったりして
 
江口のり子さんは何を演らせてそのひとに見えるのがすごいよね
しかし薬師丸ひろ子さんは美術のセンセには見えんかったって、やっぱ過去のイメージがあるからねぇ
 眞栄田郷敦のお父様は世界の千葉ちゃん、父親より演技派ですよね体躯も父親譲りだし
ってことで性同一性の美大志望の友人と裸でのエピソードがまさかの二次試験に役立つとはねぇ
ここは原作含めて(多分)出来過ぎ
 
まぁ芸大はアーティストを目指す人の最高登竜門ですからねぇ
高校2年からっていうのは相当現実では無理くりなお話ですけれど
そこはフィクションですから自分と向き合い己をしり尽くして臨んでのめでたしめでたしのお話ですから
映画的な感動話としてはそれなりに作られていましたが
リアリティとフィクションとしてのクライマックスとしての感動が薄いのが難点ではありますが
そういうことで泣かせる映画ではなかった点は個人的には買いです
 
2024年製作、日本映画、映画「ブルーピリオド」製作委員会作品、WB配給
萩原健太郎監督作品
出演: 眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより、中島セナ、秋谷郁甫、兵藤功海、三浦誠己、やす、石田ひかり、江口のり子、薬師丸ひろ子
 
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タンデム 奥様は痴女

2024-12-28 17:39:15 | NET配信映画
なんともオチが実に秀逸な作品でした
っていうことで、日本映画専門チャンネルの恒例企画番組“おとなの桃色シネマ白書”シリーズ
そう毎月2本、五万と作られたピンク映画の中からほんま文字通り厳選して月2本OAしているこの番組
一応今月の2作品もエアチェックはしてあったもののブログアップするのが
二部作品がそれなりに一部と同様に今月は豊富ですので月末というか師走のどん詰まり近くになってしまいました
 
私も恒例企画としてここまで続けてきたこともあって日本映画専門チャンネルがこの企画を続けていく限りは追っかけていきたいっていうことで
早速ですが
今月最初の一本は見知らぬ中年男が偶然知り合って一台のバイクにニケツするだけの作品ですったらそれまでですが
いやんなかなかオチがつくまでは男の悲哀が描出されてリアルにこっちも一部感傷させられてしまうという作品ではありまして
なんと1994年製作の作品ですから清水大敬さんもまだまだお若いお姿でしたし
 
まぁピンク映画は女優さんの裸で見せる映画なんですが
この作品は中年男2人を見る映画
それじゃピンクにならないからちゃんと4人の女優さんをしっかりと脱がしているのですが
実際は男2人のタンデムの映画ですよね
 
男の胸の内での回想で濡れ場が展開され、そしてまさかのオチで映画が終わるっていう小林政弘の脚本もグーです
 
切り口の違う記事はコチラ
 
1994年製作、日本ピンク映画、新東宝作配給
小林雅弘脚本、サトウトシキ監督作品
出演:紀野真人、清水大敬、葉月蛍、石原ゆり、扇まや、高野ひとみ、勝山茂雄、佐瀬佳明、伊藤猛
 
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呪葬

2024-12-28 05:05:05 | アジア映画
台湾産のホラー映画ですが、一応音で驚かすタイプの作品
一応怨霊というか幽霊も姿見せますが、ちっとも怖くもない作品
ホラーに家族愛をテーマとして打ち込んだものだから何故か怖くもなんともない
あるしゅ中途半端感が、そうホラーを捨ててテーマ作品にするか完璧チョー怖いホラー作品にするかどっちかにしてほしかったものの
まぁ国民性の違いや色々とあるんでしょうね
 
第一初七日喪に服して葬儀を親族を行うなんで風習自体日本にないもんだから
そこからして戸惑うよね
でもこう言った風習はホラーにとっては良き題材であるんだから、そういったものを潔くどっちかに振り切って欲しかったよね
音ももっとおっきくするならする、ドキッともしない音でブツって画面がFIしちゃうから怖くもないんだよね
 
オープニングのコンビニの夢落ちシーンだってもうちょっと怖くすることだってできたはず
そんなコンビニ店員のおばさん親娘の爺さんが死んだもんだから葬儀に参加しに行って
この親娘が親戚筋から味合わされる恐怖体験をこっちのみてる方も追認していくっていう寸法で作られている作品
 
この親族でも良い人と悪い人がいて、いちおう悪い奴が実は・・・
良い奴がそうなんだっていう映画の基本シノプシスの王道を守ってる作品ですが
先に書いたように音ではさほど驚かず
かと言って怨霊だか幽霊だかの造形も中途半端だったしで
個人的には台湾ホラーって怖いんだっていう先入観がどっかあったもんだから
見てて完全拍子抜けしてしまった作品でしたが
 
主演のお母さん最後何処に消えた?
娘さんはエンドクレジット中に手術受けてたみたいなんだけど一体誰から
消えてしまった直属親族だったのならここの親族の誰が・・・手術費用とか整えたの
そう確か誰もいないはずだよね
っていうのが恐怖映画だったのかな!?
 
2022年製作、台湾映画(日本公開作品)
シェン・ダングイ監督作品
出演:セリーナ・レン、チェン・イーウェン、ナードウ、ウー・イーハン、チェン・チアクエイ
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夜王烈伝2 打倒No.1への道

2024-12-27 17:05:48 | OV
我が敬愛して止まぬ山内大輔監督が夜の世界に蠢くキャバ嬢、ホスト、闇金、ソープ嬢にスカウトたちの世界観を千鶴というキャバ嬢と彼女を見出した夜の帝王黒崎で回る、自称“千鶴サーガ”と名付けた夜の世界のドラマ化をしてきた山内監督が、その千鶴を演じてきた古川いおりというAV女優が2022年 12月末日をもって業界を去ったことで
2024年6月から一条紫乃という夜の世界の女王を中心に描いていく第二章が始まったようですが
 
この世界観も千鶴の世界観をそのまんま受け継いでいるので続けて見ていくことにして
現在では個人的にいわゆるレンタルDVDの末路を看取るという観念でここのブログも運営しておりますから
並行してリリースされている「嬢王協奏曲シリーズ」と「夜王烈伝シリーズ」も実は後半戦のその本体を現した「夜王烈伝 愛のカリスマを目指す男」から見初めて
 
そうなんですよねこの「夜王シリーズ」だけはなぜか円盤がリリースされてるのでどうしてもそうなりがちでして
今回もこうして同月に2本リリースされたのですねお正月っていうこともあったんでしょうが
でして早速レンタルしてきての即視聴
 
一応前作の後編という形を取っておりますが、前作では脇に回っていた架乃ゆらさん演じるゆかというキャラがどうして闇に落ちていったかっていう内容の作品んでして
前作の主演である百永さりなさんが特出扱いになっての二本撮りだったようですね
そして枕営業専門のホスト役の大空太陽が前面に出てきて遣リ手の高マクラのホステスに・・・
そして一条紫乃が表舞台に堂々と登場人してきてましたね
 
今後は”一条紫乃サーガ“って言ったほうが良いんでしょうが色々と劇中でのセリフの端々では黒崎の名前も鷹城あやみの名前も出てきてましたのこのシリーズは“千鶴サーガ”のスピンオフって見ても良いのかもしれませんね
今後の発展的展開に期待
 
次は東映チャンネルで1月に「嬢王協奏曲2」を見れば良いのかな
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2024年製作、日本OV、ネクスタシーEX作品
山内大輔脚本・編集・監督作品
出演:架乃ゆら、沙月恵奈、百永さりな、白木優子、吉田タケシ、大空太陽、安藤ヒロキオ、只埜なつみ、泉正太郎、尾崎泰弘、佐々木狂介、モリマサ
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先生の白い嘘

2024-12-27 05:05:05 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうという企画で視聴した作品
また先日見た「告白 コンフェッション」と実は同日二次使用のDVDがリリースされてたものの、なんとその作品では三人しか登場人物がいないにもかかわらず、全く一言のセリフもなしで
ただ殺されるだけでの演技を見せてくれてた奈緒さんという女優さんの主演映画だったのでこれまたどんな演技を見せる女優さんなのかという興味もあったので見てみようって思った要因の一つでもありました。
 
この映画もまた原作が漫画だったのね、それも原作発表はなんと2013年から2017年まで連載されてたそうで単行本8冊の長編だったようで
それもそれなりにセンセーショナルな話題の漫画だったとか
漫画も見ないし、映画の事前情報も全き入れない私ですから
見る前にはあの「高校教師」の男女逆転ヴァージョンみたいな作品だと思って見始めたものの
全く違う作品でさらにそのセンセーショナルな内容におどろきもものきさんしょのきでありました
こんなゲス男を風間俊介さんが演じてるとは
アップの時に鼻腔が膨らんだりと彼もかなり入れ込んでた演技このゲス男を演じていたんですね
 
まぁ性の男女の捉え方と一般的な認識と言ったものがある意味ひっくり返させられる作品でしたが
確かに生徒と関係を持ってしまう女教師でもあるし、男に隷属刺せられてしまう女でもあると言う
実に女とは・・・・っていう性の不条理もさることながら
個人的には理解してるようで理解できてない女の性というものの本質を突きつけられた作品だったかな
 
多分に原作者が女だからこういう女というものを描けたし
性的に格差がセックスには存在しうるんだっていう不条理な不文律がそこには太古の昔からあったんだって突きつけられた感が強かった気がする
 
まぁ一応R -15の指定を受けてるもののセックスシーンで脱げていない女優さんって出演した意味があったんだろうかって見てて思ったんですが
そう思うこと自体が性の格差を持ってる男だから言えることなんだよって
意図的にそういう演出をあえてしたんだろうってブログ書きつつ気づかされた
 
2024年製作、日本映画、映画「先生の白い嘘」製作委員会作品、松竹配給
三木康一郎監督作品
出演:奈緒、猪狩蒼弥、三吉彩花、田辺桃子、井上想良、小林涼子、森レイ子、吉田宗洋、板谷由夏、ベンガル、風間俊介
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