MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

夜の闇の世界・山内大輔が描く千鶴サーガ作品まとめ

2025-01-05 20:00:26 | 映画
今リアルタイムでチャンネルNECOで「闇の手配師−リオ−」を見ていて
改めて山内ワールドは完全に繋がってるなぁってことで
一応、古川いおりさんの「嬢王ゲーム」から始まった六本木、歌舞伎町、池袋ロマンス通りで繰り広げられる夜の闇の世界を描いた一連の作品の欠損がないかも兼ねて
ここのブログに記載されているかをリリース順にまとめてみました
ぜひご参考に・・・
 
 
順次更新中
リンク先がないのは未見です、円盤から配信に変わってしまってますので
いずれCSかBSで拾います
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マッチング

2024-09-08 05:05:52 | 映画
これを最初に書かせてもらいますともう完全ネタバレですが
ラストシーンの水族館で水槽を見つめながら輪花の手が吐夢の手をそっと握る
これって恋が芽生えたってことでしょう
輪花は預かり知らないこととは言え輪花と吐夢って腹違いの姉弟だよね
完全近親相姦だよね
こんな終わり方で良いのかよ
 
現代社会を取り巻くIT環境の発達はめざましく、いまでは出会いの少ない男と女はスマホのマッチングアプリで趣味や生き方の近い人をさがし
それによって性欲のみを満たす人がいてもおかしくないし
真面目に結婚相手を探す人がいてもおかしくない時代
そんな時代を反映して作られたサイコミステリー作品
オープニングからマッチングアプリで結婚したカップルが新婚一週間以内にカップルでの惨殺死体が発見されると言う事件が頻繁に起きている
 
輪花の仕事は結婚式場のウエディングプランナーであるが
自身の結婚には完全に置いてけぼりされたアラサー女子
多少の焦りからマッチングアプリを友達が使ってマッチングした吐夢という男性が現れるものの
かれの性格がストーカー化してくるみたいでだんだん避けるもののしつこさが増してきて
マッチングアプリ会社の影山という男が色々と輪花の相談相手になってくれる中
 
輪花の周りでは彼女がプランニングし結婚したJK時代思いを寄せていた教師夫婦が惨殺死体で
同じくマッチングアプリで背中を押してくれた同僚が彼女の目の前で殺され
極付は父親まで死体で発見され
ここまでミステリー作品のセオリー通り一番怪しいやつが一番怪しくなく親切な奴が一番のワルだったって言うセオリー通りに運んできたシノプシスをもう1回転させるという映画
 
まぁこれには輪花の父親の25年前の不倫が影響を及ぼしており
この二転三転する作品が25年前の復讐劇の集大成であることがわかり
ようやっと吐夢を信頼に足る男と信じた彼女にこの後待ち受けてるものはなんなのよ
 
ってとこで映画は終わる
25年前の父親の不倫が現在に不吉かつ血生臭い殺人をおこさせていて
それが解決したと思うのは輪花一人であって
ドロドロした肉親の愛憎劇と並行して起きる新婚夫婦惨殺事件との関連も何もかも解決せずに勝手に映画は終わってしまうのよね
 
多才な才能でいろんなジャンルの作品を作る内田英治監督が原作本を書きさらに脚本まで描いて自らメガフォンをとっての作品ですから面白くないはずがないのに
なぜにこんなに説明も省略したような作品としたのかが不思議
続編作る気でこのようなモラルに反した結末にしたのだろうか
 
見終わって色々調べると腹違いの姉弟に関しては誰もなにも言ってないのよね
こんな重要なことなんで誰も気にも止めないのかなぁ
そんなこんなで普段は絶対しないネタバラシから敢えて書いてみました。
 
2024年製作、日本映画、「マッチング」製作委員会作品、KADOKAW製作幹事&配給
内田英治原作・脚本・監督作品
出演:土屋太鳳、佐久間大介、金子ノブアキ、杉本哲太、片山萌美、永瀬莉子、石田佳央、真飛聖、後藤剛範、円井わん、前原滉、瀧川鯉斗、畦田ひとみ、片岡礼子、斉藤由貴
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禁断の一夜 義父の嫁いじり

2024-06-08 19:22:13 | 映画
下の「色眼鏡Ⅲ 愛欲の秘境を覗いた夫婦」の記事を書く関係で我がブログ内を“色眼鏡”で検索していて気づいたんですが・・・

チャンネルNECOでのいわゆる本6月8日の放送分の深夜枠というか
暦では6月9日日曜日の早朝5:00〜から放送予定になっているこの「禁断の一夜 義父の嫁いじり」というOP映画のこの作品は

R -18でのピンク映画劇場での公開時では70分の尺で「義父と未亡人 一夜だけの秘め事」と言うタイトルで
そしてテアトル新宿での恒例企画興行2021年の<OPフェス>では「こぼれ落ちた夜」と言ったタイトルでR -15作品として公開されていた作品で
さらにDVD化された時には「義父と未亡人妻 こぼれ落ちた夜」と言うタイトルで73分の尺でリリースされたものが

なんと「禁断の一夜 義父の嫁いじり」というTVOA用のタイトルと60分の短尺でOAされるようですね
まぁ拙ブログを参考のあてにこられた方は「義父と未亡人妻 こぼれ落ちた夜 」へ飛んでいただければ幸いに存じます。



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ありゃりゃ

2024-01-25 20:10:05 | 映画
私って大抵の映画は一度前に見てる作品だったら
 
なんらかのとこで既視感あるなぁって思い出してくるんですが・・・
 
どうしてやろう、ライツキューブから本日レンタルのみでリリースされたこの作品
 
ライツキューブさんからは本日は「日本統一60」しか見るもんないから、この作品を
 
合わせてレンタルしてきて、ブログ構成の順番からしてこっちを先に見て、さて感想
 
をって、いつものように調べてたら、なんとこの作品日本映画専門チャンネルかどっ
 
かで録画したやつ見てたんですね
 
全く104分最初っから最後までお初の作品として見てましたわ
 
なんも思い出さへんってことはよっぽど初見の時も刺さらへんかったやねぇ
 
ということで感想は初見を大事にしたいから「背中」の方で
 
ってそっちも大したこと書いてへんですなぁ
 
1日二本連日更新ってことでこんなんで今日はごまかしときます
 
すんまそん
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勝手に<韓国映画祭り>開催

2023-12-08 19:07:20 | 映画
なんなんでしょうか
ここんとこ韓国映画のDVDリリースが極端に少なかったんですが
 
今月になって
「THE WITCH/魔女 ―増殖―」
「ブルドーザー少女」
「告白、あるいは完璧な弁護」
「聖なる復讐者」
「もしかしたら私たちは別れたかも知れない」
とロマンスものは敬遠するかどうか迷っているっていうのもあるんですが5本も韓国映画のリリースがあるということで
 
集中的に韓国映画を見ていこうと自ら<韓国映画祭り>というブログ企画を企てました。
 
まぁその企画のトップを飾るのはやはりこの作品「THE WITCH/魔女 -増殖-
 
実はもう米盤のBlu-rayで今年の一月に鑑賞済みでして第一印象を大事にしたいのでリンク先に飛んでいただければ
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BACK FIGHTER

2023-10-15 20:08:14 | 映画
今月のリリース情報を見ていて
この作品がジャケット見ても私の好物のガーリーアクションに見れたんですが
リリース日には私のいつも使ってるGEOさんにもTSUTAYAさんにも導入されていない
ってことで行きつけのDVD屋さんに行ってみたらそこも入荷されていませんでしたので予約してようやっと入手することができましたので早速試聴したら
 
なんと過去に作られてきた2009年の「ストイックガール」2017年の「クレイジーファイター」に続く三部作の最終作だったようで
オープニング闇の組織に潜入し命を落とした潜入刑事の娘二人が刑事になっており今作もこの刑事の遺児ランとミラノの二人の女刑事を中心に親の仇を討つって言うお話であることが
オープニングのナレーションで語られて
 
後は90分間アクション俳優たちが日本特有のアクションとして己の肉体のみでノーワイヤーノースタントでのアクションを繰り広げるだけの映画でした。
きちんと役者さんの名前と役名がそれぞれ画面につくので誰が誰を演じているんだって言うのもわかって
こんな女の子がこんだけのアクションができるんだって言うのがわかって
実に分かりやすいし
アクションを見せることを主体としてる作品なだけに
プロットは単純であるためにお姉ちゃんたちの肉体美アクションだけを単純に楽しむだけの作品。
 
ほとんど最後に三部作のラスボスが誰かがわかるようになって銃で始末をつけるのと
途中でポン刀によるアクションもあって目で楽しむ作品でしたが
このように己の体でアクションを見せてくれているお姉ちゃんたち誰一人としてこの作品で始めてみた人たちなんですが
なんかのVシネとか映画ではスタントウーマンとして活躍されてる人たちなんでしょうかね
かれら彼女らを知ることになりましたので
これからのいろんな日本のガーリーアクション映画を見た時にエンドクレジットの中でお名前を発見する楽しみが増えた気がする。
 
2023年製作、日本映画、POWER  UP作品
佳本周也原案・脚本・編集・出演・監督作品、みろアクション監督・出演
出演:留川真帆・奈之未夜・後藤啓吾・世奈・神戸豊・亜連・大里祐貴
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鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽

2023-04-18 05:05:48 | 映画
日本映画を積極的に見て行こうと言う企画で視聴した作品。
言わずと知れた太宰治の『斜陽』の映画化である
商売柄一応原作は既読ですが、学生時代に読んでるのでもうほとんど覚えていませんが
ヒロインがデカダンスな作家と一夜を共にしただけで妊娠し、今で言うシングルマザーとして戦後を生きて行こうって言うくらいしか覚えていませんでしたが・・・
 
斜陽の表題が示す通りヒロインは戦後解体された貴族の娘で
東京から庶民として伊豆に新居を構え叔父からの僅かなお金をもらい農家を手伝いながら生きていたものの
戦地から生還して来た弟が極貧生活を嫌いデカダンスの太宰治をモデルにした様な流行作家の元でクスリと酒にうつつを抜かす怠惰な生活をとがめに行って
 
過去に惹かれていた作家に再会し心ときめかせて
っていうか作家の妻子への当て付けなのか一夜の欲情に身を任せてしまうことで身篭ってしまうものの
母と弟の死を乗り越えて、結核で客死した作家と同じ日に男子を産み
母として女として作家の女房に勝った気でシングルマザーとして生きていくことを選択するお話
 
まぁまぁこうやってストーリーを書くとちょっとドロドロした感じになるんですが
ヒロイン演じてる宮本茉由さんの美貌と爽やかな演技によって
没落貴族のお嬢様が愛を貫いたことで女として強くて生きていく術を得ていくって言う様な作品に映画はなっている様で
太宰治がこの作品を上梓した戦後直後の昭和の女っていうよりは
平成を経て令和って言う時代の女としてヒロインを捉えた作品になっていた様な
 
見終わって調べてみたら白坂依志夫と増村保造の未発表の脚本を
増村保造の助監督を努めていた近藤明男が今の時代に合わせた女性像のヒロインに脚本を時代に合わせたように手直しして自らメガホンをとって完成させた作品
今でも太宰治ファンは引けも取らないってことでの映画化でもあった様ですが
私的にはなんで今更太宰なのって思ってしまうし
この『斜陽』は五社自身がプログラムピクチャーを量産していた映画界では一度も映画化されていなかったんですね
って言うことで白坂・増村脚本は脚本段階で企画は通っていなかったってことだったんですね
そう言う意味でも、なんで今更って思えるんですよね私には・・・
 
でも初めて宮本茉由さんって言う女優さんを得ての映画化って言う意味ではある意味成功であったって言うのも事実ではあるような・・・
今後日本映画を積極的にっていう企画の中で宮本茉由の名を見つけていければって思ってしまいました。
 
2022年製作、日本映画、「鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽」製作委員会作品
太宰治原作、白坂依志夫・増村保造原案脚本、近藤明男共同脚本・監督作品
出演者:宮本茉由、安藤政信、水野真紀、奥野壮、田中健、細川直美、白須慶子、三上寛、柏原収史、萬田久子、柄本明、尾崎右宗、菅田俊、緒方美穂、岡元あつこ、春風亭昇太
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東映チャンネルの博奕打ちシリーズ

2023-02-02 02:06:25 | 映画
先月のこのシリーズでの第八作の「博奕打ち 流れ者」で第九作目が「博奕打ちいのち札 」って書きましたが
東映チャンネルでは第九作目に「札つき博徒」を持ってきており
したがって「博奕打ちいのち札」は十作目になりまして
今月OA予定されており、今、2月1日の昼におOAされた「札つき博徒」を見終わって
これってもしかしてって過去記事検索したら記事にしておりましたので
 
なお東映チャンネルのHPでは来月OA予定の「博奕打ち外伝」をシリーズ最終作と位置づけされてましたので
これでこのブログでの鶴田浩二御大の「博奕打ち」シリーズはコンプリート
ってことにさせていただきました。
 
参考
博奕打ち」(第一作)
博奕打ち 一匹竜」(第二作)
博奕打ち 総長賭博」(第四作)
博奕打ち 殴り込み」(第五作)
いかさま博奕」(第六作)
必殺博奕打ち」(第七作)
博奕打ち 流れ者」(第八作)
札つき博徒」(第九作)
博奕打ちいのち札」(第十作)
博奕打ち外伝 」(最終作)
 
 
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