MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

エア・ロック 海底緊急避難所

2024-12-31 05:05:05 | 洋画
そうだったんですか、なんと2024年に開催された“第一回東京国際サメ映画祭”で、審査員特別賞を取ってた作品だそうで
誰が企画したんだろう“東京国際サメ映画祭”なんと先に見た「温泉シャーク」ありきで企画されたイベントみたいですね
 
州知事の娘エヴァは、卒業旅行で恋人ジェドと友人カイルと、ボディガードのブランドンのお供付きで、メキシコのリゾート地・サボヘ向かう。
その飛行機には幼い娘、ローザとお爺さん、お婆さんと仲良くなって
エヴァは1stクラスだったがヒコーキはガラガラで彼女は恋人ジェドと一緒にいたいとエコノミーに席替えしての旅立ちだったが、飛行途中、彼らを乗せた飛行機はバードストライクによりエンジンが火を吹き、サメがウヨウヨする海に水平着水しそのまま海中に沈んでいく・・・
 
オープニング人物紹介でちょっと映画自体がもたつくものの
エヴァは母を飛行機事故で亡くしておりちょっと飛行機に臆して見せたり
そしてバードストライク以降はオンボロヒコーキですからエンジンの爆発により側面が破壊され乗客が空中に飛び出していくCGの出来が良くできてて
まずは空中パニック
水中に沈んでからはちょうどエコノミークラスがエアロック状態になり後は酸素残量とサメちゃんとのサバイバル映画っていうグリコみたいな一粒で二度美味しい映画となっておりましたが
 
サメちゃんがウヨウヨではありますが、サメによる残酷映像はありませんが生き残ったエヴァの恋人や友人がサメに喰われて死んじゃいます
しかしあれだけ母の死で飛行機に不安を感じていたエヴァでしたがパーサーに少女老婆とか生き残り恋人たちが傷ついてからは実に頼もしい存在感を見せてくれるエヴァでしたが
おばあちゃんもかなりの猛者だった、なんとイラクに従軍した看護兵の中尉だったと過去を語りエヴァの恋人や友人の怪我の治療に当たったりと活躍するのは女たち
 
まぁエアロックで酸素不足と戦いながらサメを避けて救助を待つだけなんですが
何せ救助隊もサメに食われる始末ですし燃料なくなるってヘリは帰還しちゃうし
彼女たちは自力で海中から海面に上がらねばならなくなり
なんと少女がサメは泡に弱いって学校で習ったって披露してエアバッグの空気を使って・・・
ホント女たち大活躍の映画でしたかね
 
ちょっと詰め込みすぎな作品でしたがそれなりに楽しんでみてられたのである意味見てるうちは楽しめた作品だったかな
 
2024年製作、イギリス映画
クラウディオ・フェア監督作品
出演:ソフィー・マッキントッシュ、ウィル・アッテンボロー、ジェレミアス・アムーア、マヌエル・パシフィック、グレース・ネトル、ジェームズ・キャロル・ジョーダン、フィリス・ローガン、コルム・ミーニィ
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フェラーリ

2024-12-30 05:05:05 | 洋画
あのお馬さんのロゴでお馴染みの高級イタ車フェラーリを創設したエンツォ・フェラーリの伝記作品ではあるんですが
なんと1947年にレーサードライバーから引退して会社設立して
映画はその10年後のフェラーリという会社が立ち行かなくなってた1957年という会社存続が危ぶまれてたそのたった1年に特化して作られた130分の作品
 
この一年前にフェラーリは子供を病気で亡くしており、妻であり共同経営者であるラウラはちょっと精神的におかしくなっており
フェラーリは愛人のもとで毎日夜を過ごして帰宅すると、ラウラから真正面から拳銃で撃たれる始末
もちろん当たりはしないもののフェラーリは愛人との間の12歳になる息子ピエロを認知したいと考えているものの
奥さんの手前・・・
 
家庭ではそんなこんなの問題を抱え、会社の方はなんとフィアットやフォードからの買収工作を受けて会社存続の危機で内憂外患な訳で
そんな状況の時になんとイタリアの公道を使ったレース"ミッレミリア"が開催されることになり
このレースに出場してフェラーリ車の起死回生をかけてフェラーリのフォーミュラカーを出場させることに・・・
 
まぁ映画としては前半はフェラーリの家庭の事情を克明に描くもんだから
ほとんど退屈極まりないんだけど唯一の見せ場としてエンツォと愛人との濡れ場でオチさせぬようにして
中盤以降は公道レース参加に向けて映像的にも物語的にも俄然面白くなってくるし
マイケル・マンが監督してるからレーシングシーンは多分にVFX多用してるもののレースシーンの迫力というかクラッシュシーンがこの映画のケレンになっていて
やっぱそこはアメリカ映画やなぁって感心させられる
 
1957年ちゅうたら日本では昭和32年になるのかな、カーレースにしても車体の素材やドライバーなんぞシートベルトとかで固定されずに走るんですからすごいよね
運転手への安全配慮なんて全くないんだね
また公道レースだからレーサーもだけど見物人も命掛けやね、クラッシュで群衆が死ぬんだから
 
なんとこの作品は現時点フェラーリの副社長のピエロが金を出して作らせてるとか・・・ってことで当時 12歳のピエロ少年が妾腹の子でありながら
会社の危機をレースで乗り切ったエンツォによって認知されるとこで終わってる
もうなんか自画自賛のためにピエロ画像お金出して作らせた映画だったんですかね
そんな映画です
 
2023年製作、アメリカ映画
マイケル・マン製作・共同脚本・監督作品、アダム・ドライバー製作・出演
出演:ペネロペ・クルス、ジェイリーン・ウッドリー、ジョゼッペ・フェスティネーゼ、ダニエラ・ピッペルノ、ジャック・オコンネル、パトリック・デンプシー、マリーノ・フランキッティ、ガブリエル・レオーネ、ベン・コリンズ
 
 
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アビゲイル

2024-12-26 05:05:28 | 洋画
いやもう汚ったねぇって言うのが見終わっての第一印象でした
クライマックスではもう血反吐吐くのがもう体内の血液全部それも間断なくブシャーって吐き出してみたり
あ、言い忘れてましたがこれってヴァンパイア映画ですから首っ玉にかじりついたり、さらに噛みつかれた相手はもちろんバンパイアになるんで、太陽浴びたらバーンって、杭を心臓に刺されても体が爆発破壊して肉片と血飛沫が四方八方に飛び散ってって言うまぁこう言ったシーンをよくぞ撮ってくれました
って言うのがケレンになってる作品ですから
 
その傍にいる連中はもう血塗れですよね血糊の大判振る舞い
演じる方も血糊浴びまくりで大変だったでしょうって言う映画
血糊の大盤振る舞いにみてつこっちも拍手喝采って言う映画だってDVDはバンパイアのアップですが映画ぽすたは逆にそんの真っ赤っかかな映画とは思わせないデザインとなってるのもいいねぇ
 
しかもそのバンパイアがなんとあどけない少女ときてるからねぇ
私はロリではありませんがこのバンパイアを少女にしていたのもこの映画の勝因の一つでもあると思うし
それにバンパイアのバレリーナ、何処のドイツやこんな素晴らしい発想を思いついたのは・・・
 
そうなんですこの社会からはみ出した6人の男女が、そうなんです今日本でも問題になってる闇サイトから応募して集められた誘拐闇バイトでお互いが知らぬ同士だっていう
そんな6人がまずは少女の誘拐に成功し
身代金が届くまで変な家に少女を一晩監禁することを命じられ
御金欲しさに近衛家で監禁されたバンパイア少女との1日の攻防戦を描いた作品
で上記のような常軌を逸した109分の映画でした
 
一つ気になったのはバンパイアに噛み付かれバンパイアになった人間に噛みつかれても、いわゆる親バンパイアが死ねばバンパイアから解放っていうかバンパイアにならんで済むっていうご都合主義は納得行かんかったけども
そいじゃ映画も終わらんしねぇ
さらに主人である症状バンパイアより噛み付かれバンパイの方が強いっていうのも納得いかんけど
それで映画が面白くなるのなら目を瞑ってもいいのかな
 
まぁ要は面白ければなんでもありっていうことで、大変楽しく満足させてもらった作品でした
 
2024年製作、アメリカ映画
マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレット監督作品
出演:メリッサ・バレラ、ダン・スティーヴンス、キャスリン・ニュートン、ウィル・キャトレット、ケヴィン・デュランド、アンガス・クラウド、アリーシャ・ウィアー、マシュー・グード、ジャンカルロ・エスポジート
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またヴィンセントは襲われる

2024-12-24 05:05:05 | 洋画
この作品プルークからのリリースであるけども日本ではミニシアター系で公開されてた作品だったのね
 
訳のわからぬ間に目と目が合っただけで急にその相手から暴力を受ける男のお話
ある意味見終わって思ったんだけどコレっていわゆる変形なゾンビ映画と言ってもいいのかもしれない
 
だって集団で襲われて逃げるシーンがあってクルマに避難するも暴徒が車を叩いて完全にココはゾンビえいがのパクリ
っていうかそんなこんなでリアウィンドウ壊されるんですが
次のシーンでは普通になっていた
制作側のちょっとしたミスは見逃しませんよ私は
 
まぁ命の危険を感じたい主人公のヴィンセントは誰にも合わない目を合わせないということで父親からクルマ借りて父親の別荘に一人逃げ込むんですが
別荘の隣の子供が襲うし
まぁ都会のアパートでも階上の子供に襲われてそれを振り払ったことでここにいられなくなったッテのもう一つの理由ではあるんですが
 
そんな田舎でジャンクフードの女店員と仲良くなるものの
彼女も一瞬暴力的になって襲ってくるものの
なんとか正気に戻って暴れないように手錠をかけてのセックスに・・・
セックス手錠を使うのはSMプレイだけだと思ってましたけど・・・
 
まぁコレがフランス全土に広がってここから逃げようってことになったらたら避難民でクルマが渋滞して動けない中で人々が襲われてってことでコレはゾンビウィルスに匹敵するウィルスだったんでしょうか
そんな収拾のつかない中で父親探しに車外に出たヴィンセントはなぜか誰にも襲われない
そう今度はヴィンセント何ウィルスに感染していたんでしょうね
ミイラ取りがミイラになったってことかな
 
で彼女さんんを襲ってしまうヴィンセントでしたがなんと彼女に目隠ししてもらって
彼女のヨットでウィルス汚染されたフランスから彼女のヨットで脱出を企てるとこで映画は終わりますが
コレでフランスだけでのウィルス蔓延だったのを世界にばらまきに行こうっていうことになるのかな
 
変形ゾンビ映画だって思えばどっから菌が来てなんていうことも気にしなくて済むわけで
映画的に説明もらっていらないわけで、映画自体を楽しめればそれでいい訳ですよね
何日か前に見た韓国映画の「THE MOON」もエンドクレジットのBGMに“Fly Me to the Moon”を使用していましたが
このフランス映画もエンドクレジットのBGMに“RAN A WAY“のフランス語ヴァージョンを使っていたのね
“ランナウェイ”ちゅうてもシャネルズではありませんよ、オールディズのデル・シャノンの方ですからね
またまた小粋な選曲でしたねぇ
 
2023年製作、フランス映画
マチュー・ナールト原作・脚本、ステファン・カスタン脚本・監督作品
出演:カリム・ルクルー、ヴィマーラ・ボンズ
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潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断

2024-12-18 05:05:05 | 洋画
潜水艦映画にハズレなしっていうけど
そうなんですよね海中で逃げ場なし、一度見つかればおしまいっていうような
もう息づまるちゅうか、そう言った緊張感を見てるこっちに強いてくるから潜水艦映画にハズレがないんですが
そういう意味に於いてはこの映画はハズレに当たる作品ですが、昨日見た同じ枢軸国の日本の潜水艦映画のような悲劇的な作品と打って変わって
なんとこの作品ヒューマンドラマだったんです
それもなんと第二次世界大戦での実話ベースの作品でした
 
まぁ邦題もイタリア映画ってわかるんですが、一応潜水艦のコマンダンテいわゆる艦長ですが、この映画戦闘映画というよりかは人道主義を描いた作品でしたし
この映画の潜水艦は実にこれまた数奇な運命を辿った潜水艦でもあったようで
周辺検索でわかったことなんですが、このイタリア海軍の潜水艦カッペリーニ号はイタリアが枢軸国軍として最初に敗戦したイタリアからドイツに渡りドイツ潜水艦として軍事行動をしていたが
さらになんと日本軍に譲渡され”イ503号潜水艦“となったのち日本の敗戦により駐留米軍によって紀伊水道沖に於いて沈められた潜水艦だったってこと
 
そんな潜水艦の運命は置いといて、カッペリーニの艦長サルヴァトーレがこの潜水艦で任務についた時に当時はまだ連合軍にも属してなかったベルギーの運搬艦船が大砲を装備していたためこの潜水艦の魚雷によって撃沈させられるものの
乗組員三十数人が海中に浮遊してることで、なんとこの生き残った乗組員全員を海の男の不文律として救助したために艦内に入りきれず
海上航行に切り替えて航行せざるを得なくなり
 
イギリス海軍に見つかり艦砲射撃をうけてしまう
サルヴァトーレ艦長はこの時イタリア語で“ベルギー輸送船を撃沈したもののその乗組員全員を乗せて中立国に運搬中”って信号を送る
イギリス軍も射撃をやめてイギリス艦船の中を通り過ぎていくって言う映画なんですが
この時の緊張感だけでなんと潜水艦としても数奇の運命を辿る以前にもう人道的な稀有な経験をしていた潜水艦だったのね
 
っていうことで一度海上に上がった時にイギリス軍機の機銃掃射をこっちも機銃でやり返して撃墜するっていうのと
ベルギー船を魚雷で撃沈するシーンだけが戦闘シーンであとはもうある意味潜水艦の中での会話劇であり
ベルギー艦と船員とのなんと料理それもフライドポテトの作り方を見せられる映画だった
 
一応この艦長は戦死したようですが潜水艦自体は先に書いた通り戦況の変化によってイタリアからドイツさらに日本と渡り歩いたこれまた稀有な潜水艦だったのね
 
2023年製作、イタリア映画
エドアルド・デ・アンジェリス共同脚本・監督作品
出演:ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、マッシミリアーノ・ロッシ、ヨハン・ヘルデンベルグ、パオロ・ボナチェッリ、シルヴィア・ダミーコ
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FARANG/ファラン

2024-12-17 05:05:05 | 洋画
あれれ?この記事書こうと見終わってまずはいつものようにネットで周辺検索したり、見出し画像の絵を探したりしてたら
気づいちゃったんですね映画用のポスターそのまんまジャケットにしてるんですがポスターにはきちんとR -18指定が印字されてる
しかしレンタルの二次仕様のDVDからはそれが外れていて、なんとR −15指定と緩くなってるんですね
 
ってことで物語としては妻を殺され娘をさらわれた主人公が、その復讐として敵地に徒手空拳で乗り込んでの格闘がケレンとなってる作品でして
その暴れっぷりがジャケットのタイトル題字よりもデカデカと書かれてる惹句
そのままの格闘映画で
そこでの描写が実にゴアでして先に徒手空拳と書きましたが敵は蛮刀や鉈から銃器までなんでもありですが
こちらは相手の武器も利用しての殺しですから敵の蛮刀やナイフをそのまま利用して
首を掻っ切ったり、銃器で顔面間近に銃口向けさせてバンですから頭が弾け飛んだり、向かってくる奴らの腕も足もボッキボキに折ったりと実に楽しい格闘シーンを楽しませてくれてるんですが
調べていくと目にナイフを刺したり自分のこと折れてはみ出た骨を相手に刺したりって言うシーンがどうやら映画本編にはあるようで
そこいらカットされてるのがDVDのようですね
 
まぁ商売でして高校生に見せられるということで視聴者の裾野を広げるって言うことでのDVDの販路で仕方ないのでしょうがそこいら見たかったなぁって言うのが正直な本音ですが・・・
ってことでホントかけねなしにクライマックスのケレンは実に楽しく拝見させてもらった作品でした。
 
まぁその分ドラマ部分がちょっと希薄ですけども主人公が仮釈放をもらい娑婆に出た途端、むかしの仲間が声をかけてくるものの
もう反社の連中とは関わりを持たずに愛する妻とその連れ子と平穏な生活を送りたいと
その格闘術を生かして八百長地下格闘技で日銭を稼いでいる男に
昔の反社の連中が執拗に声をかけてくるので必死に逃げてるうちに誤って一人の男を事故死させてしまうのでタイに逃げて
今では高級リゾートホテルに運転手として就職しており
妻が店を出す土地を買おうとするが行政にダメって言われて金が欲しい時に麻薬組織から運搬の仕事を依頼されて引き受けたのが雲のつき
 
そこでバレて組織から制裁を受けて妻は殺され娘はさらわれて、彼自身ものされた挙句に火をつけられて九死に一生を得ての復讐が始まるわけでして
上に書いたような激しい闘争の果てに復讐を果たすものの
実はオチが二段あって最初に事故死させた男は組織のボスの弟でその復讐ではめられての麻薬運びだったんですね
さらにもう一段なんともアホくさいオチが待ってると言うことで・・・
 
ただただ徒手空拳でのアクションがケレンの作品だったので、前半は地下格闘技での八百長勝負、後半は復讐劇とその点ではじつに満足すべき作品でした。
けっこうフランス映画でしたがエグい格闘を見せてくれた作品だったのね
R -18のシーンもう見てみたかったなぁ
 
2022年製作、フランス映画
ザヴィエ・ジャン監督作品
出演:ナシム・リエス、ヴィタヤ・パンスリンガム、オリヴィエ・グルメ、ロラン・ヌネ
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プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち

2024-12-13 05:05:05 | 洋画
前作「プー あくまのくまさん」とちょっと設定が変わっての続編になっていたのね、
前作は「クマのプーさん」をモチーフにした作品だからそれでいいんだけど
今作はクマのプーさんの秘密
そう彼らはなぜにそんな化け物になったのかって言う謎が解かれる作品でしたが
前作よりも頃ぢが派手になりすぎ
その分人体破壊の造形や殺しがかなり雑
これで前作と同じリース・フレイク=ウォーターフィールド監督が撮ったのかって思うほどですが
 
最後エンドクレジットに入ったとこで続編ありきの映像が流れますのでまだまだ続いていくようですし
もうなんもなく殺しが主体の映画に成り果てていくようですから
きちんと殺しを見せてくれて欲しいし人体破壊の造形ももうちょっとちゃんとしたものを作って欲しい
ってのも続編が作れるってことはそれなりに売れたって証拠ですから
予算もそれなりにつくはずですからね
 
それにまぁ夜のシーンでの殺戮っていうのもあるんでしょうが
最近のホラー同様に画面が暗いのもなんとかして欲しいなぁ
我々が見たいものっていうかこういった殺戮ホラーのケレンは殺し具合がどうだったかですからね人体破壊も含めてね
そこが暗いのは”仏作って魂入れず“ってことにほかならないわけで
 
いやクリストファーが狙われるのは前作との兼ね合いですけど街の人からも毛嫌いされてしまうのは
さらにクライマックスではどこから拳銃手に入れたんだ
そしてどこでなくしたのやら最後はナタでプーさんの脳天ざっくり
ここの造形も雑すぎて見るに耐えない
 
今作ではプーさんとその仲間たち何街まで出向いて人々を殺戮していくわけですが
そんな中でプーさんが誰だったって秘密が明かされるんですが
これをセリフだけで説明しちゃうという荒技がすごいけど見てるこっちもそれを受け入れてしまうっていうのも荒技ですが映画の持ってる魔術ですよね
イギリスの警官は通常拳銃持ってないからね役には立たないねぇ
 
2024年製作、イギリス映画
リース・フレイク=ウォーターフィールド共同脚本・監督作品
出演:スコット・チェンバース、ライアン・オリバー、ルイス・サンテール、マーカス・マッセイ、エディー・マッケンジー、サイモン・キャロウ
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コンセント/同意

2024-12-12 05:05:05 | 洋画
この作品は実話です。さらになんと映画化にあたっての役名自体も仮名ではなく、全て本名で作られてる作品
平たく言えば1人の13歳のJCで文学少女がいたと思いねぇ
そんな彼女の家庭環境の周りに、なんと少女や少年との実際に性愛にふけり、それを赤裸々に小説というかほとんどノンフィクションで文学化して文学賞まで得ている熟年の著名作家がいて
 
そんな著名作家に憧れてなんと14歳で彼とは30も歳が離れているのに
恋愛感情を持つて彼と接してついに処女喪失して、さらにカレとの肉欲に溺れていくヒロインの赤裸々な肉体関係や
彼女との数年の性生活の中から彼が認めて行った彼女の精神とかを克明に描写して日記風に出版されてしまう
 
これってフランス映画で実際にはフランスでの現実のお話なんですが
未成年との性交を赤裸々に発表してもっていうか
未成年との性交渉が公に公開されてるのに
文学賞は受賞するは、未成年とは姦り放題なんですが国が違えば法律も違うのはわかるんですが
未成年なんとか法みたいなものはないのかねぇフランスには
 
日本だったらこんな告白本出版できないだろうし出版したら今じゃ条例ではなくて法律で未成年なんちゃら法で捕まるんですよね
っていうかこの映画だって13歳からのヒロインを演じてる役者さんは実年齢21歳だったそうでもし未成年だったら幼児ポルノで捕まっちゃう訳でこういった配慮で作られてるのに
現実文学なら私小説だったらなんでもOKってすごいですよねフランスは
 
っていうかこの熟年男との愛の生活が彼の純粋な愛ではなくただ商売のためだったって多感な16、7歳になったヒロインの心の傷がトラウマになってるのは必至でして
ようやっと癒えるのに20年もかかり
そんな20年ため込んでいた彼へのアンサーとして彼女は『同意』という作品をものしたために
ようやっと彼の作品は全作発禁になり、なんと逮捕までされる
 
まぁ彼との愛の生活自体ある意味ハシカにかかったようなものと言ってしまえば身も蓋もないものの
自分は本気で真実の愛って言ってもいいものを否定された感じになるのは当然だろうし
ようやっと司法も動いたようですね
 
まぁすごい作品でした、この思春期に罹患したハシカっていうのは・・・
 
2023年製作、フランス・ベルギー合作映画
ヴァネッサ・フィロ共同脚本・監督作品
出演:キム・イジュラン、ジャン=ポール・ルーヴ、レティシア・カスタ、エロディ・ブシェー
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エレクトロフィリア -変異-

2024-12-11 05:05:05 | 洋画
新宿のミニシアターシネマカリテの恒例企画興業<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2024>で上映されたアルゼンチン映画
まぁ”電流マニア“って直訳した方がいいのかな
平たく言えば原野で落雷に直撃されて生き残った獣医の女性が体にっていうか血管が浮き出てしまい
電流によって刺激が増して性的興奮が半端なく快感を生むというお話
ほんとただそれだけの映画でしかないんだけども
 
それじゃ変態エロ映画でしかないから
見てるこっちには変なこねくり回した理屈をつけて90分の映画にしたとしか思えない作品でしたが
このような変態欲望に目覚めた映画っていうのもそんなに数はないものの作られているわけで
今作は落雷イコール電流フェチになってしまった女性のお話
 
それだけじゃアカンやろってことでヒロインの子供の頃実母がこれまた水の偏愛者みたいなことで最終的に自殺してしまった過去の出来事がヒロインの心境と共に何回もインサートカットされていたりして
彼女自身もその生い立ちにっていうか血筋として変愛の素質というか血筋が流れていて
 
それが落雷によって呼び覚まされた訳で彼女は絶頂に達すると身体中に電流が走って快感が増すんだってことだったんでしょうかねぇ
そんな彼女を促すかのように元医師で今は免許を剥奪されてるヤツが落雷経験者を集めてグループ医療を行ってる会に誘って
彼女と寝ることで性行為によって血管の中で電流が流れてより性的快感が得られるということを知り
その行為にのめり込んでいく姿を描いていくのですが・・・
 
まぁ見てる分にはそういったことはわかるものの、最終的に彼の子を産むってことであり
その子はまた何によってその変態ぶりを・・・受け継いだというのやらで終わるとみてよかったのかな
 
2023年製作、アルゼンチン映画
ルシア・プエンソ共同脚本・監督作品
出演:マリアナ・ディ・ヒローラモ、ヘルマン・パラシオス、ギレルモ・フェニン、オスマル・ヌニェス、マリアナ・アンギレリ
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マダム・ウェブ

2024-12-08 05:05:05 | 洋画
SONYピクチャーズだけなんでマーベルコミックのスパイダーマンの映画化権を持ってるのかは知りませんが
って元々マーベルのコミックのヒーロー映画自体Foxも版権持っててそれはFoxがディズニーの子会社になったことでディズニー一本化になってる現在
なぜかMCUのアベンジャーズの一員にもなってるスパイダーマンでして
 
さらにコロムビア映画でSSUの主要キャラとして君臨しているスパイダーマン
そのSSUのメンバーとして、いわゆるこの作品がスパイダーマンの前日譚的な存在として作られているのですね
劇中スパイダーマンになる高校生のピーターがこの世界に誕生するシーンもありましたが
ってことで舞台となるのは1973年と2003年っていうことで
 
私自身蜘蛛が苦手でってこととかで「スパイダーマン」シリーズほとんど見てないんですがBlu-rayはきちんと全作品買ってありコレクションとしては置いてあるものの見てないという始末
ってか気づけばよかったんですが、ソニーからマーベル作品がリリースされてるってしってことでレンタルしてきたまではよかったんですが
原題タイトルが出てきて「MADAME WEB」
苗字が”web“ってこのスペルじゃあれやん”クモの巣“やんってそこで気づいたわけでして完全後の祭りって言うヤツ
 
映画の内容も結果蜘蛛女4人組の誕生譚だったわけで
おまけにビランまで”クモ男“だっていうお話でして、マダム・ウェブの人間キゃシーとしての誕生秘話から
ってビランと同じように1973年に生まれたわけね
そいでもってビランがコイツはワシの邪魔になるってことから救急救命士のキャシー・ウェブの命を狙うっていうお話で
これまた三人の少女たちの将来も見えてるんですねこのビランは
それが2003年
そうスパイダーマンも2003年生まれってことになるんですねSONYさん
 
そんなこんなでビランと戦いつつキャシーがマダム・ウェブとなるというお話だったのね
いわゆるマダム・ウェブの誕生秘話作品
蜘蛛関係ということでスパイダーマンのSONYのSSUの一応メンバーに当たるわけなのね
まぁ今作は誕生譚ってことでこれからはシリーズ化されていくわけですが、このSSUにスパイダーマンを中心として”ヴェノム“もメンバーなのね
来月新作がDVD化されるよね
っていうことでこちらはあくまでSONY作品だからレンタルリリースされるわけなのよね
でもこの「マダム・ウェブ」SONYピクチャーズ作品なのにハピネットからのリリースってどうゆうことでしょ
コチラにも大人の事情が絡んでるようですね
最近こういった大人の事情でのリリースが多くね
 
2023年製作、アメリカ映画
S・J・クラークソン監督作品
出演:ダコタ・ジョンソン、シドニー・スウィーニー、セレステ・オコナー、イザベラ・メルセド、タハール・ラヒム、エマ・ロバーツ、アダム・スコット
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