MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声

2025-03-08 05:05:05 | 洋画
なんでだろう、なぜだなんでだこんなん、実はありえへんのですが
私、前作の「グラディエーター」見とらんかったんですわ
今月のレンタルリリースのエース格の作品は何年ぶりかの正統続編がドーンって控えていて
2、3日前に見た「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」は5年ぶり、そして今作の「グラディエーター」はなんと25年ぶりって事での正統続編となります
ホンマ海外の続編は製作のスパンが長いよねとくにマーベル作品とか
製作のスパンが長いと前作忘れてしもうちるんですはホンマ
 
が物語的には物理的時間経過の25年ではなく前作の16年後の世界を描いております
つまり前作の主人公マキシマスの息子のお話になっており
16年後ですから
世界に冠たるローマもその勢力が落ちてきてる時代を背景に描いてるなんと2時間40分も尺のある作品
まぁ前作も再編集版だと3時間もあったそうですが
権力闘争の映画にそんだけの尺を使うのってどうなの
 
なんて見てない人が言っても仕方ないんですが
やっぱ長尺だとどうしてもダレるとこがあったりで今作も一回オチ手た気がするがきちんとお話の整理はついて最後まで見てられるからねぇ映画って不思議ですよね(汗
 
まぁ今作の主人公になぜかさほどの魅力を感じられなかったっていうか
おバカ兄弟の皇帝を手玉にとって権力を裏から牛耳っていくデンゼル・ワシントン演じるマクリヌスがある意味この映画を動かしているというか
彼の演じるキャラクターが全てを持っていっていた作品だったと言えるのかな
 
先に書いたように1作目見てないんですが
見てなくても前作のラッセル・クロウのアーカイヴ映像が必要に応じてインサートされていますし、この作品単体で見ても繋がりもわかるかなって事で
そりゃ25年も経過しての続編ですからこの映画単体でも成立している作品
 
まぁこの時代ヒヒって現存していたのかなぁ世に犬猿の仲というあいいれないたとえに使われるものの
CGで描かれてたヒヒはまさかの猿と犬との合体したかのような造形でぢたねぇ
しかし、まぁ戦闘場面といいモブシーンに導入されてる人間が実に多くてお金は十分かかってる作品ですよね
 
妻といい母といい胸に刺さった矢で殺される主人公でしたねぇ
 
2024年製作、アメリカ・イギリス合作映画
リドリー・スコット製作・監督作品
出演:ポール・メスカル、ペドロ・パスカル、ジョセフ・クイン、フレッド・ヘッキンジャー、リオル・ラズ、デレク・ジャコビ、コニー・ニールセン、デンゼル・ワシントン、(ラッセル・クロウ)
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ

2025-03-06 05:05:05 | 洋画
前作「ジョーカー」の時は映画の内容がアメリカで犯罪を誘発させるというショッキングな話題後に日本で上映されました
そう“ジョーカー”というキャラクターはあの「バットマン」と互角以上に戦えるビランでして
そのキャラクター自体に人気があってビランながら独り立ちしてしまったキャラクターでもあるんですが
日本でも最近ジョーカーの格好をしてハロウィンの日に列車内で事件を起こした犯罪者も出てしまったくらいの人気キャラであるんですよね
 
一応問題作でもある2019年の「ジョーカー」の続編となっており・・・
配役もまんま前作から引き継いでホアキン・フェニックスがジョーカーを演じているんですが
っていうかなんだろうこの映画をオープニングでの10分足らずのアニメーションで全てを表すという荒技から始まるこの映画
邦題も現代もこれまた「Joker: Folie à Deux」と映画そのものを表していたんですね
いわゆる簡単に言うと“フォリ・ア・ドゥ”とは仏語で“二重人格”って言うような意味
 
まぁDCコミック関係に関しての映画化権はワーナーが持ってるから、マーベルの版権を持っディズニーみたいにレンタルには作品出さないってわけもなく、きちんとレンタルに出してきてくれるんだけど
マーベルの映画化作品と比べると
どうしてWB作品ではDCコミック作品のスーパーヒーローにしてもビランにしても
こう言った風に人間の内面精神面とかの方にむいてしまうんだろうね
こっちはジョーカー自体それなりに悪に徹底してのやり放題って言うようなアクションに徹して欲しかったですが
 
精神に異常を見せつつもレディ・ガガ演じるハーレ・クィンとの愛の世界を演じつつ
まさかのあんな最期を迎えるジョーカーっていうのも見たくはなかったなぁ
それにしてもこんな人間の内面との葛藤を延々と見せつけられる作品だったとは
先にも書いたかとは思うもののDCのヒーローを暗くその内面を描くっていうのはコミックの映画化には似合わないと思うのは私だけなんだろうか
たかがコミックのキャラクターに人間性を付加させても見てるこっちはワクワクしねぇし
映画尺も二時間越えるしで見てても何回となくなくオチてた気もするしで・・・
 
2024年製作、アメリカ映画
トッド・フィリップス製作・共同脚本・監督作品
出演:ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ、ブレンダン・グリーソン、キャサリン・キーナー、ハリー・ローティー、ザジー・ビーツ、
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トラップ

2025-03-04 05:05:05 | 洋画
M・ナイト・シャマラン製作・脚本・顔出し・監督のワンマン映画ってことなら常なんですが
なんと今作シャラマン監督の次女のサレカ・ナイト・シャマランまで出演させてる
まぁ、あるスター歌手のコンサート会場がメインでのストーリー展開の添え物的な前半の出演だけだって思っていたら
なんと中盤からは物語を動かす役所
ここまでシャラマン色を色濃く出しちゃっていいもんだろうか
 
でも適度に緊張感を持って見られたし、なんと愛娘が映画を二転三転と最初に転がすという大役にも起用してくるとは、
こういうのを親バカっていうのかもしれませんが
そこは映画ですから無難に大役果たしてくれてまずはめでたしめでたしと
 
邦題も原題もまんま「Trap」ってことで、見出し画像の惹句にもありますが大々的に司法機関が仕掛けた罠はサイコキラーの切り裂き魔を捕まえるためにコンサートを開き
その会場で顔も知らないサイコキラーを捕まえるっていう膨大な計画から映画は始まるんですが
二転三転後での種明かしの時には犯人が誰だってわかっているのって言う説明がなされてるのに司法を300名も動員させるなんてねぇ
完全に最初っから破綻していたじゃんッていう映画
 
そうそのコンサートに 12歳の娘を連れて臨んだお父さん
実はサイコキラーでして家庭では妻や子供思いのいい父親でして
それが裏の顔はサイコキラーの切り裂き魔
いつしか自分を捕まえるためにコンサート会場を300の警官が取り囲みアリの這い出る隙間なしにしてたのはオン年80歳になるヘイリー・ミルズ演じるFBI分析官だったのね
 
で前半はこのお父さんいかにしてこのコンサート会場から逃げるのかっていう知恵を巡らす過程と最終的ににげだすまでのシノプシスが面白いし緊張がある
歌手を人質に逃げることに成功するんだけど攻守交代して歌手がどたんばのクソ力っていうか
最近のSNS活用して人質まで助ける生配信っていう手段でコチラも成功するんだけど
 
実はまだその先があって
さらにその先まで・・・プロットの組み立てはいいんですが先に書いたようにちょっと破綻してたりしてるんだけど展開が面白いから突っ込まないうちに映画は終わっちゃうんだよね
まぁ銃声一発も響かず、ちょっとけが人は出るもののサイコキラーのお話なのに死人は台詞のみで死体も殺しのシーンもないんだけど
ちょっと楽しめた作品
 
2024年製作、アメリカ映画
M・ナイト・シャマラン製作・脚本・出演・監督作品
出演:ジョシュ・ハートネット、アリエル・ドナヒュー、サレカ・ナイト・シャマラン、アリソン・ピル、ヘイリー・ミルズ、ジョセフ・ラングドン、スコット・メスカディ
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シャーク・ガール

2025-03-03 17:17:17 | 洋画
またまた先月も押し詰まった2月28日にプルークから二本の新作DVDがリリースされましたので、なんとか2月分はこれで確保っていうことで、
まずは2本のうちこちらの作品から
サメっていうたらB級映画の基本アイテムですがこの作品実際にサメが活躍することはありません
 
この作品先に書いてるようにプルークからの作品なんですがなんとヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行の<未体験ゾーンの映画たち2025>で上映されてる作品だったのね
どっかにも書いたけど今年の未体験ゾーンにエントリーしてる作品が20本と昨年に比して格段に少ない上に私が記憶してるだけでこれでプルーク提供の作品が5本もエントリーしてる
いったいどうなってるんでしょうかねぇ
 
そう映画的に面白ければ何本エントリーしてもいいんだけど
ここで書いてしまうとこの映画どうにも箸にも棒にもならない作品
なんでこんな作品を作ってしまうんだっていうくらいクソ面白くもない
っていうか実に変な映画
要はインフルエンサーの女がさらに登録者を増やすために恋人のカメラマンから
原発汚染された海に入り、そこでサメに噛まれてサメ人間っても歯だけサメになって
無意識にヒトに噛み付いて食い散らかす映画
ってもそんな過激なシーンは撮られて無いし、サメ姉ちゃんが人の喉元に食いつくシーンだけ
っていうか首から離れた彼女の口元は一応血が滴ってるだけでサメ歯のような歯並びはマウスピースでニッコリ
 
まぁ食い散らかされて死ぬ人と食いつかれて引き離せた人物はなんとゾンビというかヴァンパイアというかサメ人間に変身してしまうって言うような
なんなんだこのどっちつかずな中途半端なプロットは

弟を誘惑されて殺されたサメガール退治に友人がうごきサメ博士を動員して組織を作っていざ出陣っていうとこでブツって切れて映画は終わる
え、お知らせもなんも出てはきませんがまさかのto be continuedなの?
 
もし続編作ってもこのクオリティだったらいくら私でも、もう続編はみませんって誓ってもいい
 
2024年製作、アメリカ映画
ジャスティン・シルトン、ロブ・ザザリ共同脚本・監督作品
出演:アレクサンドラ・ジョンストン、スマイヤ・アミーラ、ニック・タグ、ライアン・ベルトローシュ、デヴォン・オデッサ、ジョン・グリフィン、ランドルフ・サミエル
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エム 絶望の世界

2025-03-02 05:05:05 | 洋画
これもプルークの2月19日のリリース作品でしたが、今年の<未体験ゾーン>の一本でして
今年はプルーク作品が<未体験ゾーン>をなんか席巻してるような・・・
 
ってか一応これってゾンビ映画なんですよね
でもグロでもなくなんかゾンビの造形もちょっとばかり綺麗ですし、ゾンビを全面というか前面に押し出して見せる映画でもなく
あくまでも終末感を背景にして作ったっていうことでその背景としてゾンビがいるだけだった。
 
それよかゾンビウィルスの感染から逃れて生きてる人間たちの方がゾンビより怖い存在だったかも
ってっことで多分に母親はゾンビウィルスに侵されて旦那さんというか主人公のM
すなわちマルコっていう少年の父親によってゾンビとして殺されていたんでしょうね
そしてゾンビと生き残った人間と離れて森で暮らしており
将来を考えてお父さんはマルコを厳しく育てていたんでしょう
っていうのが前半の森でのマルコの生活が見終わってから見えてくるものの
ほとんど映画的に静かに流れていくからちょっと退屈でオチそうになることしばしば
 
しかし、ゾンビたちが森に入り父親も感染したことで、森で知り合った自閉症のミコと一緒に森の外に出て夢に見てる妖精になった母親探しとゾンビからの避難を目的として少年の旅立ちが始まると
ほとんど無菌状態で育ってきたマルコも現実のこわさや人のおそろしさを知り
かつミコまでも殺されて精神的に大人になっていくという
自覚がをもてた時に
 
マルコが求めていた妖精に出会うんですね
一人の少年を通して彼の成長を描いた作品だったということか
ゾンビ映画ではあるもののこの映画のもりあがらなさとスローテンポにはついていけない作品でした
 
2023年製作、北マケドニア・クロアチア・フランス・コソボ・ルクセンブルク合作映画
ヴァルダン・トジヤ脚本・監督作品
出演:マテイ・シヴァコフ、サスコ・コチェフ、アレクサンダル・ニコフスキー、カムカ・トチノフスキ
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ハウス・ゴースト 少女の囁き

2025-02-28 17:17:17 | 洋画
これもプルーク配給で14日にリリースされた三本のラストであり新作リリース作品ですがなんと今月月末になってたプルークが次から次にとリリースしてくるから自然と2月消化作品として二部扱いになりました。

これまたヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2025>で上映されたロシア産のホラー映画
まぁこの時期にロシア映画をみていいのかどうかはわかりませんが
借りてきてからロシア産ってわかったんですので見ることに
 
良心をなくし
おっとっとと変換間違い両親でしたケド、ロシアで良心を無くしたのはプーチンさんだけでしたね
トランプさんと二人して戦争での米露でウクライナのおいいしいとこどりしようって企んでさえいるような・・・
 
って話がそれましたが、両親を亡くして祖母と一緒に古い家に住んでいたヴァーリヤとアルセニーの兄妹。
貧しい生活ではあるものの幸せに暮らしていたが、なんとおばあさんも亡くなり施設に
そこにヴァーリャだけ引き取りたいとお金持ちの夫婦が
しかし兄妹を別々にはできないと言われ兄妹ともに引き取るが何かいわくありげな夫婦っていうか奥さん
 
すんごい家に兄のアルセニーは喜ぶが妹はこの家と夫婦になじめずにいる
ある夜まぁ夜中にヴァーニャを中心に部屋がポルターガイスト現象が起きて
なんと妻は事故死した娘の霊魂をヴァーニャの体に入れ込んで娘をとり返すと言う算段を
妻の知り合いの霊媒師と画策していたんですね
そいでもってこれでは目的が達成できないと子供たちの前の家に行き
 
そこに住みついてさらに新居までもヴァーニャにとりついてついてきてた悪魔と対決するんですが
なんと霊媒師が太刀打ちできずにいて、この家の守護神みたいな爺さんまでもが現れて
悪魔との対決をロシア映画界のCGとVFXを駆使して描いた作品
邦題には“囁き”ってありますが、かなり凄まじい音量で繰り広げられる作品でした
まぁヒロインの少女が可愛かったのが救いの映画で
まぁロシア固有の悪魔らしいんですがよく知らない悪魔が強いし
新居に引っ越すときには前の家の石炭を持ってくなんて言う風習もあるんですね
 
2024年製作、ロシア映画
アンドレイ・ザギドゥリン監督作品
出演:ヴァシリサ・ネムツォワ、オレグ・チュグノフ、ナタリア・ヴドヴィナ、ヴィタリー・キシュチェンコ、ローザ・カイルリーナ
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インシディアス 序章

2025-02-25 17:17:17 | 洋画
レンタルビデオ店というか、今ではレンタルDVD店という店舗形態のシステムがデジタル機器の進歩と進化によっていつでもどこでも、まさにそうレンタル店で味合うあの見たい作品がレンタル中ってことの喪失感というか失望感がないというのもあって
現在では配信という形態に時代とともに推移してきておりその前提として超巨大レンタルチェーンであったTSUTAYAさんでさえ自前の配信会社を立ち上げて店舗型レンタル店を次々に廃店(ちなみに創業本来の書店も今や風前の灯火におかれてる)して
 
今やそのライバルであったGEOさんが辛うじて店舗型(それも中古スマホやゲームソフトの販売との併設店のみ)を順次廃止しつつまだレンタルDVD店を展開してくれております
が、店舗型レンタルという時代にそぐわない形態の衰退を見守ろうとここのブログも歴史の目撃者たらんとレンタル店が営業してる限りレンタルしていこうと頑張ってる中で
 
二月のブログアップ用のレンタル作品を確保するために「インシディアス 赤い扉」をレンタルするためには
今までこの「インシディアス」シリーズ見てきてないということと
なんとこのシリーズの産みの親があの「死霊館」シリーズのジェームズ・ワンだってこともあって最初から見てこうということにあいなって
こういう仕儀になったって言うわけで
「インシディアス」シリーズでは第三作にあたるものの一作目と二作目が最新作とつながるランバート一家のお話で
 
この作品は第一作で死んでしまわれたっていうか悪霊に殺された(のか?)霊媒師エリーズのランバート一家にかかわる前日譚となっておりまして
こうした時制を無視してシリーズを続行していくというのは「死霊館」シリーズで経験済みですからなんの疑念も感じずに楽しんで見ました
一応このシリーズは怖くないホラー製作っていうコンセプトで作ってるようだっていうのがわかったし
エリーズという霊媒師とあの凸凹コンビとエリーズとの出会いのお話として楽しく見られました
よくまぁ怖くもなんともないというよりかはメイン悪魔の造形自体こんなんでいいのっていうくらい怖くない作品だったし
 
あっちの世界にエリーズ自身がいって悪魔と戦うのね
っていうのがわかったてことで原題は「INSIDIOUS CHAPTER 3」になってはいますが、邦題の「インシディアス 序章」が時制的にも正しいのね
ってことでホント“序章”以下でも以上でもない作品でしたね
 
まぁそんなこんなでほとんど書くことないのでこんな雑感と説明のは記事になってしまいました
悪しからず
 
2016年製作、アメリカ映画
ジェームズ・ワン製作、リー・ワネル脚本・出演・監督作品
出演:リン・シェイ、ダーモット・マローニー、ステファニー・スコット、アンガス・サンプソン
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デッド・エンド 完全封鎖

2025-02-24 05:05:05 | 洋画
これも14日にGEOさんの子会社プルークからリリースされた作品で、なんとヒューマントラストシネマ渋谷での恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2025>で上映された一本でもあります
まぁ映画的にはこっちの方がいわゆる閉鎖空間
この映画では封鎖されて渋滞状態でクルマごと人質になった民間人がワンサカいるわけで
その渋滞にはまって妹と映画に行く予定だった兄貴が米陸軍の元特殊部隊伍長で退役になったばかり
 
そんな彼が戦地でのトラウマを抱えて妹だけでも助けたいと八面六臂で10人の民間軍事会社の兵士である封鎖犯と戦うお話
完全に使い古されたプロットではあるもののこう言う映画は実に見てて楽しいよね
ホントあっという間の95分だった
 
最初女囚人が護送車に乗るシーンから始まるんですね
そう彼女の救出映画だって見てたら、どうも民間軍事兵士達が国家っていうか政府に騙されその秘密暴露を防止か裏切りで殺すのじゃないかって思っていたら
一応ボスがある意味狂気(脳腫瘍で)結構イカれており、結構理論的に女囚をネットで活用しようとしたりしてるんだけど
民間兵士が何せ弱すぎでたった一人にほぼ殺られっぱなし
 
途中からさほどではないものの民間人だったり元退役軍人の老人に助けられたり女囚にも目的が同じで相互扶助していくと言うプロットの組み立てはいいのだけど
あれだけ閉鎖空間で三列か四列車が渋滞して数珠つなぎで停車してる空間でアサルトライフル盲撃ちしたらいわゆる流れ弾が各車に当たらない訳ないのにCGで描かれた銃弾の曳光は車にも民間人にも当たんないのね
なんてツッコミはヤボでしょうね
 
まぁ派手に撃ちまくる爆破もあったりとB級ながらもそれなりに楽しめた作品
プルークにしては拾いものの作品だったかな
今時のティーンエージャーは犯人から要求されてもスマホは手放せないようですね
それにしてもスマホ小道具としてもう少し上手に使えなかったのかな
 
2024年製作、アメリカ映画
パトリック・ルシエ監督作品
出演:ディラン・スプラウス、メイソン・グッディング、ディーチェン・ラックマン、メーガン・ストット
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パーフェクトキル 完全犯罪計画

2025-02-23 05:05:05 | 洋画
14日にGEOさんの子会社から3本ほどの新作が先行リリースされました。下旬にさらに2本リリース予定
まずはそのうちの一本ですが
なんとお早いリリースでしてこの作品ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興業<未体験ゾーンの映画たち2025>で上映された作品が早くもレンタルリリースされたんですね
まぁ昨年のこの企画の作品が全部DVDリリースされてないのに
っていうかこの企画興行が始まった頃はっていうか最初の目的は未公開作品のDVD化のための箔付の企画だったんですが
回を重ねるうちにお客さんの入り自体もDVDとしてリリースするかしないかのバロメーターにもなっているような気がしてきたけど
こう言った企画興行にかかった作品はDVD化されたら見るって言うふうに決めてるんで・・・
 
まぁ先に書いたように箔付でも円盤化するかどうかのバロメーターでもなんでもいいですが
やっぱそう言った企画に載せる作品だけあって
ちょっととっつきにくい作品でスリルとサスペンスはそれなりにあるんですが
兄弟3人が疑心暗鬼になってしまうところとか末っ子が意気消沈してるとことか
これって多分に伏線なんだって作者は思って映像化してるんですが
 
クライマックスになってようやくそうだったんだって回収させるまでなんとなくダルって言う感じにしてるとこがちょっとっていう作品ではあったのと
そこはプルークですから子が親を過失ではあったり
故意ではあったりもするんですが殺すって言うプロットに対しての自主規制での配給会社指定でのR -15のレイティングだったと思えるんですが・・・
 
まぁ事故死とはいえ父親も殺そうって三兄弟が思うほどワンマンでありDVであるわけで
母親や兄弟そろっての被害者であるんですがそのDV自体が兄弟の成長に合わせてある意味マインドコントロール的な脅迫観念を植えつけていて
森で殺したはずの父親は殺して埋めたにもかかわらず
家の有り金全部入ってる金庫の鍵を埋めたとこに取りに行くと死体が消えていて
彼らに与える心理的な圧迫感っていうのが増幅されての疑心暗鬼に落ちっ言ってる彼らを描きすぎてやたら長く感じさせてしまうとこと
 
生きていた父親にこれまたマインドコントロールされ放題のクライマックスで一つの秘密が明かされて兄弟同士が父親の目的どうりに反目し合うものの父親最終的に殺してしまうとなんでもなかったかのような感じになるとこはちょっと納得いかないものの
それなりに見せさせる作品ではあったかな
 
2023年製作、イギリス映画
ロジャー・グリフィス共同脚本・監督作品
出演:ポール・ヒギンズ、ブライアン・ヴァーネル、ダニエル・ポートマン、カラム・ロス、アニタ・ヴェテス、ジェームズ・ハークネス、ジョアン・トムソン
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インシディアス第2章

2025-02-20 17:17:17 | 洋画
なんと前作から三年後に続編が作られて
どうして米国はこうも続編作るのに時間がかかるんだってことですが
明らかにオープニングは多少違って見えるんですが実は前作の過去のがお話として前作のラストで死んだ霊能者の若き日のお話から始まり
前作にセリフとしてだけあったランバートの若き日の幽体離脱から物語が始まり
 
そして現在に戻り霊能者の死を巡って警察が介入してランバートが犯人かってことで
映画自体が過去と現在のジョッシュ・ランバートのお話で構成されてゆく作品
こう言ったプロットの構成はジェームス・ワンとしては「死霊館」シリーズでも使ってきてるってことで
なんと十数年後に作られた新作の「インシディアス 赤い扉」がこの初期の作品と繋がってるってことは理解できましたが
 
第一作でお父さんのジョッシュが記憶を一応は持ってはいませんが彼が幼少期に幽体離脱してその遺伝が原因で悪霊の世界に子が誘拐されてお父さんが救いに行き
なんとその関係で戻ってきた時に悪霊を自身に憑依させて連れてきてしまっての霊能者殺人だったわけで
今作では現在編としてこの憑いてきてしまった悪霊の退治と
 
過去の自分自身の幽体離脱でのあっちの世界で霊能者たちが悪霊と戦う姿を交互に描き出すと言うリャンメンシノプシスなんですが
ホラー映画としてのプロットとしては実によくできてるのは認めてしまうんですが
なんだろう前作同様ちっとも怖くない作品でしてこれでホラーって言ってもいいんだろうかって言えるのかどうか・・・
 
まぁここまで見てくれば新作に行けると言うことなので
新作見て再び第三作第四作と見ていければいいのかな
 
2013年製作、アメリカ映画
ジェームス・ワン監督作品
出演:パトリック・ウィルソン、ローズ・バーン、タイ・シンプキンス、アンドリュー・アスター、バーバラ・ハーシー、リン・シェイ、リー・ワネル、アンガス・サンプソン、スティーヴ・コールター
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