MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

JA750号機行方不明

2024-09-30 18:11:52 | 邦画
1959年製作公開の日活映画
主演はなんと待田京介さん、TBSTVで30分枠の探偵もののレギュラーで世に出られて、その後は日活東映の映画畑で脇役として活躍されておられたお方
東映を去られてなんと完全に隠遁生活に入られて
極々近しい人から誘われてたまにVシネやTV時代劇で貫禄の悪役を演じられたようですが
ご健在かどうかは情報に疎いため存じ上げておりません
東映ではよく文太さんと比較される存在だったようですが・・・
文太さんが高峯に上り詰められてから映画界から姿を見なくなったなぁ文太さんとは正反対に早期出世組でしたからねぇ
 
そんな待田京介さん主演のモノクロ60分程度のいわゆる二本だて興行のシスタームービーですが一応シネスコサイズ
衛星劇場でいつ録画したのかもわかりませんが
Blu-rayに焼いてあったものの録画視聴
 
タイトルに飛行機云々ってあるもののそのシーンはタイトルインまでのお話で
クレジットが終わると永井智雄演じる甲府の地方新聞の老練人情記者と待田京介演じる全国紙敏腕記者で甲府支局に飛ばされて早く本社に帰るために毎日スクープ記事を書きまくる若い新聞記者との新聞記者の存在とは何ぞやのおはなしでした
永井智雄の娘に稲垣美穂子さんで待田とはなぜか恋仲であるが
父親永井はこの二人の結婚には反対
 
まぁどこに飛行機のお話につながるんだって思っていたら
十分にこれら登場人物たちの人となりを語った上で後半だようやっとなんと墜落するときを見たって云う人夫の証言から
待田は一人特種狙いで現場を探しに出かけ
遅まきながらも永井もこの情報を得てなんと墜落現場探しに・・・
 
現地で鉢合わせするものの待田が滑落して頭部強打右足骨折の重体に・・・
永井は手当てしてやり緊急連絡手段である伝書鳩を救命に使ってしまう
そうだよねこの時代携帯もなければ個人用の無線機もなくて
通信手段はなんと伝書鳩
時代ですよね
時代と言えばこの時代はノーヘルでバイクに乗れたんですね
 
まぁそれで永井は救助待ちの間に墜落機を発見しそれを記事にして
救助された待田に記事と写真フィルムを渡せと稲垣に持たせてやるのだった
待田さんが颯爽と主演と思ったら後半はもう寝たきりって言う作品でした
 
クレジットで後援甲府市て出てきてたんでオール現地ロケで撮影されてた作品なのかな
それにしては駅前の絵で信玄さんの像が出てきませんでしたがこの時代まだ信玄像は駅前に作られてなかったのかな
 
1959年製作、日本映画、日活作品
山崎徳次郎監督作品
出演:待田京介、稲垣美穂子、伊藤寿章、土方弘、山田禅二、清水将夫、新井麗子、杉幸彦、宮崎準、小泉郁之助、相原巨典、福田トヨ、鈴村益代、木崎順、須藤孝、近江大介、久松晃、長弘、永井智雄
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氷室蓮司

2024-09-30 05:05:03 | 邦画
昨29日の日曜日は日本映画専門チャンネルではAM11:00〜なんと「日本統一まつり」と題してなんと目玉は劇場版として製作された「氷室蓮司」を日曜邦画劇場枠でTV初OAすること
ここきて9月のレンタルが枯渇(本当は枯渇していないんですが個人的にどーしても見るのが無理って言う作品でを除いてのお話ですが)してどー対処すべきかって時に
やらかしてくれました
日本映画専門チャンネル
 
先月でもあの北野武さんの「」もDVDリリースよりも先にTV初OAしてくれてたし、今月はこの「氷室蓮司」ですから嬉しい限り
それもノーカット&NOCMでの途切れなしの119分ノーカット完全版
いやこれで今月は凌げることになり、まさに神の御加護というしか無いですよね

 
舞台を台湾にして氷室蓮司が単身で台湾に息子救出に向かうというお話
日本国内なら単身でも道具くらいは呑んでいけるけど
前の記事のお話ではありませんがハイジャックやテロのおかげで一番チェックの厳しいのが飛行機ですからどこにも忍ばせていけないし
俠和会の息のかからない他国では氷室さんのセリフではないですが戦う武器は握り拳ひとつだけという
まずそこからお話を作り、そんなとこに行かせる理由作りに氷室のむすこ悠太が修学旅行先で誘拐されたことにして
単身氷室を乗り込ませてのお話しを構築されたのは辻裕之監督さんだったのね
村田啓一郎さんは絡んでいなかったので
プロット的に全くの遊びなしでの119分だったわけだ
 
まずは台湾に近い沖縄で台湾マフィアと琉球ヤクザとのヤク交流を断ち一応沖縄の問題を解決させ帰宅途中の氷室に悠太の束縛写真が送られてきて
これは自分の問題だからと単身台湾に渡った氷室蓮司
一応なんとか昔面倒見たとっぽいにいちゃんと金銭だけで繋がっているけども
そして今回沖縄でのヤク問題での李さんくらいしかいませんが
組関係では無いので頼る訳にもいかなくて
台湾マフィアの拠点立っていうとこを一つ一つ当たっていく氷室ですが
 
台湾では警察関連での連続爆破事件が起きており、ちょうどその爆破と繋がってたりする中で
なんと警察に捕まり日本語のわかる刑事に取り調べを受けていると別警察署で氷室関連の爆破停止パスワードが告知されてなんとか二件の爆破を止めることができて・・・
氷室蓮司とこの爆破とは繋がってることが判明し

氷室蓮司は一応釈放されて女刑事残のお付きというおまけ付きで息子探しを
李さんも手伝ってくれて
そう海外ロケでの映画の特徴である程度観光名所的なとこでロケしてたりと辻裕之監督もちょっと俗物だったり(笑
まぁライツキューブ特有の女優さんに縁がないというか女刑事も容姿端麗ではなかったんだけど見終わって調べたらなんと初代キョンシーのテンテンちゃんの成人したオバハンだったのね
 
お話は完全にマフィアにしても蓮司にしても後でどんでんする黒幕にしてもこれは皆家族のお話だったってことで
そうツイストが用意されててツイストされると全部理解可能の結末だったってことで
日本統一シリーズの完全スピンオフ作品ということで
119分十分に楽しめた作品でした
 
まぁここで本編見てしまいましたが10月25日にリリースされる「氷室蓮司」はDVDがレンタルセル共にこの劇場公開版だそうで
Blu-rayでリリースされるのはこの劇場版よりも20分ほど長いディレクターズカット版ということで
そちらもまた見てみたいので来月はそちらの感想もアップしたいと思っております。
 
2024年製作、日本映画、「氷室蓮司」製作委員会作品、ライツキューブ配給
本宮泰風総合プロデュース・出演、辻裕之脚本・監督作品
出演:%黒羽麻璃央、本田広登、喜矢武豊、山岡樹、松本若菜(声のみ)シャドウ・リュウ、吳昆達、應朗丰、リン・フイミン、大谷主水、与座重理久、白川祐平、石橋穂乃香、具志堅用高、山口祥行
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高度7000米 恐怖の四時間

2024-09-29 18:48:06 | 邦画
今月の東映チャンネルでOAされていたものの録画視聴です。
1959年の映画ですから飛行機に乗る前のエアジャック前の検査なんてまだ何処の国も行って無い平和な時代に作られた作品ですから
本当に飛行機に乗るのも一応空港ゲートは潜り抜けますが駅の改札を通り抜けるようなもの
まさにいい時代だったんだって思える

 
そんなチェック機能のない時代拳銃強盗した犯人が拳銃を持ったまま北日本航空の北海道行き108便、ダグラスDC3機は仙台経由札幌行として飛び立った。
途中仙台に帰港するのね
ってことで北日本航空全面協力っていうか今で言うところのタイアップで作られた作品とも言えるのかな
ってことで北日本航空はこの3年後に何社かと合併してTDA(東亜国内航空)となり
そしてTDAもANA(全日本航空)に吸収合併されいくのよね
っていうかまだスチュワーデスって自ら云ってる時代なのね
そんな機内アテンダントに小宮光枝さんと久保菜穂子さん
パイロットに高倉健さんと今井俊二時代の今井健二さんが副操縦士
乗客に中原ひとみとか梅宮辰夫まで
そうだ途中仙台で副操縦士の恋人で健さんの妹役で丘さとみさんがチョイ出演していましたね
 
見る前はモノクロ作品だと思っていたらカラーだったのでこのキャスティングではいわいるA級作品だったようですね
脇役もそれなりに揃っていたしね
っていうか航空サスペンスだと思って見てたらなんと乗客や乗務員たち個々の紹介にかなりの尺を使って登場前と千歳空港到着後にも尺を使い
ハイジャック犯の大村文武との攻防戦は飛行テクニックで決着つけるという呆気なさでして
 
これじゃあかんとハイジャック制したあと彼の撃った銃弾で脚がでないと言う同体着陸を副操縦士がしなくてはって言うサスペンスをもう一つ付け加え得るという二重構造
機内の乗客のパニクり度はこっちの方が大きいようでしたねぇ
そんな脚本を書いたのは船橋和郎さん
 
1959年製作、日本映画、東映作品
小林恒夫監督作品
出演:高倉健、今井俊二、大村文武、中原ひとみ、小宮光江、久保菜穂子、丘さとみ、梅宮辰夫、風見章子、殿山泰司、岡村文子、岸井明、 増田順司、左卜全、トニー谷、滝謙太郎、浦野みどり、光岡早苗、佐山二三子、山本緑、岩城力、小島洋々、不忍郷子、加藤嘉、神田隆
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マッドマックス:フュリオサ

2024-09-29 05:05:54 | 洋画
もうレンタル作品は枯渇してしまい
10月のレンタル初日まで残り3日となりあとは個人のBlu-rayかDVDもどちらも一枚ずつ
そのうちの一つがこの作品、そして足りない一本は神様が与えてくれた奥の手があるんですよね
 
あの「マッドマックス怒りのデスロード」(さすらいのブロガーでしてどこにあるのか見つからず。でもしっかりみてますからね)で超個性的な片腕義手のシャーリーズ・セロン演じてたフュリオサのスピンオフと言う作品をジョージ・ミラーが作ったわけよね
 
一応二時間30分弱の作品を章仕立にしていわゆるフュリオサの少女時代から大人になって片腕喪失を含めて「怒りのデスロード」につながるキャラになるまでの前日譚
俗な言葉で言えば“フュリオサ0“と言った作品なんですが
まぁ“マッドマックス”.から離れての単体作品と見ても十分に見られる作品ですが、シャーリーズ・セロンの前作でのキャラが強烈でしたから“フュリオサ”ってついてしまうとあのシャーリーズ・セロンから離れて見ることはできない作品でもあり
 
その若き日を演じると言うことでは主演のアニャ・テイラー=ジョイもちょっとしんどかったのじゃないかとは思いますが
丸刈りにしたりと前作へのつながりをしっかりと描いておられる割には
あんな片手になったエピソードがあまりにも呆気なくて・・・
そんなこっちの気が抜けるようにわざと作ったんだろうな
戦闘シーンもそれなりに随所に入れて派手派手しくつくられててそれなりに見せ場としてこっちを飽きさせてくれてはいません
 
そうなんだ見終わって知ったんですが悪の親玉をクリス・ヘムズワースが演じてたのね
あのあまりにも長い髭で誰だかわからんかってエンドクレジットで知って
なんだ雷神様だったんだってちょっとびっくり
っていうか最後は木になっちゃうのね、その木が実らせる赤い果実はオープニングとエンディングとでシンメトリーになっていたのね
 
まぁ木にするよりかはなんかクライマックスではフュリオサとのタイマン勝負くらいやって欲しかったなぁ
あれじゃ前作のフュリオサのキャラに繋がらないような木(気)がする
ってことでお後がよろしいようで・・・
 
2024年製作、オーストラリア・アメリカ合作映画
ジョージ・ミラー製作・脚本・監督作品
出演:アニャ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワース、アリーラ・ブラウン、トム・バーク、チャーリー・フレイザー、ラッキー・ヒューム、ジョン・ハワード、ネイサン・ジョーンズ、ジョシュ・ヘルマン、アンガス・サンプソン、リー・ペリー
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隣の団地妻 隣の奥さん、抱いてみませんか 他

2024-09-28 18:13:29 | OV
昨日日本映画専門チャンネルの“大人の桃色シネマ白書”のは記事を書いてて気づいたんですが
不思議なことに今月はピンク映画とか、AVを2〜30分R -15作品に再編集して3、4本能でオムニバス作品にするって言うエロチック作品等を全くB級記事のほう
つまり夜の部で全く書いてないことに気づいてしまい
 
これはあかんな我がポリシーに反すると早速この作品を視聴
映画ようのタイトルは作られへんのですな
て言うことでこの作品はエロチックOVを更に換骨奪胎してた作品だったんですね
 
第一エピソードはチャンネルNECOの当該作品のHPにあるように本タイトルをそのまんまこのTV番組にも使われていたんですね
と言うことで本OV共に秋月彩乃さんと大貫希さんのW主演での「隣の団地妻 隣の奥さん、抱いてみませんか」と言う作品
 
団地の隣同士に住む年配の伊藤夫婦と若い三島家の夫婦は、表向きは平凡で幸せな生活を送っていた。しかし伊藤佳子と一成は性生活の欠如から離婚の危機に直面しており、一成は自分のサディスティックな性癖を佳子に打ち明けられず、隣人の三島知恵と秘密の関係を結んでいたのだが
ふとしたきっかけから圭子と隣家の三島とが関係をもってしまい
間男した反省から圭子は夫に離婚してくれと頼み込むがこれを契機にして性癖の告白と2組のスワップがうまく回ることになり・・・
 
第二エピソードも一応番組専用の「義姉のススメ マゾ姉妹の夫婦交換」と言う番組タイトルも本編エロチックOVと同名タイトルで、コチラも60分ある作品をほぼ園半分に尺を短縮した作品
新婚夫婦である愛海一夏演じる妹・美千代と夫・茂は新居の新築が間に合わずに完成するまでの3ヶ月間、専業主婦である上原優演じる姉・玲子の家に居候することになったものの一応共働きで保健外交のベテラン美千代は夫よりも収入がよく家庭での主導権も握ってる美千代とは対照的に家庭的で清楚な専業主婦である玲子に次第に惹かれていく・・・
ある時玲子と二人きりの機会を得た茂は玲子と関係を持ってしまい妻と義兄の目を盗んでの関係を続けるが
妻美千代も会社の上司を紹介してくれると言う義兄をなんと誘惑して・・・
文字通りのスワップ映画
なんだろうたまに見ると新鮮に感じるって言うけどいわゆるこう言った作品は換骨奪胎してあえて濡れ場だけを抜粋してるもんだから起承転結と言ったプロットがないと結構退屈なするのだって言うのが・・・
 
切り口の違う記事はコチラ
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陰陽師0

2024-09-28 05:05:42 | 邦画
野村萬斎さんの「陰陽師」(2001)「陰陽師Ⅱ」(2003)が公開されてからはや20年
野村萬斎さん自体好きな役者さんでは無いもののいわゆる陰陽師である安倍晴明フリークとしては見ておりますが
そこは流浪のブロガー今やどこに行ってしまったのやら見当たらないのよね
でももう20年も前だったとはねぇ
 
ってことで今作は安倍晴明がまだ宮廷の陰陽師になれる前
そう陰陽師見習いって言う立場でのまだ学生(がくしょう)と言う修行者時代に
親友が恋する皇族の徽子女王を襲う怪奇現象の解決をすると同時に宮中を牛耳ろうとする悪者を退治し陰陽師に推挙してもらうまでのいわゆる前日譚と言う夢枕獏さんに許可を得てのオリジナルストーリーだそうですので「陰陽師0」と言うことらしい。
 
また「三丁目の夕日」三部作や「ゴジラ−1.0」でVFXおよび監督としての山崎貴さんの奥様である佐藤嗣麻子さんのオリジナル脚本&監督作品だったのね
ということで山崎監督とずーっと仕事をしてきてるVFX会社「白組」が全面協力をしてるのでもうVFXとCGで見せてくれる平安絵巻も舌を巻く流れるような袖や裾の描写のCGやVFXが実に見事でして(こう言うの個人的に大好きで中国時代劇に多いよね)
さほど面白く無いというか底の浅いミステリー劇でしか無いのに呪術の世界観を超一級の作品に仕立てあげてるのには目を見張らさせられてしまった
 
まぁ古典の世界に造詣が深いほうと自負してる私でさえ道真公が怨霊となって現れる時の木の枝からなんと紅白の梅花が咲き誇り遠雷となって現れるVFXにはもう我を忘れて拍手喝采していたくらい
さらに徽子女王が歩かれるたびに着物の裾から花びらが舞うという細かいところなどは流石に女流監督ですかねぇ
 
まぁお話の元凶は流石に人であるということでしっかりとストーリーを落としており
VFXで目を惑わして置いて先にも書いたとおりお話になんのひねりもなく底の浅い物語をこんだけの一級品にしてるのはやはり「白組」の力技だったってことで・・・
個人的には山崎賢人を安倍晴明に配しその友人の源博雅に染谷将太を配したこともこの映画の勝因でしょうね
 
2024年製作、日本映画、「陰陽師0」製作委員会作品
佐藤嗣麻子脚本・監督作品
出演:山﨑賢人、染谷将太、奈緒、村上虹郎、板垣李光人、桐山漣、嶋田久作、眞島秀和、筒井真理子、吹越満、安藤政信、北村一輝、國村隼、小林薫
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裸の女王 天使のハメ心地

2024-09-27 19:18:18 | ピンク映画
そういえば今月もあと3日しか無い
日本映画専門チャンネルの毎月恒例企画番組“おとなの桃色シネマ白書”の今月分のもう一本の方がまだでしたね
っても月初で録画し忘れてここまで伸びてしまったってのが本当のところですが
26日の深夜枠で再OAされたものの録画視聴です。
 
ストリッパーの成長物語って言った方がいいのかな
実にウエルメイドな作品でしたが
ストリップ劇場は新宿ニューアートを借りて撮影されてるのはいいのですが
新宿ニューアートは確かに歌舞伎町に存在するストリップ劇場ではあるのですが
その存在場所はほぼ昔の都電の操車場近くで
今で言うとゴールデン街の隣にあるんですがいちおう歌舞伎町ってことで
あのランドマークとなってる歌舞伎町アーケードのネオンさんを映してのニューアートって言う寸法でしたがかなり距離が離れてておのぼりさんには不親切極まりない
 
ってのは置いといてそこで働くストリッパー青山えりな演じるマリと結城リナ演じるリンは伝説のストリッパーであるマサエに憧れて毎日舞台に出演していたが
サーモン鮭山演じる山梨の超高級旅館の息子と懇ろになり彼との結婚の夢を見るマリだった
そんな二人が東京にいられなくなり二人して山梨に逃避行するが
なんと旅館は寂れたもので旦那さんは気が触れて奥さんが切り盛りしており
旅館を継いでくれなければ息子との結婚は許せないと
 
まぁそんなこんなでここの旅館を手伝ううちになんとそのおかみさんが二人の憧れのマサエである気とがわかり
心が揺らいでいたマリはマサエに踊りを教わってるうちにストリッパーとして生きてくことを選択し
リンはここで働く番頭の岡田智宏との思いも果たせたしで
二人は旅館を去っていくと言うだけの60分の作品を
この番組でもOAされた「裸の三姉妹」を初監督した田中康文さんの二作目の作品だったんですね
主演の二人っていうよりかは熟練ストリッパー演じていた吉行由美さんと伝説のストリッパーで今は旅館の女将である田中繭子(佐々木真由子)さんお二人の演技が光っていた作品だったとも言えるのかな
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2007年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
田中康文監督作品
出演:青山えりな、結城リナ、サーモン鮭山、田中繭子(佐々木真由子)、池島ゆたか、岡田智宏、石川雄也、吉行由実
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ

2024-09-27 05:05:57 | 洋画
正直言って今月の新作レンタル作品が10月2日の10月レンタル作品の初日リリースに作品数が間に合うか全く予測がつかないって言うにのは
個人的に新作リリースとしてセルがあと二本しかなくて、
これで大丈夫何かなぁ
ちょっと計算ミスった気もしないでも無いと言うことで
こう言った作品もレンタルして見てかなくてはいけない状態に・・・
 
まぁ思った通りの私みたいな娯楽イコール映画って言う人間には全く似つかわしく無い作品でもあったし
木下グループのキノフィルム輸入作品ではないものの公開された劇場は木下グループのKINO劇場での作品
いわゆるハートウォーミングな映画だった。
って言うかこれも尺的には二時間13分もあった作品
そして途中二回くらいオチてた気がするが決して退屈だったわけではなく前日の睡眠時間が足りてなかったからだと思ってる
 
時は1970年末のクリスマス休暇中ののアメリカのボストン近郊の寄宿学校を舞台にした映画
クリスマス休暇で学校はお休み生徒も教員もみんな休暇で自宅に帰る
いわゆる日本で言う冬休み
しかし、家庭の様々な理由で帰宅できない生徒が各学年っても幼年から青年まで7人がそのまま学校で暮らすことに
しかし生徒だけ残すわけにいかないから責任者として教員が一人付き添いに
そして食事の世話として給食婦長のベトナム戦争で息子を亡くしたばかりの婦長さんも居残り
教員はこの道ン十年のいわゆる名物というか堅物教師でこの学校に全てを捧げてきた先生
融通も何も利かない、今の校長先生さへむかしの自分の生徒だったから彼には強く言えない
 
そんな彼のクラスに問題児がいて校長から有力者の父親から多額の寄付をもらってるからって言われても歴史教科に落第点をつけるほどのカタブツ教師
そんな問題生徒も実は居残り組
家庭にちょっと問題ありきで居残り組だったのだ。
母親は実母だが金持ちの有力者と再婚してクリスマス旅行中
それで連絡つかず(そう当時は携帯ないからね)で他の生徒は連絡ついて親の許可貰って他の生徒の親のヘリでスキーに
 
結局問題児と頑固教師と給食婦長の三人が居残り
この居残りが原題の“Holdovers”ってことだったんですね
一人ものの頑固オヤジ、実母が省みてくれない思春期の青年、一人息子を戦争で亡くしたばかりの黒人老夫人のいわゆる孤独な三人が11日間の生活を共にするわけだから
もう想像に難くないような反発の日常が紡がれていくわけですが
そこは映画ですからそんな反発の毎日の中で
色々と紆余曲折の中で孤独な心と心がぶつかり合うことで互いの心を開いていき
社会見学だってことで郊外に出てボストンの街で映画を見たりボーリングしたりとしていくうちに少しづつ、温かいものが生まれていくわけで
そして青年が実は心を閉ざしていたのは実父の存在で
実母が精神を病んだ元夫に会わせないため寄宿学校に入れ、こう言った長期休暇にも帰宅できないようにしていたことを知った頑固先生
 
まぁこれがこのドラマの肝になってて
これが青年の母親に知られて何せ多額寄付の親御さんですから当然学校に文句いいにきて
頑固先生窮地に立たせるもののなんと息子を士官学校に転向させるって聞いて
全て彼の行為に関しての責任を全部自分のせいにして・・・
 
心と心が結ばれての一つの悲劇を救うこととなった頑固先生
まぁ見てて泣かせる場面は全く無いものの見終わって心がホットする映画だったのね
 
2023年製作、アメリカ映画
アレクサンダー・ペイン監督作品
出演:ポール・ジアマッティ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ドミニク・セッサ
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明治暗黒街

2024-09-26 18:54:27 | 邦画
1965年と言ったら東映さんでは金脈の任侠映画を量産し始めた頃の作品になるのかな
ということで松方弘樹、近衛十四郎父子共演のミステリーアクション映画っていうか
金塊ギャング団に近づくためにアメリカ留学帰りの警官に罪を着せて潜入捜査をさせるお話
ギャングって言っても○○組って言う浅草のやくざ組織でしかなく
捜査の過程でさらにその上にいわゆる政界の黒幕が
その黒幕の存在を探っていく過程でいろんな人が死に暴力が行われるという作品で飽きることはないものの
大団円はやっぱではなく大銃撃戦でした
東映さんらしいリロードなしでの射ちっぱなしでしたが派手でよろしい


一応ポスターには松方・千葉真一・岡崎二郎の三人がトップクレジットされてるし顔も出してるものの
ちょっと岡崎二郎がクレジットやポスター惹句の割に役不足(これが正しい使い方ですからね)だったかないちおう犯人側だし、千葉は熱血警官で松方と同期という設定
女優陣は松方ので恋人役に小川知子、岡崎二郎の女に三島ゆり子さん、そして今作のバンプに久保菜穂子さんという布陣は申し分なし

あとは田中邦衛さん山城新伍ちゃんにやくざの親分に天津敏と
実に豪華絢爛
最初に松方近衛のは父子共演って書きましたが二人の会話が実にいい
ってことで脚本は鈴木則文と村尾昭で監督工藤栄一ときたら任侠映画の黄金期を支えてきた人たち
まぁそういうことで一応見応えのある潜入捜査にあたる家庭はある意味任侠映画の原型に近い作品ともいえるかな
まだ金力もあった東映さん実際にクルマ燃やしたりガソリン爆発させたりとお金も十分にかけて作ってたと思える作品でした
松方さんはお若い時からお顔が全く変わらない人だったようですね

1965年製作、日本映画、東映作品
工藤栄一監督作品
出演:松方弘樹、小川知子、千葉真一、山城新伍、田中邦衛、久保菜穂子、天津敏、菅貫太郎、岡崎二朗、有川正治、尾形伸之介、阿波地大輔、芦屋雁之助、芦屋小雁、松本克平、有馬宏治、関根永二郎、唐沢民賢、平沢彰、波多野博、堀田真三、三島ゆり子、園千賀子、月丘松子、西崎さかえ、柳川和子、大木悟郎、月形龍之介、近衛十四郎

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日本統一64

2024-09-26 05:05:53 | Vシネマ
本宮泰風と山口祥行のW主演で始まった「日本統一」シリーズも回を重ねてなんと”任侠女子“なるファン層もガッチリ掴んで今作で第六十四弾となりまして、一体どこまで続いていくのでしょうね
作品の基本コンセプトは「日本統一63」の時にも書いたと記憶してるんですが、蓮司と悠人の思い出祭りみたいな作風でもあって
ある意味単に尺というか回数伸ばしに過ぎないような作品でして、内容的にも本筋の日本統一にいれずに「外伝」での丈治のお話にすべき内容ですし
 
まぁ前作”63“で丈治を弾いてしまった勇と信光は山崎組に連れてかれて石沢と山村にフルボッコにされるものの丈治が真崎と川谷会長に二人を助ける旨の話をしてる間にとんずらして横浜に・・・
横浜に着いた二人は蓮司と悠人が川谷に出会った時のように京浜連合の本部長坂上と出会い、彼の見せかけの度量の深さに憧れて
横浜で勇信会を立ち上げて信光は勇に内緒で坂上の汚れ仕事を手伝い始めて藤代組のシマウチを荒らすようになり
 
坂上の奸計から信光は竜次を弾いたことで川上と中島は怒り心頭、二人を心配する丈治とも険悪になる中
信光はなんと堅気の港湾労務者のおっさんに手を出したことで
ついに蓮司が動き勇信会を捕まえてさらに坂上をフルボッコにする
という中で今回の件には我関せずの京浜連合の成瀬正孝さんですからねぇやっぱ狸やねぇ
 
まぁ顔見せ程度に池袋ではここはシマウチと根岸さんと喜矢武豊が
そして八王子では噂話に勝矢さんがちょいと顔出ししてるお茶を濁してる
やっぱこの二本撮りはどう見ても本筋にならんということで勇が最後に丈治の盃をもらうってことで治るし
こう言ったちょっと出演っていうことができるのは二本っていうよりかは本当に5、6本撮りいやそれ以上での複数撮りしてないと予算的にも役者拘束的にもできない芸当だよね
 
”65“からどういうお話になるのか予告を見ても掴めませんが寺島進さんがついに本筋に登場されるようですね
 
2024年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
本宮泰風総合プロデュース・出演、村田啓一郎脚本、辻裕之監督作品
出演:山口祥行、舘昌美、北代高士、勝矢、中澤達也、本田広登、川﨑健太、岸田タツヤ、喜矢武豊、比嘉秀海、根岸拓哉、松田二羽士、百瀬朔、しんちゃん、ロジャー、水野透、堀源起、高木勝也、金橋良樹、根岸大介、中村繁之、飛鳥凛、梅垣義明、成瀬正孝、小沢仁志
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