MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

侠客 -闇狩り-

2025-01-23 05:05:05 | アジア映画
1月22日リリースの中国映画である。中国での劇場公開の許可番号の映像から始まるが
どうやらプルーク配給の作品のようだ
なぜなら例の”日本語”“日本語字幕”“デカ字幕”“作品紹介“の4つの選択しか無いメニュー画面しかないからだ
プルークのロゴがないものだから見終わってGEOさんの作品紹介のページを見たらやっぱプルーク作品となっていた

プルーク作品では面白い作品の部類に入る。何せ昨日見た「エイリアン バース」があまりに酷かったのもあって、この作品がまともに見えたのかも知れないが
わたしの大好きなっても女性がワイヤーで着物ヒラヒラさせての剣戟映画では無いものの
それなりの美女も出てくるし、一応主役がサイモン・ヤムでしたから
キッチリと見られる二転三転のプロットの作品である意味単純明快ではあるのですが
これで終わりかって思えどもまだまだ続いていくという作品の終盤での追い込みが面白い作品でした
まぁこの終わり方だと連続の続き物映画になっていくのかもしれませんが・・・

死刑囚として捕らえられて本日死刑執行っていう囚人ドグは牢から”出ませい“って連れてこられたのは皇帝の前
前日宮中の命で雨乞いの儀式が行われた際に雨に変わって降ったのは毒の入った雨でたくさんの市民が死んだ
誰がこの毒雨を仕込んだのかを調査せよってドグに命が降り
そうドグは元は大理寺の有能刑事だったのだ
若い現役大理寺吏員とともに調査に乗り出したドグ
その途中にホワという女も加わっての探偵調査の過程で朝鮮朝顔の毒を大量に購入した催という地方豪族があがってきて・・・

現在の事件の調査の過程で過去のドグが関わった事件で彼が死刑囚となった事件やら、この世の晴らせぬ悪を晴らす水男っていう代理死刑人とかが絡んできたりってっことで
最終的には毒雨事件は意外な犯人が浮かび上がり
一つの事件解決から次々に過去にドグが調査してた事件やら彼が死刑囚となったじじぇんまで85分の尺で解決してしまうという作品

ワイヤーアクションでの見せる剣戟アクションもあったりして目でも十二分に楽しめた作品でした

2023年製作、中国映画(劇場未公開作品)
リー・ジーウェン 、 フェイ・シャオ監督作品
出演:サイモン・ヤム 、 フアレイ 、 クララ・リー
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西施 呉王暗殺

2025-01-15 05:05:05 | アジア映画
「呉越同舟」のが四字熟語を生んだと高校時代に確か習ったと記憶している春秋戦国時代の”呉国”と”越国“の因縁の戦いを描いた作品だったのね
中国映画にしては男が女を犯したり
中国映画には珍しく男女の性愛を見せられない部分をちゃんと見せないように描いてるとこもある作品
 
呉王が越王夫差に命乞いのために恥を忍んで犬飲まねを周知の人々の前で見せるシーンとかあったりで
それなりによくできてる作品だったと
 
主役の西施はそんな夫差暗殺のために夫差の元に献上された越国の8人の間者の一人
元々夫差を父親の仇と狙っていたものの
実際にはその美貌(中国四代美女の一人にあげられてる)故に夫差王の寵愛を受けつつ命を狙う隙を窺ううちに・・・
夫差自身も間者の一人と分かっていたのかもしれない節もあったように描いてるものの
 
そこいらの駆け引きを見せつつ夫差の王としての魅力もあってか目的を果たせぬまま無駄に時が経っていくものの
その間に越が力を盛り返し呉を打ち負かすっていう二時間の宮廷絵巻的な映画であったかな
主演の西施を演じるツァオ・シーユエの美貌に酔いしれる作品でもあったかな
個人的にはこういった戦闘スペクタクルアリーナ
男女の駆け引きアリーナの映画って嫌いじゃないからね
でも中国とか韓国の長期に渡る歴史絵巻的なTVドラマはなぜか敬遠してるのも事実
 
当時宮中の糞尿はああやって外に運ぶようですがどこに捨ててたのかが気になったのよね
トイレっていうと日本では寝殿造の場合は厠(川屋ーかわや)って言って文字通り川の上に小屋をしつらえての天然の水洗だったんだよね
それがいつのまにか時代が進むにつれて家の中に設えての汚穢汲み取りに退化してったよな・・・
 
2023年製作、中国映画(日本未公開作品)
ダイ・イーリン監督作品
出演:ツァオ・シーユエ、イン・ハオミン、ルオ・リクン、トゥン・ヤン・リン
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Kfc 食人連鎖

2025-01-14 18:02:08 | アジア映画
ベトナム産の食人映画ちゅうことで理解していて
さらに公開時(一部劇場でのみ)のレイティングがR -18だってことで、二次仕様のDVDのレイティングも同様ってことで期待大で1月1日リリースってことでフライングの 12月31日にGEOさんに行ったらレンタルされてて
ようやっと見る機会に恵まれました
 
?????!っていう映画でして
あ、その前に言っておきますがタイトルのKfcとはケンタのことですからねぇ
オープニング太っちょの男がケンタのフライドチキンを前にしてコークとペプシを混ぜると実においいしいコーラができるってウンチク垂れて外に出るとトラックに跳ねられて昇天
次のシーンはケンタの女店員が店内で仕事して次のシーンは彼氏のバイクにノーヘルヘッドホンでニケツしてると
救急車にブッけられて中から医師が出てきて二人を社内に入れてAEDで生死を確認してからケンタのお姉ちゃんを救急車内だ死姦しちゃうという
もうさいっしょっからアンモラルな映像で始まるこの作品
 
あ、ベトナム映画ですから具体的なエロシーンはありませんよ
まぁそう言ったエロ友グロともつかないエピソードが脈絡なく綴られていくわけですが
こっちの期待したようなグログチャな映像も皆無です
しかし明らかに邦題の副題にあるようにカニバリズムな表現が収められているのですがこれが全く期待外れな表現ばっかりでちょっとこっちも違う意味でげんなりするわけだし
それぞれのエピソードに共通するのが太っちょの子どもと太っちょの大人
 
そうなんです関係ないようなエピソードが収斂する最後になんとこの太っちょは一人の男の物語だったことがわかる仕組みになってて
時制がバラバラに組み立てられてただけだったってのがわかる仕組み
ようまぁこんな作品作って見せてくれたけど
こっちのイメージでグロを連想させるような作品で直截な映像はさすがにベトナムでは作れないということだったようで
 
ある意味梯子を登ってその先にあるお宝を見ようと思ったら何にもありゃしない
さらに梯子を外されてこっちはどーしたらいいんだって言うような作品だった
70分弱の尺で十分だった
ってことで、なんとも1月のレンタル新作ではありますが
気つぃハズレっちゅうことで本日の二部の作品に回しましょう
 
2016年製作、ベトナム映画(日本公開作品)
レ・ビン・ザン脚本・監督作品
出演:グエン・トニー、タ・クアン・チエン、ホアン・バー・ソン、チャム・プリムローズ
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ロード・トゥ・キングダム -王への道-

2025-01-14 05:05:05 | アジア映画
これってGEOさんの子会社プルークからのリリース作品だったのね
見初めてカザフスタンのナンチャラって説明が出てきて兄弟の確執云々とか言ってるのでようやっと理解しました
この作品今までもプルークからリリースされてきてた「ダイヤモンドソード 王の誕生」そして「ゴールデン・スローン 黄金の玉座」の二本に続く
カザフスタン建国の王のお話の三部作の最終作品だったのね
 
戦闘剣戟アクション・スペクタル作品としてはそれなりの見せ場とはなってるんですが、GEOさんのプルーク作品は多分に自主規制としてR -15に指定してはいるものの
戦闘シーンに於いて普通の剣戟ですし首が跳ぶ腕が切断されたりのシーンもなく
剣戟で切られたり槍で突かれたりの相手にCGでの血飛沫が飛び散るわけでもないんですよね三部作通して言えることだけど・・・

一応史実に基づく剣戟アクション巨編ということですが、この作品プルークですので日本語版、日本語字幕そしてデカ字幕の三種類でしか見ることができない仕様ですので
字幕読んでるうちに登場人物の名前が覚えられないと言う難点
じゃ顔でっても髭面に同じような民族衣装や軍属衣装で顔も半別しにくいっていうことで
主人公の誰かさんが遊牧民をまとめ大草原の中でカザフ国を長期に渡る戦闘に勝利して国を一つにまとめたって言うのがわかる程度の理解しかできないものの
最後には国をまとめてカザフ王国をまとめてひとつの国家にした人物をかなりな熱量で称賛して映画は終わる
 
まぁ戦闘シーンが数回あるんですがそれを見てるだけって言うような見方しかできない作品
まぁある意味大時代的な作品と言ってもいい映画だったかな
15世紀のおはなしですけどもロシア国王になんちゃらって劇中にもセリフだけですが出てきているので
この時代にカザフスタンの国威発揚っていう意味もあっての映画化だったのかもしれませんね

2022年製作、カザフスタン映画(日本未公開作品)
アカン・サタエフ監督作品
出演:ベリック・アイツハノフ、イェリク・ゾルジャクシノフ、ヌルラン・アリムジャン
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女剣客

2025-01-04 05:05:05 | アジア映画
まぁ私はTVドラマは今まではほとんど米国の作品をシリーズとして追ってきていたものの
ここ最近ではディック・ウルフプロデュースのシカゴシリーズとFBIシリーズしか見なくなって
さらにFBIシリーズも見ていないっていう状況のなか、米国ドラマにうって変わったのが韓国のいわゆる韓流ドラマでロマンス系と双璧をなすドロドログチャグチャないわゆるマクチャンドラマにハマっており
現在も3シリーズを並行して見ているような始末
 
中国のドラマも史劇を基にしたものや大理寺といういわゆる戦国時代の警察機構とか見てたようなきがしすが
ほとんど見ないのでよくわかんない中国ドラマ
そんな中国ドラで「有翡(ゆうひ) -Legend of Love-」っていう 50数話のドラマが2020年に放映され人気だったようで
 
この「女剣客」っていう中国映画をレンタル
もちろんタイトルに惹かれてだし、今月はガーリーアクション作品に全く恵まれておらず
もうリリースされた途端に借りていたのにブログアップはこんなになってしまってるのは
ブログの毎日2本アップの一部記事が予約投稿で埋まってるためこういた日時になってしまった
これ書いてる今日はなぜか12月28日です、ちなみに二部の記事はアップされる前日か当日です(こちらはある意味自転車操業なんですよね)
 
でもって頭に色々私の海ドラマの視聴事情を書いていたのは
実はこの作品(映画として94分という尺があるので配信用ではなくちゃんと本国では劇場公開作品ということなんでしょうね)上に書いてある(有翡-Legend of Love-」と言うTVドラマからプロットをいただいたスピンオフ作品だったのね
 
見終わって周辺検索で分かったことですがヒロインの役名も違ってるものの
基本コンセプトは皇帝が悪と組んでヒロインの住む”四十八寨“に攻めてきて
そこの当主李徴は娘李瑾容を援軍を要請するために西境に派遣するものの。煮えきらない西境の態度に見切りを付けた瑾容は、四十八寨攻撃を命じた皇帝曹仲昆を自らの刃で殺すことを決心し・・・
そんな中父親の李徴が死にさらに復讐に燃えて宮中に忍び込み
 
っていうお話でドラマはそんな女剣客の成長を描いたロマンスあり剣戟ありのお話だったようですが
そのスピンオフってことで登場人物がダブっていたりで
多少意味不明ない関係とドラマを知らない私でしたが、えいがのプロットとしては一貫していたので
最初は艱難辛苦の末に援軍支援要請のロードムービー
後半は宮中における仇討ち物語っていった二部構成みたいな作品でしたが
 
中国の流れるような剣戟剣法の殺陣が好きな私ですからそれなりに楽しめた作品でしたが
突然ワケワカメな登場人物とヒロインとの関係性に戸惑いを感じはするものの
そこいらスルーしても剣戟映画それも女剣士のお話ですから十分に堪能できましたが
下手すると続編が作られそうな終わり方でしたねぇ
 
2021年製作、中国映画(日本未公開作品)
ユアン・メン監督作品
出演:ハン・ツォンツォン、ガオ・ガンズー、チュオ・ニ、ツェイ・ペン
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呪葬

2024-12-28 05:05:05 | アジア映画
台湾産のホラー映画ですが、一応音で驚かすタイプの作品
一応怨霊というか幽霊も姿見せますが、ちっとも怖くもない作品
ホラーに家族愛をテーマとして打ち込んだものだから何故か怖くもなんともない
あるしゅ中途半端感が、そうホラーを捨ててテーマ作品にするか完璧チョー怖いホラー作品にするかどっちかにしてほしかったものの
まぁ国民性の違いや色々とあるんでしょうね
 
第一初七日喪に服して葬儀を親族を行うなんで風習自体日本にないもんだから
そこからして戸惑うよね
でもこう言った風習はホラーにとっては良き題材であるんだから、そういったものを潔くどっちかに振り切って欲しかったよね
音ももっとおっきくするならする、ドキッともしない音でブツって画面がFIしちゃうから怖くもないんだよね
 
オープニングのコンビニの夢落ちシーンだってもうちょっと怖くすることだってできたはず
そんなコンビニ店員のおばさん親娘の爺さんが死んだもんだから葬儀に参加しに行って
この親娘が親戚筋から味合わされる恐怖体験をこっちのみてる方も追認していくっていう寸法で作られている作品
 
この親族でも良い人と悪い人がいて、いちおう悪い奴が実は・・・
良い奴がそうなんだっていう映画の基本シノプシスの王道を守ってる作品ですが
先に書いたように音ではさほど驚かず
かと言って怨霊だか幽霊だかの造形も中途半端だったしで
個人的には台湾ホラーって怖いんだっていう先入観がどっかあったもんだから
見てて完全拍子抜けしてしまった作品でしたが
 
主演のお母さん最後何処に消えた?
娘さんはエンドクレジット中に手術受けてたみたいなんだけど一体誰から
消えてしまった直属親族だったのならここの親族の誰が・・・手術費用とか整えたの
そう確か誰もいないはずだよね
っていうのが恐怖映画だったのかな!?
 
2022年製作、台湾映画(日本公開作品)
シェン・ダングイ監督作品
出演:セリーナ・レン、チェン・イーウェン、ナードウ、ウー・イーハン、チェン・チアクエイ
コメント (2)
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SALAAR/サラール

2024-12-15 05:05:05 | アジア映画
TWINさんお得意のインド映画
いわゆるボリウッド的な要素、つまり3時間(174分)にわたる長尺なのに所々で歌唱は入るもののダンスが全くない映画
そうなんです劇中なくても大抵エンドクレジットで出演者総出で集団ダンスを見せてくれてるんですが
それさえもない映画だし、なんか終始重たい雰囲気で作られてるアクション映画ではありましたが
 
そして映画自体インドっていうよりか、どっかの架空の国のお話になってて
ある意味日本で言うところの大河ドラマっぽい作品でして
いろんな国家っていうか領地を持った連中がしのぎを削って国家をっていうか覇権争いっていうか日本で言うたら戦国時代みたいに群雄割拠での戦国物語みたいな作品でして
 
っていうかオープニングではたった十歳の時に友情を育んだ平民の少年サラールと領主の息子とが領主の鼻輪を智力と暴力で取り返すものの獲ったやつはその兄貴でして
そこには暮らせなくなり母親の命も危ないとこを鼻輪の君が助けて逃してやるとこから始まるんですが
 
その智力と暴力に長けた少年サラールが大人になった2017年に映画は飛び
国の政情が不安定ってことで米国に亡命していた男の娘がインドに帰ったことで命を狙われて
かつてのサラールがその命を狙われた娘を単身で守る
って言う行動に出るものの
 
なんと時制が2000年に急に戻り先に書いたように後半の二時間は群雄割拠の戦乱の中でして孤立した件の鼻輪の領主が救いを求めてるきたことで
サラールは立ち上がり・・・・
近代じゃなく現代兵器だ身を固めた他領主に与する各国の傭兵に対して
こちらは無手勝流の徒手空拳でバッタバッタと敵をちぎっては投げちぎっては投げって言う
まさかの映画ですのでアクション的に人体破壊もあって面白いのですが
 
映画としてテンポは遅くかつ重厚な映像で紡いでいくから三時間の長尺になるものの
映画としては
何一つとして解決してなくて
そうなんですよ実はto be continuedの作品でしてこのままいくと何部作になるのやらっていう作品だったのだった
 
2023年製作、インド映画(日本公開作品)
プラシャートン・ニール脚本・監督作品
出演:プラバース、プリトヴィラージ・スクマーラン、シュルティ・ハーサン、イーシュワリ・ラーオ、シュリヤー・レッディ、ジャガパティ・バーブ、ボビー・シンハー、ジョン・ヴィジャイ
 
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無名

2024-11-29 05:05:49 | アジア映画
そうだよねこれってトニー・レオンさんだったんだよね
私ってアジア映画だとなんでも韓国映画っていうような感覚だったので韓国映画だって勝手に思い込んでて
今月最後の韓国映画を見るかってケースカバー仕様の封印切って円盤プレイヤーに入れたらまぁ中国漢字での映画会社が多数出てきて
オットこれは中国映画だって思い知らされたわけでして錯覚っていうのは恐ろしいもんですね
 
ってことで改めてトニー・レオンさんとワン・イーボーさんのW主演で送る第二次大戦の日中戦争に突入しそうな日本軍が支配していた国際都市上海での当時中国を治めていた中国国民党と中国共産党それに日本軍のそれぞれ三つ巴のスパイ戦を描いた作品だったのね
ということで一応諜報戦を描いているためか映画的にはほぼ会話劇での騙し合い、唆し合いの会話で終始しており
それじゃ寝落ちする人がほとんどだろうって
そうなんとこの映画二時間10分の長尺ですから
時には観客寝かさせないようにちょっとしたアクションってもスパイ同士の殺し合いを見せたり
時制を弄ったりと見せ場を作っての寝落ちさせない工夫を凝らした作品でしたが
 
歴史的なぁ事実は曲げられないためにトニー・レオンは時の中国政府であった国民党のスパイなのね
ってことで中国共産党との内戦前ですから国民党として描かれており戦後の共産党と国民党との覇権争いによって台湾島に堕ちていく前の国民党ということですので
こう言った映画で中国映画に見られるいわゆるプロパガンダの映画ともまた違うのですが
オープニングとエンドクレジットにトニー・レオンさんのお名前が中国漢字でデカデカと表示されるものの
なんとその脇にはカッコ書きで(中国香港)と表示もされて現実をしっかりと見させることも忘れない中国映画のというか一党独裁のは中国共産党の怖さも見せつけておくのを忘れないようですね
 
2023年製作、中国映画(日本公開作品)
チュン・アル脚本・監督作品
出演:トニー・レオン、ワン・イーボー、ホアン・レイ、森博之、チャン・ジンィー、ジョウ・シュン、ダー・ボン
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ジェイルブレイク

2024-11-19 05:05:13 | アジア映画
これは全く退屈しないというか
91分の尺の80分は全てアクションシーンで作られてる作品
劇中フランスからきた警官に格闘技はシラットのようなものかって聞くシーンがあって
警官の一人がカンボジアの古武術“ボッカタオ”だって言うシーンがあり東南アジア系の映画だって言うのはわかっていましたがこれでカンボジア映画だとわかってスッキリしながら見てました
 
インドネシアの武術シラットを世に出した「ザ・レイド」同様舞台を刑務所内だけに絞ってそこで囚人たちと警官と一人の看守になぜかポン刀持った女ギャングたちが一人のプレイボーイと言う人物の生命を守っての生き残りをかけて殺しあう三つ巴の超過激エンドレスバトルアクション映画でしたね
先に書いたようにバトルアクションシーンだけで尺の80分も尺遠使ってるのでもう完全ノンストップアクション映画といっても良いし
 
囚人にしても警察官にしても女ギャングのボスにしても皆さんノースタントでのバトルアクションだそうでまさにシラットに対抗するアジア系格闘技にまた一つボッタカオという格闘技が現れたようですね
警官のお姉ちゃんもそのボッタカオの使い手らしいと言うことでしたが
開巻部分でサンドバッグに打ち込みしてるときの二の腕の細さが気になってはいたもののいざ本番っていうシーンではその細さを忘れ去らせるほどの技を見せてくれておりまた一つアジアの一古武術が見られたことを喜ぶ映画
 
まぁ古武術ボッタカオを堪能する作品ですのでプロットが多少破綻していても
格闘アクションが楽しめれば無問題でしょ
まぁインターフィルムさんもよくこんな古い作品を発掘してこられたものですね
その努力に👏
 
2017年製作、カンボジア映画(日本未公開作品)
ジミー・ヘンダーソン脚本・監督作品
出演:ジャン=ポール・リィ、ダラ・アワー、タロート・サムタ、ウー・ダラ、セリーヌ・トラン、ダラ・パン、サヴァン・フィリップ
コメント (2)
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ボーン・トゥ・フライ

2024-11-16 05:05:46 | アジア映画
中国産のいわゆる国威高揚つまりはプロパガンダ映画の最たる作品
そうなんです中国の領空圏を侵略された中国空軍はジェット戦闘機を派遣して領空侵犯の警告を出すものの
侵犯機は最新ステルス戦闘機でこちらの旧式ジェット戦闘機ではまるで歯が立たなくておちょくられて戦闘機パイロットは悔しい思いを常に味わっていた
 
何せ国防費が日本の45倍だとか言われてる中国ですがねぇ
いわゆるこの度誕生させた中国初のステルス戦闘機”殲35“の製作秘話って言うお話だったのね
したがって最初っから最後までの二時間5分完全なるプロパガンダで貫かれてる作品ですが
一応はちゃんとしたシノプシスだ作られてた感動巨編って言う作品
 
ってことで空軍きっての航空機技術を持ってる兵士レイ・ユーはステルス戦闘機開発のテストパイロットチームに推薦されてテストパイロットとしてその能力を期待されていた
他駐屯地から腕に覚えのある連中が集められてステルス戦闘機の飛行テスト等に参加して“殲35”の性能や極限領域等のテストに毎日明け暮れる様を描いていくだけの映画ですが
ちゃんと映画としてテストに失敗したりとかのシーンも組み入れて物語に緩急をつけて観客を飽きさせないプロットで構成されており
中国産と言うことをおいておいても映画としてきちんとできてる作品
チーム長がテスト飛行で死んだりとかレイ・ユーに腕と度胸とでは引けを取らないライバルがいたりとか
ちゃんと映画として成立しており
 
最後はこの二人が協力して・・・
っていうかステルス戦闘機が飛行する高度には鳥って飛べるのかな
最終テスト中にバードストライクに遭遇しライバルは負傷してさらに機体は不調になるものの機を離れずになんとか基地に着陸させるって言うサスペンスがクライマックスでしたが
この“殲35”は現在中国の最新ステルス機であり、あの使い物になるかならないかの中古空母に搭載されてる様ですが、空母での発艦がジャンプ台ではその性能は発揮されてはいない
でも中国産初の最新空母にはカタパルトが搭載されててこのステルス機は機能してる様で
エンディングでは領空侵犯の外国機(国名は完全に伏せていますが・・・言語は英語だったなぁ)と互角にわたりあっていましたねぇ
 
2023年製作、中国映画(日本公開作品)
リウ・シャオシー脚本・監督作品
出演:ワン・イーボー、ユー・シー、チョウ・ドンユイ、フー・ジュン、シュー・カイチョン
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