MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

灰色の壁 大宮ノトーリアス

2022-06-30 23:30:21 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうという企画で視聴した作品
最後の”この映画は事実を元にして作られたフィクションです“という断りが出てくる
まぁジャケット見ての通り埼玉大宮
そう大宮ですからまだ浦和と合併してさいたま市になる前のお話ですし
国道16号を根城っていうかシマにしている暴走族たちの紛争からお話は始まる
 
時は従って1996年、暴力団“青葉会”が支配する大宮周辺では暴走族たちが蔓延り、日々若者の抗争が絶えなかった。県下一の勢力を誇る暴走族“桜神會”率いる族のリーダー吉田正樹と、“青葉会”にけつもちしてもらってる暴走族“魅死巌(みしがん)”のリーダー企とタイマンによってシマの決着をつけた吉田だったが
 
族の一人がクスリのが問題から因縁つけられたことで何か復讐の方法はないかって話題の中で敵のリーダーの家に火炎瓶投げたらって冗談言ったら未成年の構成員が本当に火炎瓶作って投下してしまったから
正樹は放火の教唆で8年の実刑を食らって少年刑務所に・・・
実行犯の二人は未成年と教唆による犯行ということで一年の矯正施設送りに
 
最初は暴走族の抗争映画って言うようなはじまりだったんですが
この後実は主人公の少年刑務所での投獄生活のが中で彼が享受する理不尽というか不条理な雑居房内の序列争いやいじめや軽作業におけるこれまた陰湿な検査作業とか懲罰房など刑務所での陰湿なお話が展開される中
かしらを失った“桜神會”がけつもちの”青葉会“に吸収されて行ったり
娑婆に残してきた彼女と娘の生活苦とかガ知らせる中で
 
早く娑婆に出て妻子を守らねばと一念発起してなんと主人公は模範囚として
6年で仮出所を勝ち取るんですね
でまずは自分を嵌めた刑事とか青葉会に6年の刑期分の落とし前をつけ
妻子の前に姿を表す・・・
最終的には娘の髪を切る美容師として堅気の姿で終わるという
 
ある意味ヒューマンドラマ的な作品になっている
復讐という名の落とし前の付け方もう面白いがもう捕まっても軽犯罪程度っで再び矯正施設送りにならないようなやり口でしたねェ
 
2021年製作、日本映画、「灰色の壁-大宮ノトーリアス-」製作委員会作品
安藤光造監督作品
出演:奥野壮、陣内孝則、紺野彩夏、金子昇、新羅慎二、吉村界人、木田佳介、後藤剛範、小嶌宣輝、濱正悟、高橋龍輝、玉城 裕規、湊祥希、馬場海河、高橋メアリージュン、うえきやサトシ


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イップ・マン 黎明

2022-06-30 17:36:37 | アジア映画
ようやっと見られました。いつ行っても貸し出し中
いっそ葉問ですから買っちゃってもよかったんですが
そうドニーさんのイップ・マンなら迷わず購入してそそくさと見ちゃっていたんでしょうが
 
このイップ・マン映画
実は若き日のイップ・マンのお話のようで
若き日って言ってもちょっと若すぎ、何せイップ・マン高校生17歳の時の逸話の映画化
まぁ見てて思ったんですが、コレは映画オリジナルの作品のような
完全にフィクションでしょうね、事実を元にしてない完全にフィクションでしょ
 
そう言う意味では実に派手な映画
大人のイップ・マンとは違う若さゆえか
それとも金塊を求めて高校に侵入した死刑囚の脱獄犯の極悪犯が高校生を人質に
金塊と自分を死刑にしようとした警察署長への復讐として署長の息子が通ってる高校を完全ジャック
 
いやこの死刑囚逃亡するのも派手で街中警察車両と銃撃戦
さらに警官の一斉射撃で車は炎上爆発とイップ・マン作品としては掴みがなんと拳ではなく銃弾と爆発って言う変わり種で始まる
 
そんな学校に留学してるイップ・マン
実は少年時代の碁の先生で、イップ・マンに人生の生き方を教えてくれてた先生が
何故死刑囚となったのかのところはちょっとでしたが、あそこまで行くか?
人生を教えてくれてた先生が今や血も涙もない殺人鬼
だってねぇ高校に重機関銃据えて父兄や警官に一斉射撃する非道っぷり
でも流石に皆殺しにならないのね
 
さらにどこからこんだけの子分たちをあつめられたのか
監禁の難を逃れたイップ・マンが詠春拳で一人また一人と倒していく映画ですが
あれだけ重機関銃備えてる彼らに得物は全員が蛮刀って
一人や二人くらい拳銃持っててもいいのだがイップ・マンガ撃たれちゃお話終わっちゃうからみんな蛮刀でしたねぇ
って雲霞の如く敵がいるんですがどこから湧いてきたのやら
侵入時の映像では数人しか見せてないんですがねぇ
 
まぁ囲碁とは言え昔の師匠に対して礼を尽くすイップ・マンの生き方は変わらないんですね
囲碁の先生はなんでこんなに変わったのか、やっぱそこがこの映画の難点だったかなぁ
時代が時代だけあってJKの制服のスカートの長さに違和感抱いてしまった私って・・・?????????
 
なんでだろう七月、八月にも更にイップ・マンのDVDリリースが控えているようですね
 
2020年製作、中国映画(日本未公開作品)
リ・リーミン監督作品
出演:チャオ・ウェンハオ、ムー・ファンビン、リー・ハオシュアン、シャオ・シァ
 
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狙われる若妻

2022-06-29 23:28:49 | OV
チャンネルNECOの深夜枠でのエロチック作品「世にもエロスな物語」シリーズとか「令和エロス噺」シリーズ作品のオムニバス各作品を、それぞれさらに単体にして深夜枠の埋め草プログラム用のコンテンツとしてリピートOAしてる作品の一本
HDDに録画しっぱなしにされてたものの録画視聴です。
「狙われる若妻」で調べると「世にもエロスな物語〜狂艶〜 」という作品の中での1エピソードとして2020年の9月にチャンネルNECOでOAされて
 
わたしも見てはいましたが
こう言った作品の常
内容的にも完全に忘れさられてる作品だったようですね
 
オルガ本編のが方では春原未来さんの「狙われた若妻」という110分の作品

専業主婦が興味本位で社会で活躍する仮想世界を体験できる”バーチャルワールド”という無料サイトで

擬似職業体験しようと登録したら・・・
ヴァーチャルゴーグルが送られきて、早速試すと
彼女は女医を体験することに、ところがなんと職業体験ではなくヴァーチャルの世界で同僚医師に犯される体験だった
慌ててバーチャルワールドに連絡してサービスエンジニアにきてもらうが・・・
実はそれらは巧妙に仕掛けられた罠で、バーチャルに世界ではなく、リアル肉体がなんと男たちに蹂躙されるのだった
どこでどうやって彼女がターゲットになったのかの説明も何もないけど
見てるだけで退屈しないのは春原未来さんのグラマチックな肉体がこの作品の全部を持ってかれてるからなのかなぁ
 
たまに忘れ去ってる作品を再見するのにも30分以下って言う尺は実にちょうどいい
 
切り口の違う記事はコチラ
 


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インデムニティ 陰謀の国家

2022-06-29 17:11:40 | 洋画未公開
久方ぶりのワンマンアーミー的なアクション映画
そうなんですね昔よく映画になったあの「逃亡者」みたいな作品
無実の罪を着せられ、つかまって刑務所に護送される途中に
ふとしたことから逃亡犯になって
警察に追われるなか、自分を嵌めた組織と言うか黒幕にせまっていくというお話
そういやこう言ったプロットの作品って最近見なくなってきていた感もする
 
そんな映画が南アフリカで作られました
主人公は消防署の小隊長、家事で赤ん坊救出に無理しての突っ込んだために消防署員二人を失いさらに被害者も失ったことが職業的なトラウマとなって
精神科の先生に通うように命令受けてるものの
ほとんど精神科にかよっっていないが
ナイトメアとして常に真夜中うなされて起きてしまう毎日
 
そんなある日奥さんにある男が接触してきて、旦那さんが国家陰謀でこ下ろされようとしてる
この奥さんウエッブ記者でこの陰謀を記事にすることで旦那の命と国家的陰謀の暴露を図るが
ある夜旦那の隣で絞殺されており、気づいた旦那が救命措置とってると
警察が押しかけてきて現場状況から旦那を逮捕しての護送車に入れた
 
なんか途中でさらに犯人を拾うと新たに乗ってきた別件犯人と思われる男が主人公に襲いかかる
相手の拳銃が運転手を撃ったために護送車は道路から転落し
命と辛々逃げ出す主人公
全くなんで襲われるのか全くわからないまま逃げるものの
 
追いかける女刑事、この人なんとなく今回の事件に疑問を持っているものの
上司という男が彼女とコンビで追う
この上司はなんとなく胡散臭い
逃げていく中で様々な殺し屋警察から追われるものも
事件がどう動いていくのかを調べていく主人公
 
いや意外な人物が黒幕として浮かんでくる
さらに女刑事は敵に懐柔されていて実は怪しい上司がまっとうな刑事だったって
まるでセオリー通りのがプロットをアクションシーン満載で描く124分全く退屈しない作品
一介の消防士が拳銃の格闘技の名手であるって言うのは
警察消防兵士と言った人間を訓練する任務を受けていたって言うご都合主義ですが
それも気にならないほどのアクションの鶴瓶打ちで
全く目をモニターから離せない作品
 
ただ奥さんを殺していたのは実は主人公だったって言うことで
さてそれはどうしてなのかは映画を見てのお楽しみとしておきましょう
国家の陰謀はアフリカを統一するための兵士を作り出そうって言う国家的な陰謀だったようですね
 
2021年製作、南アフリカ映画
トラヴィス・トウテ脚本・監督作品
出演:ジャリッジ・ゲドゥルト、ガイル・マバレーヌ、アンドレ・ジェイコブス、ニコル・フォーチュイン、アブデゥ・アダムス
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グレーゾーン

2022-06-28 23:31:17 | 邦画
最初に言っておきたい。
映画やVシネの任侠ドラマ好きにとっては、なんやコレは
ちゃうやろって言う作品
さらに言うなら中村ゆうじ、仁科克基、浪花ゆうじを使っての任侠世界のドラマ
それもお家騒動を描いてる作品なのに
ドラマとしての狙いはイイところついて来てるんだと思うところもないではないですが
コレはアカン作品
見てる途中で何回辞めようとそう円盤の回転を止めようと思ったことか

でも最後まで見るのが礼儀とオチそうになる頭と眼とが戦いながら100分見るのはかなりな重労働
ただでさえ暑いし節電しろって国から言われているからそれに従うのが筋かとか(笑
って笑い飛ばせればそれはそれでありなんですが・・・
まぁわたしはよく知らないんですが製作・脚本・監督・主演と一人4役のYouTuberって言った方が正確なのか知れない宏洋氏が一人で空回りしていた作品

ってことでまずは殺陣がドイヒー
そう主人公が何故か二刀流で親分と対決するシーンで
ほらそこで左手の刀で相手刺せるだろうって言う言う殺陣が二箇所も散見できるし
先に宏洋氏が一人で空回りしていたって書いたんですが、頭が勝ってしまっている作品と言い直してもいいかなぁ
基本はロミジュリからの始まる骨肉あいあらそうヤクザ組織黒崎一家
そして敵対する組織に白川組
ってことで黒崎組は全員黒尽くめ、白川組は白づくめ
そして主人公の役名がこの二組のロミジュリの忘れ形見ってことで灰原龍だし

そこいら頭でっかちすぎな発想でしか無い訳で
暗殺されたと思われた黒崎親分はなんなんだ使い古された弾痕うけとめは・・・
さらに強面の浪花ゆうじさんをオカマにしてみせたり
それで収まらずに強面ゆうじさんには巨大金棒って武器まで
しっかりキャラ付けして欲しかったよなぁ
さらに仁科克基さんも使い切れてなかったし

あれ背中の刺青出してたのにいきなり次にカットではネクタイ締めてたし
一人4役の場合っていうか今はデジタルだからスタッフ日本記録係は付かないからっていい加減すぎ無いかい
黒崎家の長女を演じていた西原愛夏がアクションできていたのが拾い物だっただけの作品だったかなぁ

2020年製作、日本映画、宏洋企画室作品
宏洋製作・脚本・出演・監督作品
出演:西原愛夏、かなと、青山ひかる、浪花ゆうじ、白川悠衣、仁科克基、中村ゆうじ


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ドラゴン・アーク 天空の巨人

2022-06-28 17:20:58 | アジア映画
最近多いVFX多用の中国冒険活劇映画
中華民国時代のお話という事で、悪人は日本人、それも特殊部隊の諜報員の女親分が暗躍する
何に暗躍するかっていうと
ジンギス・ハンの墳墓を探して同時埋葬された財宝を横取ろうっていうお話
時代が時代ですから機関銃に自動拳銃が持ち物ですが、日本兵が持ってる軽機関銃が何故かM3マシンガンだったのにはもう少し歴史を勉強した方がいい
当時の日本軍にこのような持ち運びの良いサブマシンガンはない
って基本銃器でさえ三八式歩兵銃という明治38年に開発された本込め単発銃ですからねぇ
 
後半天空の巨人というか巨神に向けて一斉射撃は無理だべさ
前半は主人公が占術の八卦六十四卦がポンポン飛び出してくるから面食らうし
少し知識が有れば面白いんだろうけども、聞き飛ばしてもほとんど問題無い
ヒロインは主人公と反発し合うという定番ではあるものの
大学の先輩風吹かすは、って主人公は中退
それに反して卒業後は博士として古代史を教えてることを鼻にかけてるものの
 
こう言った冒険活劇の常として主人公に危機を何回も回避してもらうという展開
さらに古代史の教授も加わってジンギスカンの何百という墳墓から本物のが墳墓を探そうという事なんですが
個人的に日本語版では見ていたんですが、教授のセリフに“的を得た話だ”ってあったんですが
あららやらかしたなぁって思い
一旦止めて字幕にしてそこの部分をリピート再生したら字幕版では“的を射た”ってなってました
字幕版が正しい日本語でしたねぇ
 
まぁ関帝廟が警察署になってて、署内に関帝像がでんと立ってて
そこから地下に潜り込むと入り組んだ仕掛けが機能して
じつに重厚感のある映像でヒーロー、ヒロインを襲いかかる
ここいらのVFXはさすが中国映画
 
そしてクライマックスではジンギスカンの墳墓が天空にあり、
それを守ってるのが巨人っていうか巨神ですか
最終的に日本軍の送り込んだもう一人のスパイが正体を表して・・・
79分という短尺でサクサクって見られるのと敵のお姉ちゃんとヒロインが美人ということではそれだけで十分楽しめる作品でした
 
2021年製作、中国映画(日本未公開作品)
ジョン・ウェイシー、ヤン・シューアイ監督作品
出演:リュウ・リンチェン、チャン・ドン、 ワン・リダン、クンルン、 チャン・チュン
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私はいったい、何と闘っているのか

2022-06-27 23:36:22 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうという企画で視聴した作品
多分この企画を企てていなかったら絶対見てない部類の作品
っていうのもなんだろうこの作品、企画がどうして通ったんだっていうのが全くわからない作品ですねぇ
 
原作はなんとつぶやきシローさん、中年男性の悲哀と頑張れば頑張るだけ空回りする
中年男子なら誰でもいわゆる青春の1ページである意味童貞喪失の時の満足感というかこれで大人になったって
誰でも思う通過感覚と同様に一定の年齢になってこれからは降っていこうかっていうこれまた誰でもが通り抜ける世代感の哀愁を描いたって
そりゃ中年男子に共感はされるかもしれませんが
 
今の時代中年男子が映画館で映画を見ますでしょうか?
そう映画館にお客を呼べる要素が全く無い
なのにこの製作委員会制度の中でよく企画が通ったって不思議で仕方ない
これがプログラムピクチャー全盛期ならシスタームービーの一本として企画が通ったと思えるんですがねぇ
個人的にはこの中年おっさんの悲哀に共感できる部分はあるにはあるんですが・・・
やっぱ映画としてはお金出して映画館で見たいと思うような作品では全くないのも事実
プログラムピクチャー時代の二本立てだったらA級作品を見るためにお金払って
ついでに見て逆にこれってちょっとよかったんじゃって思うだけの作品でしか無い

さらに言うならせいぜいテレビの深夜枠での単発ドラマでも十分だと思う作品
部分的にはここはって言うような、そう沖縄でのタクシーのシーンが一番の見どころだったかな、それ以外のプロットは全く地味だし内容も薄っぺらすぎる
さらに役者は主人公の安田顕とその肝っ玉奥さんの小池栄子さんがじつによかった
あと特典映像でようやっとわかったんですが
スーパーのとっぽい女店員いいキャラしてると思ったら、なんとファーストサマーウイカさんだって
全く気づかなかった
この三人以外では白川和子さんが拾い物でしたか・・・見せ場はないんですが
全て捨て台詞でそれが生きてた

もうそういう意味では彼のモノローグで映画が動いて行くってことでの安田顕の、安田顕による安田顕の映画だったのね
日本のいわゆる喜劇の基本パターンに忠実に適度に笑わせて、ほんのり泣かすと言った古典的な作劇術で作られてる作品でしか無い
 
実は小池栄子との結婚は回想シーンと共に靄がだんだん晴れて行って、先に書いた沖縄でのタクシーシーンに繋がってドラマとしてのクライマックスになっていたんですね
 
2021年製作、日本映画、闘う製作委員会作品
つぶやきシロー原作、坪田文脚本、李闘士男監督作品
出演:安田顕、小池栄子、岡田結実、ファーストサマーウイカ、SWAY、金子大地、小山春朋、伊集院光、白川和子
 
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真夜中の管理人

2022-06-27 17:34:54 | 韓国映画
これは韓国ホラーっていうことでレンタルしてきましたが
ホラー度はかなり薄い作品で、久々の韓国本格ホラーみたいなウリだったので期待したんですが
さほどのこともない作品でちょっとがっかり
それもそのはず見終わって調べたら
どうやらこれって全8話の連続TVドラマとして制作されたものを
どうやら映画として劇場公開させるために106分の作品に再編集されたもののようですね
 
って事でいわゆるお化け屋敷的な噂のある15階建ての古びたマンションに
売れない漫画家がホラーネタを求めてそこの管理人を訪ねて、そこで管理人から聞き出した住民に関してのミステリアスな各部屋で起きたお話をネタに
それを漫画化したら編集者が飛びついてベストセラーの連載物になってた行ったってのがあらすじですが
 
その住民のみネタをそれぞれ映像化していくだけの作品
TVで家庭に流されるってことからでしょうか、韓国特有の全くエグ味と救いようのないようなお話にはなってなくて
ホラーとしては全く怖くはない作品
 
管理人が醸し出す雰囲気は悪くないのですが
ドラマ版では8話あったエピソードも映画では尺の関係から
まずはこの古びたマンションの5階に引っ越してきた作家さん、
下の階から天井に棒を突き立てるような音が聞こえると管理人に苦情にくるものの
なんと下の階は空き部屋で誰もいないという・・・
そんな作家さんが音に悩まされて薬局に頭痛薬を買いに行くと
我先にカビ取り剤を買おうとする若い男に順番を告げる作家さん
ここにはないがスーパーにあるという薬剤師のつなぎが入り
 
次のエピソードはこの薬剤師さん、
この人もマンションの住人で妻子ある男として不倫関係にあり、ある日ずぶ濡れで
男はやってきて“妻に感づかれた。しばらくここにいる”と言う。彼女は喜んで彼をうけいれるが
警察が彼女を仕事場に尋ねてきて、”男は妻子を殺して逃げている、行方を知らないかと“
自分のために妻子を殺したと感極まってい
一緒に逃げようとするもののなんとシャワーを浴びてる男ともう一人自分の前に血だらけで立つ男・・・
 
そう古き良き時代のホラー映画を彷彿とさせるものの
逆に怖さって言ったらLOVEDOLLと一緒に暮らす不動産屋の男の存在の方がよっぽど怖い
しかし日本のLOVE DOLLと違い韓国は粗悪品やねぇ
この粗悪品もある意味怖いよねぇ
だって首が取れるんだよ顔も怖いし・・・って配管に詰まっている髪ってこのLOVEDOLLのものだよねェ
 
友人の家に留学先から逃げてそのまま居座ったものの部屋がカビだらけで
カビを取ろうと・・・そう調剤薬局で薬剤師と作家さんと絡んだ若者が
この部屋の友人というかカビになってしまった家族に取り込まれ行くと言ったお話とか
映像的に薬店ではそれぞれ同じシーンのカット違いでつないでいたりと
映像的に凝ってはいるんですね
 
そしてさらに漫画ネタを求めて管理人にとこに足を運びついに管理人の正体に関してネタを仕入れる最終エピソードといい
連続ドラマであといくつかのネタを省略してるようですが
 
これをなんで劇場版にしたかっていうと主役のネタ集めしてる漫画家役の青年を演じてるソンジュンと言うアイドルが兵役で二年間芸能活動を休止し
除隊後の初作品だったために劇場公開版を作ったようなんですね
さらに日本でも人気役者さんのようでして、ご丁寧にこの劇場版DVDリリース後に日本ではNetflixでドラマ版全8話の配信も始まったようですね
 
2021年製作、韓国映画(日本未公開作品)
チョ・バルン脚本・監督作品
出演:ソンジュン、キム・ホンパ、キム・ボラ、イ・チャンフン、パク・ソジン、ソ・ヒョヌ、カン・ユソク、パク・セヒョン 
 
 
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機動捜査班 警視13号応答なし

2022-06-26 23:13:00 | 邦画
懐かしのTV連続ドラマとか、直近では近衛十四郎さんの「素浪人 月影兵庫」のシリーズを今月にリリースしてる
ベストフィールドという会社から、これは他社で出版してる「警視庁物語」に触発され日活のこの「機動捜査班」シリーズを網羅してると思いきゃ
全14作品作られてたようなのですが
このボックスでは13作品までの収録でして
いよいよ今作がラストの13話ってことになります。
 
制作の都合で毎回刑事側は同じ役者さんがほとんどレギュラー役で出演して
各エピソード違う事件を扱っているのに
もう大部分の作品の悪役には内田良平さんが、そして今ヒロインは香月美奈子さんがっていうような感じでレギュラー、イレギュラー出演していましたが
今作での巨悪は内田良平さんが務めておられ
毎回同じように己の野望と犯罪組織内での権力掌握のために女っていうかヒロインを利用し邪魔な奴は己の知謀で殺していくという
これまたある意味ワンパターン的な人物を好演してきましたが
 
なんとこの“機動捜査班”シリーズを支えてきた大宮刑事役の青山恭二さんが引退されてしまわれた関係から
オープニングでは大宮刑事が米国FBI研修に行くといういわゆる引退花道的な演出がなされており
羽田空港で四課の連中が花束渡して見送るシーンから
そのまま羽田空港の滑走路脇で死体が見つかるっていう流れ
そして大宮の代わりに再び上野山功一が大宮刑事の代わりに登場してくる
なんと14作目でも上野山刑事でまたもや内田さんが悪党のみようですね
是非機会があったら「靜かなる暴力」と言う作品も見てみたい
 
今作では内田良平とか組むバンプ役に白木マリさん
そして内田が白木と関係を持ちながら心惹かれて行く女性っていうかヴァンプっていうよりかはヒロインっても言った方がいいのかな
そんな女性に松尾嘉代さんと言った布陣では臨んだ作品
 
なんというタイトルだと思ったら
万事休すで逃走のために内田はついにその場にいたクルマを強奪
それが警視13号だったっていうわけで
今みたいにGPSがないから乗り逃げされた13号は事故で横転するまでパトカーにも発見されないで逃走されてしまう
嫌もう後手後手に回る警察陣がまったく情けない作品
 
内田一作原作で前作「裸の眼」の遠藤三郎と西田一夫の共同脚本だったのね
郷鍈治には全く見せ場がなかったなぁ
 
1963年製作、日本映画、日活作品
内田一作原作、遠藤三郎・西田一夫共同脚本、小杉勇監督作品
出演:内田良平、白木マリ、青山恭二、郷鍈治、松尾嘉代、長尾敏之助、上野山功一、宮崎準、加原武門、弘松三郎、花村彰則、木島一郎、衣笠真寿男、山田禅二、島村謙二、野村隆、柴田新三、今村弘
 
参考
 
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テラフォーム 侵略

2022-06-26 17:09:11 | 洋画未公開
私自身のレンタル基準はジャケット借りです。
そんなわけで円盤回して初めておもろい作品やったなぁ
いやこれは外したねん
って思うわけでして
そういう意味ではこの映画は後者の部類に入るでしょうか
 
お話としては実に単純、ペンシルべニアの片田舎に隕石が墜ち、付近ではそのガスで大勢が死に、奇妙な巨大植物が育っていた
国防省とかで科学者が集められ隕石の分析などが始まると
なんと数日っでデッカイ植物が成長した、それは新天地を求める異星から送られてきた実験用植物であった
さらに死人の何割かは人とは異なるDNAに変えられ生きかえってくる
そのゾンビを通して植物がなんのためにっていうのがヒロインの科学者を通して語られるお話というSFディザスターものの作品なのだが
 
お話自体も実に冗漫でヒロインはなんだか心に闇を抱えていたりで実に110分何回か眠オチしたくなるくらいの映画だった
いや確かに宇宙侵略モノではあるんですが
これまた画面が暗いというのと全体ガスで覆われてたりと映像的にはっきりしてなくて
さらにこのヒロインの心の闇まで解き明かそうと欲張ったとこはいいんですが
これまたその闇が実にはっきりしない
巨大植物に成長する種を見つけても、そのままほっといたりと地球外から生物学者として失格やろ
芽のうちにやっぱ摘んでおかないとねぇ
っていうか研究対象として持ち帰って自分だけで研究するって言うならこれはまた違う問題ですが
それさえしないって・・・
 
劇中ダイアローグ初ロシア語と英語なんですがロシアとの合作ではない作品でしたねぇ
つまりロシアに隕石が落ちたっていう事実をもとに作ったっていう作品だったんですね
それにしても地域を守る軍隊が制服だけとライフルだけで
完全軍装ではないんですね
手抜きすぎるだろう
 
いや冗漫で退屈なだけの映画でした
 
2021年製作、オーストラリア・アメリカ合作映画
エディ・アーリア脚本・編集・監督作品
出演:ニコール・シャルモ、ケネス・トルヒーリョ、ジャック・キャンベル
 
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