これはいつも書いてる事ですが、私は日本のTVドラマは殆ど見ません
映画化された連続ドラマを映画の下調べとか、映画の宣伝として作られた露払い的な作品は見ますがそれは必要に迫られてのことで
わざわざ毎週TVでそのOA時間に合わせてリアルタイムで見ることは皆無
いや「日本統一」がTVドラマ化された時は毎週待ってたっけ
それだけですかねぇ
あと時間の調整がついた時に「相棒」をみるくらいでしょうか
「相棒」は夕方のは時々時間潰しに見てたりしてるかな再放送のやつを
そんな私がついに自ら
そうなんですよ5月のレンタル作品が不足してきてさらにセットレンタルにする作品がないのとで
邦画の棚にあった5本セットのこの「ブラックファミリア〜新堂家の復讐〜」を手に取ったのが運の尽きというか
ある意味ラッキーだったって言った方が良かったようで
一巻目を偶然手に取って裏を見たらなんと城定秀夫の文字が目に飛び込んできて
いや映画もですがTVの情報誌は衛星放送の録画のために『デジタルTVガイド』って言うのを定期購読してはいますが
それも放送日程を見るだけで後は見もしませんから全く知らなかったんです
この連続ドラマに城定監督が関わっていたことを
城定秀夫さんが絡んでるなら見なくてはあかんやろって事で全作レンタルしてきて
まぁ色々見るものもあったりで
全10話、423分を三日で視聴させていただきましたが
城定秀夫さんは1、2話と5話を共同脚本と監督を務めただけでしたが
結構ハマってしまうものなのねプロットに
基本映像作品ですから見て楽しめればそれがドラマであっても問題なく楽しめたって事だったのかな
ある普通の家庭に暮らすJKが女優になりたいと芸能事務所のオーディションに受かって
そのお祝いを家族でやろうって時に主役の彼女が現れず
GPS頼りに学校まで行った家族の目の前で屋上から落ちてくる彼女の姿を・・・
一応担任にパパ活否定されての自殺って事で治められてしまうんですが
それから一年後、死んだJKの友人だったセレブ(日本上級国民)一家の家にお手伝いさんとして入り込んだ死んだJKの母親
それから一年後、死んだJKの友人だったセレブ(日本上級国民)一家の家にお手伝いさんとして入り込んだ死んだJKの母親
セレブ一家の奥様はTVコメンテーターとしてそのメイク担当にはなんと件の死んだJKの父親が
JKの友人だった娘にテレワークで韓国語を教える韓流アイドル並みの美貌の講師にその死んだJKの叔父さんが
そして外部からマスコミを利用して搦手から攻めるのは死んだJKのお姉さん
とタイトル通り一家総出での復讐劇
受ける日本上級国民側には筒井真理子さん、復讐側の母親には板谷由夏さんと
二大女優さんの息詰まるような演技バトルが繰り広げられて
そこにセレブ一家の家長とか息子たちのワルぶりが実にブラックすぎて
深夜枠のドラマであるからこう言う構成で作ることができるんでしょうね
これがゴールデンやプライムタイムだとOAできるかできないかのコードギリギリで作られており
なかなか楽しめた作品でした
普段ドラマ見ないから”なんとか坂“グループのアイドルだった渡邉理佐さんのメガネ女子に射抜かれたりもして
こっちもそれなりに楽しまさせてもらいましたが
レンタルの作品不足をまさか日本の連続TVドラマで補おうとは私も今の今まで思ってもいませんでした