クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

ヴァイオリン実技試験 2

2014-07-21 | 上の娘ごと

実技試験前日は、思わぬことで、ヴァイオリン科1年生女子のLINEがざわつきました。

ざわつきの原因は、本番で着る服について。

付属高校の時は制服着用を義務付けられていたので、
何も考える必要はなかったのですが、大学生は私服。

何を着るべきか悩むわけです。

先輩たちによると、
ドレスではなく、膝丈くらいのきちんとした印象のワンピースがいいらしいとのこと。

ほとんどの1年生女子が、黒のワンピースを選択したわけです。

うちの娘も、黒のサテンのワンピースに決めていました。

が、前日になって服のセレクトを考え直さなければならない事態に。

ヴァイオリン科の教授陣の中に、とりわけ有名な女性教授がいらっしゃいます。

その方は、来るもの拒まずのスタンスで、大勢の門下生を抱えていらっしゃいます。

前日になって、その教授が門下生全員にメールを送信されました。

「毎回試験の時、女の子達は黒い服ばかり着てくるから、お葬式みたいで変なのよ。日本人に黒は似合わないんだから、あなた達はやめてね。」

もう、これでLINEは荒れました。

門下が違うとはいえ、力のある先生がそうおっしゃるのですから、これはなんとかしないといけません。

確かに、K先生もおっしゃっていました。

「舞台に立つ以上、身だしなみは大切だし、ドレスと曲が合っているかも、点数に入るよ。」

たとえ、それが0.1点という小さな点であっても、大切な点であることに変わりはない。

むー、どうするか。

迷った末、普段、大学に着て行っているワンピースの中で、パフスリーブで膝丈の優しいイメージのものに決めました。

正直、服を変えたからといって、点数に影響があるとも思えませんが、
わざわざ先生を不機嫌にさせる必要もないかな、と思うわけです。


休日のお昼ごはん。

娘たちとベランダで。


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