クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

パン屋さんの前で

2013-07-21 | 日記

世田谷線の電車の中からチェックしていたパン屋さん。

松蔭神社駅前にある、boulangerie Sudo。



おしゃれな外観。

これは絶対美味しいはず~

ワクワク気分で中に入ろうとした時、

私たちのすぐ隣で、60代くらいかな?年配の女性が自転車を止めました。

このとき店内混んでいて、自転車が入り口付近まで並んでいたのです。

その方の止め方が不安定だったようで、

私が気付いて、あっ!と声を出した時には、

ガシャガシャガシャガシャ・・・

と、自転車7、8台が将棋倒しになってしまいました。

ありゃりゃー

というわけで、私たちもお手伝いしようと、

自転車に手をかけて、引き起こそうとしました。

すると、たまたま通りかかった制服姿の男子高校生が、

ボソッと小さな声で、

「いいですよ、俺やりますから!」



なななんていい子なの~

心がイケメン!



ついでにお顔を見ると、



なななななんとお顔もイケメンさんじゃないの~



俺に任せとけ!とばかりに、

ガシッと1台を引き起こしたかと思うと、

肩にかけていたスクバが邪魔だったらしく、

その辺にポーンと放り投げました。

私がそれを拾いに行って、持っていてあげれば良かったのですが(ちがう?)、

あいにく私は自転車起こしを娘に託すことにし、

娘のヴァイオリンケースとバッグを手に持ったところなのでした。

あー残念(ちがう?)

そうこうしているうちに、

お店の人がやって来て、

「大丈夫ですか? 後は私がやっておきますので、

 お客様はどうぞ中にお入りください。」

と、極めて日本的な素晴らしい対応をしてくれたので、

じゃ、私たちはもういいかなと現場を離れることにしました。

イケメンくんも、じゃ、俺ももういいかなって感じで、

スクバを拾い上げ、スーッと立ち去って行きました。

自転車を倒してしまった女性は気付かず、

結局お礼の言葉をかけてもらえなかった・・・ように思います。

私が代わりに言えばよかったのかな?

一瞬迷っているうちに行ってしまいました。

か、かっこいい

娘と2人で、

「惚れた

「惚れたね

と目を見合わせました。

店内で、パンを選んでいると、

先程の女性が近付いてきて、

「さっきはありがとうございました。」

と大したことをしていない私たちにお礼を言ってくださいました。

本当にお礼を言われるべきは彼。

彼はどこの高校生だったのかしらー


肝心なパンの方ですが、

素材的にもビジュアル的にもとてもこだわりが感じられるパンが

おしゃれに並んでいました。

後で調べてみたのですが、

こちらのシェフは、タイユバンやペルティエで修行をされて、

コンクールでも数々の受賞歴があるとのこと。

この日は、こちら↓をそれぞれ3個ずつ購入しました。



薄皮粒あんぱん、クリームパン、さつまいものハード系パン。

どれも美味しかった



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