A whiSper Of memOrieS

☬Murmure de mémoire☬

Ota-145

2024-03-04 | Tokyo
坂本展2。音と映像のなかへ深く没入する。忘我の境地に至り、思惟も融け広がる。/時間から離れて、音に近づけ。いや、時間を撃ち落とし、音を血肉化せよ。/引き裂かれた詩集に刻まれた引っぺがせない言葉。そこから涙と汗が滴り落ちているのが、確かに見えたんだ。/「~もろとも」について無思慮だったことを後悔した。己にとって、身体もろともなのか、言葉もろともなのか判然とせず。ただし、世界もろともなんて、間違っても自分の匣には収まらない。/兵馬俑のような壮大な幻想は、人類遺産として称賛していればよいものなのかどうか。/血と嘘と苺は、赤くもあり紅くもある。/海のような死と空のような死がある。海梯を下り切りたいのか、それとも天梯を登り詰めたいのか、迷うところだ。あるおひとから地平線、あるいは水平線に向かってひたすら突き進むという選択肢もあるとの示唆を受け、一択がなお難しくなりて。/あなたは孤軍奮闘すると勇ましく宣言した。いやちょと待たんかい!/いまコロナか…無事を祈ってる。/言葉がひょっこり自分の膝元と足元に返ってきた。それらはまた不意に遠ざかり幻と化すだろう。期間限定でもいいので思いのままに飾り立てよう。/金平糖のようにパサパサした甘い言葉を有難がる人もいれば、忌み嫌う人もいる。ならば、チョコ風味の言葉のほうが万人受けするのかというと、それほど単純なものではない。/そんなにまくし立てたらあかんよと昨日、忠告を受けた。その時、あろうことか、「ちょっと魔が差しただけです」という苦しい言い訳が、まるで蛇の舌のように自分の口蓋からスルスルと這い出てきた。/今朝未明、巻き寿司の具材のひとつとして巻かれる自分の夢を見た。自分がくるくる回ってる。包丁が入る寸前に目が醒めた。/諸星先生の影響を恥ずかしげもなく露出させてしまった結果がこれだ。/「巻き寿司の夢♬」のジャケはしりあがり先生風タッチの方が合いそう。/
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