ふわっと思い付いたこと、湧き出した形なき水のような想念をただ綴る。|読書歴、音楽鑑賞歴あるいはスポーツ経験歴等々にも人それぞれ組み合わせに個性があり、妙味がある。基本的には多読、多聴など、長年多くを経験すれば妙味は深まる。職歴や仕事のやり方にも同じことが言えるのではないか。|ひとりの人間が現世に停留する時間には限りがあり、経験も有限だが、ある時点までの経験によって何物かあるいは何事かを生み出せる、作り出せる可能性は常に開かれている。では、よりよくその可能性を開くにはどのようにしたらよいのか。|すぐに「編集」という言葉が脳内に飛来した。以前、松岡正剛氏の『知の編集術』( 講談社現代新書、2000年)に感銘を受けたが、そこに答え(のようなもの)が書いてあったはずだ。覚えていないので書棚の奥から探し出して確かめたい。|他者を褒めたり批評したり教えたり向上させることとは違い、自分を批判的に見つめ、整理・編集するのはなかなか難しい。|ただ、やっぱり(膨大な)書籍の中にアイデアや答えが詰まっている。だらだら悩んでないで、本に当たれだ。面倒どころか創造的で効率的で、しかも愉しい。|BGB:『千夜千冊エディション 編集力』 (角川ソフィア文庫、2019年)|明日の新書大賞授与式、どんなお話が聞けるのか楽しみ。☞示唆に富んだお話をたくさん聞け、マスクの下でニヤけ顔になってしまった。語り口の明晰さにお人柄の素晴らしさも相俟って、言葉のひとつひとつが染み入り、パワーをもらった。また、自分が最近考えていることとシンクロする部分もあり、「そうだ、そうだ!」と勝手に「心内対話」させてもらった。1冊の本を繰り返し読み、咀嚼することの重要性も説いておられた。思考の粘度を増すこと。自分に足りない部分だ。難解な本と読みやすい本とがあるが、一連の著書を再読、再入門したい。|
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