ぐずぐずしていたがどうしても観なくてはならない理由ができて漸っと『すずめの戸締り』。新海誠作品を劇場で観たのは『君の名は』以来。エンドロールを見てて、韓国人、中国大陸人、台湾人、香港人の名前の多さに驚いた。尋常ではない数だ。これまでの作品で興行収益は莫大で資金も潤沢なはずだが、海外から協賛を受けているのかもしれない。どうあれ、アジアを中心とした多くの国の人々と共同で作品を作り上げていくという監督の強い意志を感じる。これぞ「国際化」であり「非ナショナリズム的」。こうした国際的著名人の行動の影響力は非常に大きいはず。|ポリティクスとカルチャーでは分野が異なるとはいえ、現政権の外交・防衛政策およびそれを頑なに応援し続ける自民党支持者の考え方とは、ベクトルが完全に逆向きである。||「オタール・イオセリアーニ映画祭〜ジョージア、そしてパリ〜」に期待膨らむ。イオセリアーニ監督は1934年生まれで、同じくトリビシ出身のパラジャーノフ監督(1924-1990)の作品群と同じ匂いがして心ときめく。「先輩」のように投獄も強制労働もさせられておらず、旧ソ連時代に公開禁止令が出て、渡仏したのが幸いだったのではないか。全部観たい。
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