写真ネタがないので、思いついたことをちょこっと書きます。/今回は、文章力に関して。/文章の上手い下手は自分では判断しにくいものです。/ただ、日本語は母国語であり、しゃべる分には全く不自由しないのだから文章だって普通に書けば上手く書けるはず、なんてことはありません。/口語と文語は全く別の技術なのだから、当然と言えば当然です。/まずは自分は文章について訓練を受けたことがない、よって文章力も怪しいと自覚することがきっかけになるはずです。/私の場合は、正規の訓練を受けたことはないのですが、文筆で収入を得ている人から、文章が真っ赤になるまで(文字通り原稿用紙上で)直してもらい、「自分には文章力がない」ことを初めて自覚しました。それから、翻訳の仕事を受けたり、専門学校で外国人の日本語の口語や文章を直したりすることを通じて、文章はしっかりと訓練しないと巧くならないとわかってきました。/プロの作家や翻訳家の文章でさえ、読みやすい文章と読みにくい文章があります。かといって、文章の基礎的訓練をしたことのない素人が、自分の個性や感覚だけを頼りに、自然にいい文章が書けるようになるということはまずありません。/かくいう自分は文章の技術も個性も、まだ発展途上です。/文章力に限った話ではないですが、自分が興味のあることについては、時代の変化やスピード・効率、収入につながるかどうかなどは抜きに、時間をかけてじっくりと熟成しておくほうがいいです。/それを平均以上ぐらいのレベルにまで高めておければ、いずれ思わぬところでその技術や能力を発揮できる機会が巡ってくるはずです。
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