昨今読書:『僕たちはどう生きるか~言葉と思考のエコロジカルな転回』(森田真生著、集英社、2021年)、『おやときどきこども』(鳥羽和久著、ナナクロ社、2020年)||ある対話:仕事以外は趣味等で「籠り人」となり、友人達とは疎遠のまま歳を重ねることの危うさについて。仕事を離れたらきちんとした人間関係が残らない男性がいまだに多いという現実の恐ろしさ。ウザいから恋愛しないし親友も作らないという人達にやがて訪れる未来とは。あと、些細なことでムカついて、すぐに相手を否定してしまう人はどんなしっぺ返しを食うのか。孤独の顛末は若いうちから選択が始まってるなどなど。|最近、なぜか周りいる少なからぬ人達がやけに寂しげに見える。元気がないとか内向的であるのとは違う。年齢?いや関係ない。食事、睡眠、バイト、勉強、趣味、友人、恋愛、親、子供などについて、断片的にであれ話を聞けば聞くほど、その印象は強まる。|「本人は、友人に大事な話は何も打ち明けないし、誰にも相談しないでも全然平気とあっけらかんとしていますが、ちょっとでも話を聞いてみるとそれヤバくない?というケースが増えています。ネットで調べればなんでも解決する、自己完結できると勘違いしている人が多く、実際は、悩みや問題をそのままほったらかしにしているだけ」とのこと。|「コロナ禍の影響もあり、若い人、年配者に関わりなく、自ら進んで孤独の堀を埋めてしまう人が増えてきている」。「強い孤独が弱い孤独に変わる時がいずれ来る。孤独力を鍛えるにも人間関係は必要不可欠。長続きする人間関係を作るには、対話や思い出の積み重ねが必要です。そこを意識しながら日常生活を送っている人は強いです」。気を付けたい。|
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