眠れぬ夜に
2005-07-18 | 詩
何処かの祭りのようだ
爆竹の音が鳴り止まない
人は象を神聖な生物として崇め
カルヴァナルは
夕方から夜明けまで続く
そんな雑踏から抜け出して
煙草をくわえる
一日の喧騒
三日月が青い
彼は笑っていた
きずくと
線路の上に立っている
何台かの貨物車に潜りこみ
出来るならこのままで
予告なく
少女は飛んでいる蜂を
音も無く踏み潰す
それが現実なのだろう
もうすぐ夏だ
眠れぬ夜に
ウィスキーのロックを作り
そんな夢想をしているのだ
靴がボロボロだ もう遠くまでは行けない
眠れぬ夜に
大好きな思いでを掘り起こす
記憶はいつだって曖昧だ
大切な事柄がはたして現世なのか来世なのか
眠れぬ夜に
孤独が心配で頭痛の種
その種から駄文が浮かんでくる
僕の過去と来世はきっと
やりのこす現世の残り修行
一日の精一杯が
ここでの存在価値
生きている瞬間 重さ 確かな手触りは
すこしザラザラするのだ
眠れぬよるに
そんなことを
想う
爆竹の音が鳴り止まない
人は象を神聖な生物として崇め
カルヴァナルは
夕方から夜明けまで続く
そんな雑踏から抜け出して
煙草をくわえる
一日の喧騒
三日月が青い
彼は笑っていた
きずくと
線路の上に立っている
何台かの貨物車に潜りこみ
出来るならこのままで
予告なく
少女は飛んでいる蜂を
音も無く踏み潰す
それが現実なのだろう
もうすぐ夏だ
眠れぬ夜に
ウィスキーのロックを作り
そんな夢想をしているのだ
靴がボロボロだ もう遠くまでは行けない
眠れぬ夜に
大好きな思いでを掘り起こす
記憶はいつだって曖昧だ
大切な事柄がはたして現世なのか来世なのか
眠れぬ夜に
孤独が心配で頭痛の種
その種から駄文が浮かんでくる
僕の過去と来世はきっと
やりのこす現世の残り修行
一日の精一杯が
ここでの存在価値
生きている瞬間 重さ 確かな手触りは
すこしザラザラするのだ
眠れぬよるに
そんなことを
想う