眠りたい

疲れやすい僕にとって、清潔な眠りは必要不可欠なのです。

今日一日

2005-07-22 | 日記
ある小さな部屋で、今日は一日子供たちと遊んでもらった。
ギターケースをかついで行ってきた。
30分の枠で、何人かの子供たちとセッションした。
いろんな大人がいる様に、いろんな子供がいる。あたりまえのことだけど。多動の子もいれば自閉の子もいるし車椅子の子もいれば情動の激しい子もいる。

僕やおおかたの人がそうである様に、初対面の時って緊張するよね。
おかあさんのそばを離れない子供たちに、僕は黙ってギターを弾く。
簡単なコード進行で何パターンかのリズムを鳴らす。
するとだんだん子供が、な~んだ?って感じでこっちに寄ってくる。
顔を見合わせて笑うと、はにかみながら笑顔や不安気な表情がかえってくる。音をちいさくしたり大きくしたり、テンポを早くしたり遅くしてみたり。ギターを太鼓にしてみたり弦をひっつかまえて遊んだり。

テンポが速くなると子供の感情の展開がめまぐるしくなる。
ゆったりしたアルペジオでは体を横に揺らせて気持ちよさそうだ、僕も一緒に揺れる。
ボンゴやスネアや大太鼓を叩いて、一緒に声を出す。
太鼓の上にビー玉をたくさん転がして振動で跳ねさせる。
即興でピアノがはいったり、リズムに合わせてブランコで揺られたりかけっこしたり。
笑顔がふえてきた。
僕も笑顔だ。
楽しいんだ。

曲じゃなくてもいいし、もちろん早弾きや特殊奏法なんていらないみたい。
一緒に揺れたりいろんなものをつかって音を出したり、ボールや風船をおいかけっこしてみたり。
リラックスするんだ。
わるくない。

最近、疲れ気味の僕は、お休みの一日。子供たちと遊んだ。
い~っぱい遊んだのでぐっすり眠った。
元気もらった。
帰っていく一人一人に、またね、とてを振る。
またね、がいつになるのかなんて誰にもわからない。でも、またね、だ。

またね。



コメント
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