嘘の余韻
2008-01-11 | 詩
「信じている」
青い月の下で幻想をまぶした
誰かが誰かに抱きしめられ
背中越しに軽く舌を出す
あたりまえの余韻
意識の空白
嘘の余韻は長い夜の様だ
僕は
その光景を冷ややかに侮蔑し
青い街灯の下で
ポケットウイスキーを飲み干した
「信じている」
嘘は孕んだ胞子を何時か記憶の中に散りばめる
穏やかな嘘が優しさなのだろうか?
僕は困惑するのだ
そんな嘘の要因はいらないから
ねえ マスター
あの頃の音楽を流してよ
フィルターをちぎり
煙草に灯をつける
オイルサーディンの缶詰
匂いのきついバーボン
誰かの背中ごしに
誰かの影が鬱ろい
僕はギターを弾いた
嘘の余韻
嘘の余韻
届かなかった想い
店にジョンレノンの声が流れた
「マザー」
レノンが叫ぶ
終末の夜
ウイスキーで貴方の記憶を磨耗しよう
青い月の下で幻想をまぶした
誰かが誰かに抱きしめられ
背中越しに軽く舌を出す
あたりまえの余韻
意識の空白
嘘の余韻は長い夜の様だ
僕は
その光景を冷ややかに侮蔑し
青い街灯の下で
ポケットウイスキーを飲み干した
「信じている」
嘘は孕んだ胞子を何時か記憶の中に散りばめる
穏やかな嘘が優しさなのだろうか?
僕は困惑するのだ
そんな嘘の要因はいらないから
ねえ マスター
あの頃の音楽を流してよ
フィルターをちぎり
煙草に灯をつける
オイルサーディンの缶詰
匂いのきついバーボン
誰かの背中ごしに
誰かの影が鬱ろい
僕はギターを弾いた
嘘の余韻
嘘の余韻
届かなかった想い
店にジョンレノンの声が流れた
「マザー」
レノンが叫ぶ
終末の夜
ウイスキーで貴方の記憶を磨耗しよう