シッポ

いつも背中にシッポがくっついているクロ。


あまりにもしっかり背中にのっているため、背中の毛が型に倒れるほどだ。


それに比べてコロのシッポは、家にいればフワフワ・ユラユラ揺れて、クルンとしている可愛いシッポなのに、一歩外に出るとほんの少しのことで下がってしまう。


ここのところずっと、朝でも暑いので午前中の車でのお散歩はナシということが多い。夕方（６時頃）のお散歩は、遠くに行っている時間がないので近所を歩く。車が怖いコロは、交通量の多い我が家の近くを歩くことは出来ないので、クロだけ出かける。　　が、昨日はコロも連れて堤防に行ってみた。夕方の６時くらいというのは、案外交通量が多い。それを見て私の車の中で、ガタガタ震えが止まらないコロ。堤防についても、シッポは下がったまま。


サイクリングの人が近くを通ったときには、どう見てもキツネ。これでは、コロにとっては全然楽しくないので、早々に帰ることにした


もうすぐ家に着くという時に、ラウ君の家の前でお散歩中のワンちゃんたちが集まっているのが見えた。コロが小さかったとき、近距離をなんとか時々連れ出して歩いていたのだが、その時、ラウ君ママは、いつもコロを抱きしめて可愛がって下さった。コロは、そんなラウ君ママが大好きなので、我が家を通り越しラウ君の家の前まで行くことにした。車から降りると、すぐにラウ君ママは、コロを抱いて下さる。ここの道も車がよく通るため、コロが怖がるからだ。（車を気にして不安そうなコロ）


暫くすると少しだけ落ち着き、ママさんの膝からおりた。が、まだシッポはビミョ～。


ママさんがおやつを出されたときも、クロにムギュ～っと押されシッポものまま。


ラウ君パパや、お散歩中の方々が「コロちゃん・コロちゃん」と言って下さるので、少しずつシッポが上がるコロ。


バイバイするときも、車に乗り込んだコロに「またね～」と言ってみんなで手を振って下さった。「コロちゃん、お外は怖いことばかりじゃないんだよ。楽しいこともいっぱいなんだよ。君のシッポが、お外にいてもいつもクルンとしてユラユラ揺れていてくれたら、ママはとっても幸せなんだけどな～」