シニアと言ってもまだまだ元気で、チビーズとも元気に遊ぶコロクロだったので、ついつい若者たちと同じように生活させていた。が、クロの誕生日検診を終え、4頭のうち2頭が10歳以上になったんだとあらためて『シニア生活』について考えるようになった。
検診の2日前の夜、2階にいるとドスンという音がしたので階段の下を見るとクロが動けなくなっていた。上からではなく、下の方で落ちたのだと思うが(転がり落ちる音はしなかったので)。落ちたあと15分くらい右うしろ足がつけなくなり心配たが、その後、足をついて歩けるようになりホッとした。
クロは私について1階と2階を移動することが多いのだが、今年はソファから落ちることもあったので、最近は留守にしている間は必ず柵をすることにした。コロがチビの頃2階から落ちたことがあり柵をつけたが、みんながそれぞれ小さかったとき以外はほとんど使っていなかった。しかし、最近のクロの様子を見ていると留守中に階段落ちすると怖いので柵をしているが、家にいるときも必要だと思うと気は閉めることにした。
10歳の誕生日前くらいから、それまでソファに跳び乗っていたクロが、私がこたつに入るときに時々使っている椅子(踏み台)を階段にしてソファに上がるようになった。なので、階段を作ることにした。ペット用品の介護のところにも2~3段の階段は売っているのだが、何千円~高い物だと1万以上するので手作りで。段ボール箱に、踏んでもへこまないよう100均で買った踏み台を入れる。
そこに、たまたまあったタイルカーペットを置くと、おっ、いい感じ?
上手に上がり下りできる。
その後、やっぱりもう一段あった方がいいかと改良することにした。低い箱をくっつけ、100均でみつけたクッションマットを敷く。
できたっ。
包装紙をまいて、クッションマットは両面テープで貼り付ける。
これを作ってから、いつも使っているクロ。やっぱり楽になったみたい。
つづく
クロの唾液腺嚢腫について少しアップしておきます
2年前に唾液腺腫瘍と聞き、悪性だったらどうしようととても不安に思いましたが、正確には唾液腺腫嚢腫というものでした。これは、突発的に原因不明で発症する可能性がある病気で、わかっていない点も多く予防することが難しいものらしいです。唾液の流れる腺が詰まって流れにくくなったり漏れ出たことにより、袋状に溜まってしまい膨らむという説明を受けていますが、たまった唾液を注射器などで抜いてもすぐに戻ってしまうことが多いようです。痛みはないとのことで、実際触られても平気です。何かの拍子で唾液が流れると、多少小さくなるようです。腫瘍は細胞増殖によってできたかたまりを指すのに対して、嚢腫は細胞以外のもの(唾液腺嚢腫の場合は唾液?)を細胞が包み込んで袋状になったものを指すようで、ブヨブヨしていて芯のない間は経過観察していきましょうと言われています。芯ができ急速に大きくなると悪性の可能性が高いので、そういう変化が出たらすぐに連れて来てくださいとも言われています。クロは迷子札をつけるための首輪をつけていたときもありましたが、首輪を緩めにしていても、どうしても膨らみが擦れて傷ついてしまうため今は首輪をしていません。マイクロチップは入れていますが、万が一の脱走がないように気をつけようと思っています。