
新人戦に当たる九州クラブユース(U-17)サッカー大会、V・ファーレン長崎U-18は準決勝でサガン鳥栖U-18に敗れ、3位決定戦を迎えました。
2年前もそうでしたが、全部でホームで見られるのはありがたいですね。


いい形で終わるといいなと思いつつキックオフ。

トリニータはトップチーム2種登録された3選手がなぜかベンチスタート。
V・ファーレンは2種登録の五月田星矢選手がスタメン。長尾泰成選手は負傷で欠場。浦道翔選手、中川立輝選手といった主力も欠場。
ただ、新1年生である長塚陽選手と現役U-15(新中学3年生)の安部大晴選手がなんとスタメン出場となりました。

まず守備からということで、前半はトリニータがボールを回してV・ファーレンは奪って攻めたいという展開が多かったように思います。
V・ファーレンはあまり縦パスを入れさせず、4-4-2ブロックの外で回させるような形を保っているように見えていました。

しかし、前半20分頃に失点。
トリニータは左サイドへの大きな展開からグラウンダーのボールが中央の28豊永拓弥選手に通ってしまい決められてしまいました。

先に失点すると、そこからひっくり返す展開にはなかなかならない最近のV・ファーレン。それでも6五月田選手のフリーキックなどチャンスは作ります。

新1年生の左サイドバック18長塚選手もドリブル突破からクロスを何度か上げ、全然やれるところを見せてくれました。
ただ、チームとしては上手くいっていなかったか、ハーフタイムには北内監督も声を荒げていらっしゃいました。

気合いを注入されて挑んだ後半。パスを回しながら、ラインを上げて押し込もうという意図が見られます。

しかし、さあここからというところで失点。ボールを奪われてキープされると、右からフリーで走り込んだ28豊永選手に技ありのループシュートを決められ、0-2。
これはだいぶメンタルにきたようで、ここから消極的なボール回しをしてしまう時間が長くなりました。



6五月田選手のドリブルからのミドルシュートや途中出場の選手たちの積極性で流れを持って来ることは出来ましたが、そのまま終了。

今大会は4位で終了。
完敗でした。北内監督のコメントを聞くと「練習で取り組んできたことの半分も出せていなかった」とのことで、メンタルの部分が課題なのかなという感想です。
その中でも、最初から最後まで声を出し続けていた1朝長心優選手や13本多剛大選手、それに良かった時間帯のプレーは私は評価したいです。
次はプリンスリーグかと思っていましたが、3/14からのサニックス杯国際ユースサッカー大会に出場することになりました(ナイジェリアのクラブが不参加となったため)。
清水ユース、鹿島ユース、福岡ユース、鳥栖ユース、青森山田、流経大柏、東福岡、尚志、大津…などなど強豪チームが集う大会です。
V・ファーレンは、尚志、清水ユース、東海大学付属福岡と予選リーグで対戦します。
これは大きなチャンスだと思います。いい試合を期待します。
サニックス杯についての詳細はこちら。