




そんな感慨を覚えながら試合開始です。

スタメンとフォーメーション。4バックのチームが多い長崎にあって3バックのIMURA。面白いです。

サッカーにおいて、ボールを前に運ぶパターンは大きく分けて2つです。
①パスを繋いで突破する
②ロングボールをFWに蹴ってセカンドボールを拾う
ですが、②はU-15もU-18もあまりやりません(状況にもよりますが)。FWに高く強い選手があまりいないという事情もあるかもしれませんが、どちらかというと①のスタイルを望んで選んでいると思われます。たぶん。
そんなわけで、少なくとも長崎県内ではV・ファーレンがパスを繋ごうとしているときに相手がどのようなプレッシングをかけてくるかが注目点になります。
マンツーマン守備をしてくるチームも多いですが、IMURAはどうでしょうか。

始まってみるとマンツーマンではなかったと思います。
IMURAの前線3人がV・ファーレンのボランチとサイドバックのエリアでひたすら横にスライドしてプレッシングするという感じに見えました。
V・ファーレンのセンターバックがボールを持ったときに、第一にボランチとサイドバックがパスの通り道となるため、ここをどう塞ぐかはポイントです。
V・ファーレンのパスが詰まってボールを下げると、あわよくばとセンターバックやキーパーまでプレッシャーをかけられてしまいます。

ボランチやFWに縦パスが通っても、前にいる選手が素早く戻り挟み込んで奪うIMURA。この辺は徹底されてるなと感じました。







特に前半途中から右サイドバックに入った11田口達也選手がパスの出し手になっていました。

その後、左サイドの突破からのシュートを相手キーパーが弾いたボールを押し込むというパターンが2回続き(7伊藤小次郎選手と9梅野雄大選手)、3-0で快勝しました。

これからも1試合1試合積み重ねましょう。
そんなU-15は本日から4/2までタイ遠征へ。いい経験にしてほしいですね。