『ツール・ド・沖縄2014 UCI1.2』
日時:2014年11月9日(日)
6:45 スタート 210㎞(名護21世紀の森体育館前)
開催地:沖縄県名護市(スタート&ゴール)
出場選手:畑中勇介・入部正太朗・野中竜馬・ 木村圭佑・ロー・ダレン
国内レースシーズンを締めくくる国際レース『ツール・ド・おきなわ2014』が開催され、増田成幸選手(宇都宮ブリッツェン)が単独抜け出し優勝、シマノレーシングの入部正太朗が3位に入りました。
レースはスタート直後からアタックの応酬となり、その中から畑中勇介、 木村圭佑を含む17名が先行します。ここでは 木村圭佑が畑中のために集団をコントロール、畑中は温存しこの逃げの中で争われた山岳賞を獲得しました。
後続集団も追走のためアタックがかかり、後半にかけ先頭集団とのギャップを埋め始めます。ここではもう一人のエース入部正太朗を引き上げるために野中竜馬が小集団のペースアップを担い、レース終盤激しく入れ替わり10数名となた小集団に畑中&入部を送り込むことに成功しました。
勝負はラスト15㎞の羽地ダムの登りに持ち込まれ、そこから単独アタックした増田選手がそのまま峠を下ります。
ゴールまで10㎞を切り平地は追い風が吹き追走集団でも牽制が入ります。スプリントで狙える畑中のためにペースアップを試みた入部と集団との間にギャップが生まれたところで、入部は単独での追走を決断、集団を徐々に引き離し、前を行く増田選手を追います。
しかし増田選手のペースは衰えることなく、入部は実質2位を狙う位置、ここに後続から一気にホセ選手(チームUKYO)が追い付きましたが、逃げ切るために入部は積極的に牽引、ゴールではホセ選手にかわされてしまいましたが3位に入り表彰台に登る権利を獲得しました。
シーズン最後のレースとなり、目指していた勝利こそ逃しましたがこの1年間培ったチームワークが光るレースとなりました。
▲3位でゴールした入部正太朗
▲山岳賞を獲得した畑中勇介
▲優勝は増田選手、2位ホセ選手、3位入部正太朗