2017年12月10日
長野県の野辺山高原で第23回シクロクロス全日本選手権が開催され、エリートカテゴリー1年目の横山航太が2位となりました。
「ロードトレーニングの一環」としてシクロクロス競技に参加している横山ですが、この競技の国内トップレベルの実力がある事は自他ともに認めるところ。
ロードシーズン終盤も好調を維持し終え、このCX全日本選手権も勝つために集中して臨みました。
スタートから先頭を狙える位置でレースを進め、ラスト周回には一時トップを走る小坂選手(宇都宮ブリッツエン)まで3秒と迫りましたが、背中を捕えるまでには至らず2位フィニッシュ。
勝利には届かなかったものの、大きな可能性を見せる走りを披露しました。
****シクロワイアードより抜粋****
http://www.cyclowired.jp/news/node/251866
http://www.cyclowired.jp/news/node/252119
3人のパックになってからそれぞれ1回ずつ転倒。自分が転んだときに(小坂)光さんと差が開いてしまって、その差を最後まで詰めることができなかった。10秒程度の差で最終周回に入り、自分が得意な舗装路の登りで追いつけばチャンスがあると思っていた。全開で登りを踏んで3〜4秒差まで詰めたんですが、詰め切れなかった。自分の最高の走りをできたと思うので、単純に光さんが強かった。勝負に負けて2位ですが、悔いはありません。自分より強い選手がいて、自分が負けた。
滑りやすいのは分かっていたんですが転倒してしまった。ぎりぎりの状態で、無理をしていたんだと思います。でも光さんがミスする可能性もあったので最後まで諦めずに走りました。
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photo:Makoto Ayano(http://www.cyclowired.jp/)