REPORT

SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

【REPORT】 JPT 群馬CSCロードレース 5月大会

2021年05月17日 | 動画

 

群馬CSCロードレース5月大会 

5月15日

群馬サイクルスポーツセンター(6kmサーキットコース)

6km × 22周 = 132km

 

出場選手

木村圭佑 湊諒 横山航太 中井唯晶 風間翔眞 重満丈

 

JPT第6戦、群馬CSCロードレースが群馬サイクルスポーツセンターにて行われた。今回のレースはE1カテゴリーの選手も同じレースを走る交流戦の形式が取られたため6人での出走となり、TOJを目前に控えそれぞれが調子をあげてきている中、その調子を確かめる一線となった。レースは前日の暑さとは変わってかなり涼しい気候となり、雨が降ってくれば寒さを感じるほど。ウェアのチョイスやアップオイルの選択を悩ませる難しいコンディションでスタートした。レース序盤、アタック合戦が繰り広げられる中、5名の逃げができる。その後7周目に入り、メイン集団より、フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)と大町健斗(eNShare レーシングチーム)がブリッヂし、7名の先頭集団となる。その後レース後半、先頭集団にメンバーを送り込めていないシマノレーシングは愛三工業レーシングとともにペースアップを開始。先頭との差を縮めて行き19周目に逃げを吸収。レースを振り出しに戻した。


▲湊諒と風間翔眞両名の動きがチームに結果を引き込む。Photo by cyclowired(Satoru Kato)

 

レースは最終周回に入ると木村圭佑ら5名が飛び出し、そこに中井唯晶、フランシスコ・マンセボ、山本哲夫(チームブリヂストンサイクリング)が合流し、勝負の決まるメンバーが揃う。そして最終のホームストレート、先頭を走るマンセボをゴール手前で差し切り、山本哲夫がJプロツアー初勝利。その後その2名に惜しくも届かなかったものの木村が3位に入り、今季初表彰台となった。

▲チームのために動き続け、最後も3位に入った木村圭佑   Photo by cyclowired(Satoru Kato)


▲嬉しい今季初表彰台。調子の良さを見せる。   Photo by cyclowired(Satoru Kato)

 

■リザルト

■リザルト
1位 山本哲夫(チームブリヂストンサイクリング)
2位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
3位 木村圭佑(シマノレーシング)

4位 中井唯晶
44位 横山航太
58位 風間翔眞
59位 湊諒
DNF   重満丈

 

■野寺秀徳監督コメント
 後半のエケープグループにメンバーを送り込むことができず、チームとしてはいかに勝負を託すメンバーの力を残し追走できるかがカギとなった。主に湊、風間が同条件となったアイサンレーシングと協力しエスケープをキャッチするまでスピードを持続できたことで、木村、中井、横山を温存した状態で最終盤のまで導くことに成功した。結果として勝つことはできなかった事は、まだ力がそこに届いていないと受け止めて成長を目指すしかない。現場での的確な判断、コミュニケーション、迅速な行動を行い最後にエースとなるメンバーにポジティブなプレッシャーを作り出すことがチームとして必要なプロセスと考えている。今回はその形を作ることができた、今後の重要レースへ繋げてゆきたい。

 


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