REPORT

SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

【Report】 第56回 JBCF 西日本ロードクラシック 広島大会

2022年04月19日 | 動画

第56回 JBCF 西日本ロードクラシック 広島大会

 

【開催日】2022/04/16(土)、19日(日)

【開催地】広島県中央森林公園

【レース】4月16日 DAY1 JPT 12.3km x 5周 = 61.5km 11:05 - 12:45

     4月17日 DAY2 JPT 12.3km x 12周 = 147.6km 12:00- 16:00 

【出場選手】

DAY1  湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞、井上文成、尾形尚彦、佐藤宇志、天野壮悠

DAY2  湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞、井上文成、重満丈、佐藤宇志、天野壮悠

 

JPT第2戦「第56回西日本ロードクラシック広島大会 Day-1」に出場しました。

DAY1は、5周回61.5kmのショートレースとなり、ハイペースの展開での逃げ切りが予想されたので、チームはスタートから前方で位置取り、アタックに対応する意識でスタート。

レースは、ローリングスタートの後にリアルスタートが切られた。

1周目完了時のホームストレートをフランシスコ・マンセボ選手(マトリックスパワータグ)が追い風を利用し、集団を一列棒状にハイペースで牽引。

2周目のコース前半区間でも、フランシスコ・マンセボ選手がそのまま牽引を行い、そこから小林海選手(マトリックスパワータグ)がアタック。

集団前方に位置している、力のある選手しか反応できない状況で14名の逃げ集団が形成され、チームから横山航太と風間翔眞が逃げに入りました。

逃げ集団のラップタイムが16分39秒という超ハイペースで2周目を完了。

14名の逃げ集団に入る横山航太。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

3周目に入り、各チームのエース選手が逃げに乗ったこともあり、メイン集団とのタイム差は約2分まで広がる。

4周目の三段坂区間でリーダージャージの小林海選手(マトリックスパワータグ)がペースアップし、逃げ集団は崩壊。

ペースアップに耐える風間翔眞、横山航太は、対応できず遅れてしまう。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

その後、小林海選手(マトリックスパワータグ)にレオネル・キンテロ選手(マトリックスパワータグ)が追いつく。

風間翔眞は先頭から20秒差の追走集団で最終周回に突入。

その後、小林海選手(マトリックスパワータグ)が単独になるも快調に飛ばし、今季JPT2勝目を飾る。

風間翔眞は追走集団でのスプリントで8位でゴール。

 

photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

 

【風間翔眞コメント】

調子が良いマトリックスパワータグを警戒しレースをスタートさせた。予想通り序盤からマンセボ選手を先頭にペースが上がりリーダージャージの小林海選手がアタック。10数名の逃げ集団が形成された。その中に、横山選手と僕の2人が入ることができた。

圧倒的な小林海選手の走りに太刀打ちできず8位でフィニッシュ。

自分自身の今の実力を知れた一方で、調子の良さを感じることが出来て良かったと感じている。

 

【リザルト】

DAY1

1位 小林海(マトリックスパワータグ)

2位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)+41秒

3位 松田祥位(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+42秒

 
 

8位 風間翔眞+46秒

11位 横山航太 +2分33秒

23位 天野壮悠 +4分41秒

26位 井上文成 +4分41秒

27位 中井唯晶 +4分42秒

28位 尾形尚彦 +4分42秒

31位  湊諒  +4分43秒

37位 佐藤宇志 +4分49秒

リザルト詳細 | JBCF 全日本実業団自転車競技連盟 公式サイト

 

 

JPT第3戦「第56回西日本ロードクラシック広島大会 Day-2」は、午前中に行われたレースでのアクシデントにより、1周回少ない、12周回、147.6kmに変更されスタートしました。

レース距離が長いということもあり、1周目は各チーム様子を見ながらのアタックとなり、集団は1つのまま2周目へ。

2周目の三段坂区間でペースアップがあり、集団が分かれた状態で3周目に突入。

シマノレーシングは、先頭集団に横山航太、中井唯晶、風間翔眞、佐藤宇志が入る。

3周目に入る、ホームストレートでホセ・ビセンテ・トリビオ選手(マトリックスパワータグ)と中川拳選手(愛三工業レーシング)がアタック、そこに、松田祥位選手(TEAM BRIDGESTONE Cycling)、入部正太朗選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)が合流。

その後ろでは、中井唯晶が集団を牽引し、先行する4名とのタイム差を詰め、そこから風間翔眞がアタックし、逃げ集団へのブリッジに成功。

実力のある選手で構成された5名の逃げにチャレンジする風間翔眞。photo:Satoru Kato(cyclowired)

4周目、逃げが決まったことにより、後続の集団も一つになり、シエルブルー鹿屋がメイン集団をコントロール開始。

 

集団前方で位置取り、次の展開に備えるシマノレーシング。photo:Satoru Kato(cyclowired)

7周目には、逃げ集団とのタイム差は3分30秒まで拡大。

8周目に入り、マトリックスパワータグがメイン集団の牽引を始め、残り2周回で逃げとのタイム差を1分まで縮める。

逃げ集団も逃げ切りを目指しペースアップが行われ、風間翔眞が耐え切れずに遅れてしまう。

photo:Satoru Kato(cyclowired)

メイン集団でも、マトリックスパワータグが三段坂区間でペースを上げ、横山航太、井上文成を含む11名まで集団が絞られる。

その中からさらに、小林海選手とレオネル・キンテロ選手(マトリックスパワータグ)がアタックし、逃げ集団に追いつき、最終周回へ。

横山航太が追走集団、そこから井上文成は遅れて最終周回へ突入。

最終周回に入った先頭から、再度アタックした小林海選手(マトリックスパワータグ)が後続を離して、圧倒的な力で前日に次ぐJPT3連勝でゴール。

 

後続の追走集団のスプリントで8位で横山航太がゴール。photo:Satoru Kato(cyclowired)

後半レースを支配し、1位から4位までマトリックスパワータグが独占する結果となった。

 

【横山航太コメント】

 

DAY2は当初の予定よりも1周回減ったものの、148kmとロングレースでDAY1とは違う展開になるのを予想していました。

序盤の各有力チームが入った逃げに風間選手が入り、落ち着いてレースを進めることができました。

中盤過ぎからのマトリックスのペースアップからの攻撃に残ることはできたものの、その後の攻防で先頭からは遅れを取ってしまいました。

播磨、DAY1に続き上位独占したマトリックスの選手達とは力の差を見せつけられてしまう結果になりました。

5、6月と重要なレースが続くので、もう一、二段とコンディション上げて、まずは追いついていけるように引き続き集中して取り組みたいと思います。

応援ありがとうございました。

【リザルト】

DAY2

1位 小林海 (マトリックスパワータグ)

2位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ) +32秒

3位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +32秒

 

8位 横山航太 +1分11秒

16位 中井唯晶 +4分42秒

21位  湊諒  +4分43秒

23位 佐藤宇志 +4分45秒

24位 井上文成 +4分46秒

25位 重満丈  +4分50秒

39位 天野壮悠 +13分05秒

リザルト詳細 | JBCF 全日本実業団自転車競技連盟 公式サイト

 

【YouTube動画】

 

【DAY1】

photo:Satoru Kato(cyclowired)

【DAY2】

photo:Satoru Kato(cyclowired)


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