第22回 TOUR de 熊野 2022 ステージ1 赤木川清流コース
photo:Satoru Kato(cyclowired)
【開催日】2022/05/27(金)
【出場選手】湊諒、横山航太、中井唯晶、井上文成、床井亮太、佐藤宇志
【レース情報】
3年ぶりに開催されました、ツールド熊野に出場しました。
チームの目標は、「各ステージ3位以内、個人総合時間10位以内」に与えられる、UCIポイントの獲得を目指しました。
第1ステージは、道幅が狭い区間が多く、落車などのトラブル等や、集団が大きく割れる展開に注意が必要となり、チームも前々でのレース展開を意識してスタートしました。
レースは、スタートからアタックはあるものの、リーダーチームがいないこともあり、レースをコントロールするチームはなく、アタックと吸収やコース幅の狭い注意区間へは、集団前方で突入したい為、集団内での位置取りが激しく、集団は落ち着かない様子が続きました。
2周目に発生した落車に明日の山岳ステージで期待されていた、井上文成が巻き込まれてしまいます。
井上文成は、体の痛みはあるものの、大久保メカニックが迅速な対応で修理したバイクに再乗し、集団復帰を目指しますがコース特性とペースが落ちないメイン集団に復帰できず、その後タイムアウトとなりました。
2周目に設定されている、KOMポイントを中井唯晶が1位通過で1p獲得に成功します。
その後、レース後半に入る4周目に、中井唯晶を含む6名の逃げグループが形成されました。
逃げに入る中井唯晶。photo:Satoru Kato(cyclowired)
6周目に設定されている、KOMポイントも1位通過した中井唯晶は、山岳賞でトップとなり山岳賞ジャージを獲得に成功しました。
メイン集団から30秒差で逃げ続けた逃げグループ。photo:Satoru Kato(cyclowired)
最終回に入り、逃げに乗せていないチームがメイン集団を牽引し、残り8kmほどで逃げが吸収され、勝負はゴールスプリントへ突入しました。
シマノレーシングは、横山航太を良い位置へ引き上げスプリントを狙うも、ゴール前の連携を失敗し、15位でのゴールとなった。
チームブリヂストンサイクリングが強力のリードアウトから発射された、窪木一茂選手が優勝。
photo:Satoru Kato(cyclowired)
第1ステージ終了時での山岳賞を獲得した中井唯晶は、明日のステージで山岳賞ジャージを着用してスタート。
【中井唯晶コメント】
2019年にこのステージで3位に入っていて好印象のイメージがあり、その時は逃げに乗って行き、逃げ切りの小集団のスプリントで3位という結果だったので今回もそのイメージで挑みました。
イメージ通り少人数の逃げを形成するとこが出来ましたが、完全に泳がされている状態だったので逃げ切りは厳しいかと思っていました。
もちろん逃げ切りを第一に考えていましたが、山岳賞のチャンスもあったのでチャレンジして獲得することが出来ました。
最終周回に集団にキャッチされてしまい集団でゴールになりました。
最低限目立つ走りもでき、ジャージも獲得出来たので調子の良さも確認できて良いレースになりました。
【ステージリザルト】
1位 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) 2時間31分17秒
2位 ネイサン・アール(チーム右京)+0秒
3位 織田聖(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム)
15位 横山航太 +0秒
16位 湊諒
28位 佐藤宇志
42位 中井唯晶
57位 床井亮太 +1分8秒
DNF 井上文成
山岳賞総合成績
1位 中井唯晶 2P
【リザルト詳細】
photo:Satoru Kato(cyclowired)