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SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

【Report】第22回 TOUR de 熊野 2022 ステージ3 中井唯晶ステージ3位 横山航太個人総合9位

2022年06月01日 | 動画

第22回  TOUR de 熊野 2022 ステージ3 

 

photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

【開催日】2022/05/29(日)

【出場予定選手】湊諒、横山航太、中井唯晶、床井亮太、佐藤宇志

【レース情報】

第3ステージ 太地半島周回コース

104.3km PARADE:0.7km   RACE:9.8km + 10.5km × 9laps

10:00スタート

最終日の第3ステージは、個人総合上位勢のタイム差が10秒以内ということもあり、2周目完了時20km地点と5周目完了時52km地点に設けられたスプリントポイントでのボーナスポイント(1位3秒、2位2秒、3位1秒)を狙ったレース展開が予想されました。

シマノレーシングは、横山航太の逃げ切りでの個人総合順位のジャンプアップとチームのステージ優勝を目指しスタートしました。

レースは、スタートからアタックがかかりますが、最初のスプリントポイントを松田祥位選手(チームブリヂストンサイクリング)で狙いたいチームブリヂストンサイクリングが集団をコントロールし、最初のスプリントポイントを松田祥位選手がトップ通過し、総合2位に浮上します。

そのあとの3周目に中井唯晶含む7名が逃げを形成します。

スプリン力もある中井唯晶が逃げに入る。photo:Satoru Kato(cyclowired)

逃げに総合順位11位の門田祐輔選手(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム)が入っており、横山航太の総合順位の逆転が心配されましたが、4周目に横山航太含む3名が逃げに合流しました。

 

総合ジャンプアップを狙う横山航太、中井唯晶を含めた10名の逃げグループ。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

5周目完了時のスプリントポイントを狙う、チームブリヂストンサイクリングがメイン集団を牽引しタイム差を詰めようと試みましたが、逃げの10名もペースを上げて、タイム差をキープします。

2回目のスプリントポイントを逃げグループが通過したことにより、メイン集団のチームブリヂストンサイクリングの牽引がなくなり、タイム差が1分20秒まで開きました。

 

バーチャルリーダーとなった横山航太。photo:Satoru Kato(cyclowired)

その後、メイン集団を愛三工業レーシングのコントロールによりタイム差が縮まります。

ラスト1周にタイム差1分で入りリーダージャージ獲得も見えた横山航太含む逃げ集団でしたが、ペースをあげたメイン集団が迫ってきますが、7秒差で逃げきりました。

逃げグループで中井唯晶がスプリントに挑み3位でのゴールとなりました。

惜しくも3位でのゴールとなった中井唯晶。photo:Satoru Kato(cyclowired)

横山航太も7位でゴールし、個人総合順位を9位に上げUCIポイント3P獲得。

 

 

ステージ優勝は、ライアン・ガバナ選手(ヴィクトワール広島)。

中井唯晶もステージ3位でUCIポイント1Pを獲得。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

初出場の佐藤宇志、湊諒もゴール。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

 

【横山航太コメント】

第2ステージの結果総合10位でuciポイント圏内にいることができましたが、後ろとのタイム差も近いので後ろを気にしつつチャンスがあれば総合ジャンプアップも視野にスタートをしました。

最初のスプリントポイント後中井が逃げに乗ってくれたが、総合ですぐ後ろの選手が含まれていたので警戒していると、ブリッジの動きがあったので反応し10人の逃げグループに入り込むことができました。

一時はバーチャルリーダーになるまでタイム差を広げることができたが、ラスト1周の猛追で集団はすぐ後ろで総合は1つ上げる9位にとどまってしまいました。

また、中井にはステージ優勝にチャレンジしてもらいましたが3位という結果でした。

もちろん勝てなかったのは悔しいですがやれるだけのチャレンジはできたと思います。最低限の目標であったuciポイントを取ることができ良かったです。

また力をつけてチャレンジしたいと思います。応援ありがとうございました!

 

【中井唯晶コメント】

チームとしての作戦は横山さんの総合ジャンプアップ、

個人的には逃げにチャレンジしてステージ優勝を狙うという形でミーティングをしました。

レースは最初のスプリントポイントをチーム右京、ブリヂストン、が激しく争い集団のペースが上がりそのまま登り区間に入り集団が疲れが見えたのでそのタイミングでアタックし逃げ集団を形成することに成功しました。

逃げには横山さんも乗ることが出来シマノとしては最高の形を作ることが出来ました。

2回目のスプリントポイントを取りたいチームがペースあげる集団と逃げ集団との我慢勝負になりましたが、打ち勝ち

タイム差が一気に開き1分30秒ほど開き、横山さんの総合逆転優勝が見えてきました。

そこからは総合逆転を第1に考えて走りましたが、最終周回に入り集団もペースアップし30秒に縮まり総合逆転が厳しくなってからは自分のステージ優勝をねらいましたが

ライアン選手に不意打ちのスプリントをされてしまい、届かず3位という結果に終わりました。

横山さんも総合でuciポイント獲得

自分もステージ3位でポイントを獲得出来たのでTOJでの悔しい結果を挽回できたので良かったと思います。

 

【ステージリザルト】

1位 ライアン・カバナ(ヴィクトワール広島) 2時間33分2秒

2位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)+0秒

3位 中井唯晶(シマノレーシング)+0秒

 

7位 横山航太 +0秒

29位 佐藤宇志 +31秒

32位 湊諒 +31秒

 

【個人総合成績】

1位 ネイサン・アール(チーム右京)7時間43分9秒

2位 松田祥位(チームブリヂストンサイクリング)+4秒

3位 小林 海(マトリックスパワータグ)+6秒

 

9位 横山航太 +39秒

26位 湊諒 +5分15秒

27位 佐藤宇志 +5分19秒

40位 中井唯晶 +13分

 

【チーム順位】

1位 マトリックスパワータグ 23時間9分45秒

 

5位 シマノレーシング 10分25秒

【ポイント賞】

1位 ライアン・ガバナ(ヴィクトワール広島) 30p

 

7位 中井唯晶 14P

14位 横山航太11P

【山岳賞】

1位 山本大喜(キナンレーシングチーム) 20P

 

4位 横山航太 8p

7位 中井唯晶 2P

【リザルト詳細】

https://www.tourdekumano.jp/wp/wp-content/uploads/2022/05/C05_Stage3.pdf

 

photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

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