しのの気まぐれ日記

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日本パノラマ館

2014年09月01日 16時26分23秒 | 資料話?付
浅草十二階こと凌雲閣の近くに日本パノラマ館というのがあったのです。
壁の高さが10mほどある建物内部高さいっぱいにに、ぐるっと360°絵画を飾ってあったそうです。
開業当初から五年間ほどは南北戦争の光景から変わってなくて、最後の方は閑古鳥さん出番です!!
って感じだったらしいのですが、日清戦争後直ぐに!!
・・・とは行かなかったらしいのですが(三十余名の助手と、四ヶ月の日子と、一万余円の費用を要し『By新撰東京名所図会』)、日清戦争図に変更されました。
画家さんは以前の記事でも話題に上がった小山正太郎さんです。
・・・工部美術学校繋がりで、圭介が画面にいたりしてくれないかな。
まあ、彼も戦地視察画家の一人なので、見た事しか描かなさそうですが。

あー、でも本当にこの人気になるんですよね。
ひなちゃんと共に工部美術学校在学中の明治十一年の夏休みに目黒の山寺に避暑に来てたら八月六日夜に多分ひなちゃんが訪ねて来たりしてるんですよ。
小山さんの日記が詩的過ぎて読み取り難い・・・。
『此夜松望二氏我寺ニ宿ス 少女アリ門ヲ扣キ吾ニ見ン事ヲ求ム 老尼曰ク年紀二八左右吾以テ人違ヒト為シ其名ヲ問ハシムレハ 則チ工作局長大鳥君ノ女一侍婢ヲ従ヘ月ニ乗シテ来リ訪フナリ 楼上客アルヲ見入ラズシテ帰ル 隅々浮雲月ヲ篭メ咫尺暗黒 余其厚意ヲ謝シ為メニ送テ行人坂上ニ至ツテ別レ帰ル』(By避暑学静日記)
多分、目黒だから来て、人がいたので部屋に上がらず帰った、まあ送りましたよって事なんだよね。
でも、この頃って女性が夜に訪ねるのってアリなの?
とか、気になってしょうがないのです。
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