しのの気まぐれ日記

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ま○らをたちの旅

2006年10月12日 22時20分05秒 | 感想
まず最初にヤスヒサさんにごめんなさい。
パラ見したとき『山縣』って字がいっぱいあったので、てっきりガタだと思っていたら『山縣半蔵』さんでした。
出演が高杉と被ってたので、余計そう思ったらしい。

此処から下はネタバレ有りなので、OKな人だけヨロシク(*'-^)-☆


まず、ちゃんと読んでも主役は山尾でしたよ!!
でも優秀なのにどこか『おばかな子』の匂いがします(笑)。


山尾が優秀なので出来の良くない藩士の子弟に妬まれたエピが
ある時、城下を歩いていると突然町道場に連れ込まれ、数人がかりで竹刀で打ちのめされた。
とか、ちょっとドキドキしちゃったよ(えっ、道場に連れ込まれ!!って)。

山尾は萩では繁沢さん家で奉公してたんですが、本文のなかにこんな一文が(笑)。
『それもこれも庸造に、繁沢という庇護者がいるからだと、両者の関係を壊すような、悪意に満ちた噂を流したりした。』
ってのがあって、結局『繁沢の落とし種』じゃないか?ってのなんですが、ついムニャムニャなことを想像してしまいました。

他にも、
『晋作は庸造をすっかり気に入り何かにつけて連れ歩いた。』
『桂もまた不思議なくらい親切だった。』
『うまそうに蕎麦をすする庸造を桂は少し笑みを浮かべながら眺めていた。』
とかから始まって、他にも一発キャラで絡んできたりしてました。

[一発キャラな人]
・カリオニ(ロシア領事書記)
・武田斐三郎(五稜郭とか作った蘭学者)

ロシアから帰って来た山尾が箱館で野村君にあった時は、もうすでに『ノムラン(飲む乱)』って呼ばれてた!!

あ、あとマスジ格好良いかったです。
伊藤が『村田先生、今日はお暑うございますなあ』
って言うと『夏は暑くて当たり前です』
って返すんですよ。

そして、忘れちゃいけない山尾のエゲレスエピでも盛り上がりを見せる山場『薩摩藩留学生』との交流では、山尾がお金貸してって言ってないのに自主的にお金を集めて山尾に渡す『薩摩っぽ』達(笑)。
山尾が断っても説得して貸しますよ!!


なんて言うか、山尾さんが大層愛されている小説でした。
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