しのの気まぐれ日記

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兵庫県の偉人七十人の少青年時代

2005年10月01日 18時18分55秒 | 資料話?付
この本の一般の部の赤穂郡の所に『元朝鮮駐在公使 大鳥圭介』の項があります。
ちょっと、兵庫の人達の地元の人自慢のようで照れちゃいます…。な、文です。

「官軍に反抗してよく戦い、遂に大勢の推移時運の赴く所を洞察するや、翻然として部下を率いて官軍に降伏し共に後明治政府に仕え維新の大業を翼賛し国家に貢献した特異の人傑である。殊に大鳥圭介翁は豪邁果断・知勇兼備、よく大勢を達観し大局をすべると云う英雄的の人物であったから(後略)」

こんな感じの文なんです!!
もちろん題で元朝鮮駐在公使って言ってるだけあって?ホンのちょっぴり日清戦争のことにも触れてます。

「往年全権公使として清国にあるや、早くも東洋の危機刻一刻として~(中略)~京城に乗り込んで、失墜せる我国の権威を回復してよく外交的手腕を発揮したのである。」

外交的手腕?

この本で、若い頃の圭介は『圭介青年』と書かれているのですが、たとえば同じ本の北垣国道さんとかは『翁』とか『北垣国道翁』とかしか書かれて無いのになんで?って思います。
ちょっとダウトもある(知らないダウトもあるかもだけど)

「福沢諭吉氏や長与専斎氏等と共に三年間蘭学を勉強した。」

諭吉は一緒の時期にいたことは無かったはずだよな?
長与さんはどうだっただろう?(今度調べなきゃ!!)

あと、江戸の大木塾で加藤弘之さんが同窓って書いてあったからこの人も調べなきゃ!!(だってこの人「東京学士会」で一緒の人だし!!多分圭介と交流ありそうな感じだし!!)

まあ、今までの感想はおいておいて、この文を書いた人ので一番○○な文

「翁は初戦より出獄に至る迄、日記を書くこと一日も怠らず、南柯紀行と題し、詞の悲壮なるものが多い、其の獄中の日記には日々の出来事、獄中の感慨、同時に在獄した榎本武揚、大村益次郎等幕末志士英雄の消息をも載せられ、読むものをして感慨無量の感を抱かしめる。

南柯紀行…好きだけど…感慨無量…ある意味ね…。
そんな感じの、たかだか5ページほどの項目がありますよ。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
たしかに (沙月)
2005-10-01 22:36:20
感慨無量です(笑)

あれほどの傑作には出会ったことがありません。
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まあねぇ…。 (しの)
2005-10-02 04:02:46
感慨無量ですね、確かに…。

悲壮なる、面白おかしい牢生活や、疲れたポイントや圭介が知らない人から餌を貰ったポイントが載っている…傑作…。



いや、読みやすさや・文のリズム、笑いをとる点では、もの凄い傑作!!
返信する
もっと圭介v (豆野)
2005-10-02 09:48:52
素晴らしいですv

もっと、こういった「自慢」増えて欲しいです。・・・読むと照れるけど!(笑)

扱き下ろされると、さみしいけど何だか「仕方ないなぁ」って思うわ、褒められると「いや、嬉しいけど・・・」って戸惑うわ。

圭介スキーって難儀ですね(困惑)←今更ですが。
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難儀です…。 (しの)
2005-10-02 13:33:33
褒められると、あらぬ方を見てしまうのは、圭介スキー独特のスタイルなんでしょうか…。

嬉しいんですよ!!確かに!!

でもワキワキするんです。私だけで無くて良かったと言うべきか…。
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