聖徳太子

以前、中野のまんだらけに行った時、池田理代子の『聖徳太子』が売ってて、一緒に見てた人と「どんなんだろうね」って言ってました。
太子は『日いづるところの～』より、かなり人間だった。
毛人は化け物かと思うほど（武芸が）強い子供→直情強引で回り全てが嫌いっぽい男。
竹田皇子は最期らへんに厩戸皇子に友情を感じてたり。
穴部皇子も厩戸皇子のことを思いながら死んでったりしてるんだけど・・・。
でも一番驚いたのは、小野妹子が超能力者？なことだったり。

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で、ちょっと気になることがあって十七条憲法を見てみました。
この本の第一条がね『和をもって貴しとし、忤うことなきを宗とせよ。』ってなってたんだけど、でもって学校の授業でもそこまで習っただけなんだけど・・・・。
だから、私も昔はそこで終りなんだと思ってたんだけど。
実はもっと長いんですよ～！！
いや、間違いじゃないんですけどね。
十七条憲法って全条、提示と釈と結の三段構成になってるんですよ。
で『和をもって貴しとし、忤うことなきを宗とせよ。』は提示で、『人みな党あり、また達れるもの少なし。ここをもって、あるいは君父に順わず、また隣里に違う。しかれども、上和ぎ下睦びて事を論うに諧うときは、すなわち時理おのずから通ず。何事か成らざらん。』って、続くんです。
学校で習った分は『お互い仲良くね、皆で決めた事には逆らわないようにね』って言ってる分だけなんですけど、ずっと仲良く出来るって訳はないじゃないですか、そんな時どうするかが続きに書いてあるんですよ。
つまり『皆で話し合って決めなさい』って。
あ～、日本っぽいよな。
だから日本人って聖徳太子好き多いのかな～。