県空港管理事務所の担当者は霧で欠航した理由を「ILSが使えないことで着陸できなかった可能性はある。梅雨入りも近く、心配だ」(毎日新聞)などと述べたそうである。
そもそも、暫定開港を審議した県議会11月臨時会でILSなしの暫定開港に懸念が示されていたにもかかわらず「(0.1%の差、すなわち年0.4日くらいの影響で)影響はそれほど大きくない」と答弁し1億1千万円の追加工事までして暫定開港を強引に推し進めたのは静岡県。
「富士山静岡空港におきましては、 平成十七年から十八年の一年間、 現地で実施した風向き、 風速、 雲の高さ、 見通しなどの気象調査結果に基づき、 県が着陸可能な気象条件の割合を整理いたしました。 その結果、 小型航空機の場合、 着陸可能な比率が精密進入方式では九七・九%、 非精密進入方式では九七・八%と〇・一%の差、 中型航空機の場合、 精密進入方式では九七・九%、 非精密進入方式では九七・三%と、 〇・六%の差が生ずるという試算結果を得ておりますので、 就航率への影響はそれほど大きくないものと想定はしております。」(岩崎空港部長答弁)
すなわち、またも県は暫定開港と言う目的のために見込みを誤ったのか、偶然にもその年2回程度の当たり日が開港翌日だったか、または空港本来の立地上の問題をILSが使えないことに転嫁しているのか、のいずれかである。
同じ担当者かわからないが、「この天候では、仮にILSが使用できたとしても着陸は難しかったかもしれないが、当然、完全運用によるILSの整備を急がなければならない」とも述べているようで、ILSがあったとしても着陸不可能と県が示した2.1%に当たる7.7日の問題とも認識しているようにも思える。(中日新聞)
結果は、いずれ分かる。入梅でさらに二度三度このようなことが続き、一年を待たず8日を越えるようならば、需要予測の大風呂敷に次いで、県はまたしても県民にばら色の夢を押し付け現実を隠し騙したということだ。
そもそも、暫定開港を審議した県議会11月臨時会でILSなしの暫定開港に懸念が示されていたにもかかわらず「(0.1%の差、すなわち年0.4日くらいの影響で)影響はそれほど大きくない」と答弁し1億1千万円の追加工事までして暫定開港を強引に推し進めたのは静岡県。
「富士山静岡空港におきましては、 平成十七年から十八年の一年間、 現地で実施した風向き、 風速、 雲の高さ、 見通しなどの気象調査結果に基づき、 県が着陸可能な気象条件の割合を整理いたしました。 その結果、 小型航空機の場合、 着陸可能な比率が精密進入方式では九七・九%、 非精密進入方式では九七・八%と〇・一%の差、 中型航空機の場合、 精密進入方式では九七・九%、 非精密進入方式では九七・三%と、 〇・六%の差が生ずるという試算結果を得ておりますので、 就航率への影響はそれほど大きくないものと想定はしております。」(岩崎空港部長答弁)
すなわち、またも県は暫定開港と言う目的のために見込みを誤ったのか、偶然にもその年2回程度の当たり日が開港翌日だったか、または空港本来の立地上の問題をILSが使えないことに転嫁しているのか、のいずれかである。
同じ担当者かわからないが、「この天候では、仮にILSが使用できたとしても着陸は難しかったかもしれないが、当然、完全運用によるILSの整備を急がなければならない」とも述べているようで、ILSがあったとしても着陸不可能と県が示した2.1%に当たる7.7日の問題とも認識しているようにも思える。(中日新聞)
結果は、いずれ分かる。入梅でさらに二度三度このようなことが続き、一年を待たず8日を越えるようならば、需要予測の大風呂敷に次いで、県はまたしても県民にばら色の夢を押し付け現実を隠し騙したということだ。