「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

昨日1日で100万円をJALに、搭乗率保証早くも破綻

2009-06-11 22:13:00 | 静岡空港
開港から1週間の搭乗率が明らかになった。
搭乗率保証の対象として注目の福岡便は66.2%と3日間で2.3%も下降した。
他の路線も、軒並み下降だ。
福岡便は9日までの6日間の搭乗率が67%であることから、計算上、昨日の搭乗率は61.56%、8~10日の3日間の搭乗率は63.29%と推計される。
すなわち、7日間で約300万円、昨日1日で見れば約100万円がJALへの保証額に上乗せされた形だ。
県はこの状況にあっても、「目標は達成できる」と強気だが、出血が止まらない状況の中でいたずらに手をこまねいて致命傷になっても責任は誰一人取ることはないのでお気楽なものだ。
昨日程度の水準で推移すれば、年度末で約3億円の税金がJALに支払われることの意味を理解し、せめて、搭乗率50%にも満たない昼の便(76席)は廃止すべきであろう。
相変わらず県のホームページには情報開示されていないので、
以下に、開港から1週間の搭乗率をまとめておく。
(なお、()内は開港から4日間の搭乗率である。)

国内路線
JAL福岡便(3便) 66.2%(←68.5%)
 (静岡発 8:40便(150席) 80.1%)
 (静岡発14:00便( 76席) 47.6%)
 (静岡発17:55便(150席) 70.8%)
 (福岡発 9:00便(150席) 68.2%)
 (静岡発12:05便( 76席) 47.6%)
 (静岡発18:05便(150席) 65.1%)
JAL札幌便(1便,150席) 82.7%(←84.8%)
ANA札幌便(1便,120席) 75.4%(←86.4%)
ANA沖縄便(1便,120席) 88.1%(←88.6%)

国際定期便路線(公開分のみ)
アシアナソウル便(1便,177席) 65.0%(←85.5%)