[開港記念本日2連投目]
県と日本航空が搭乗率保証の覚書を締結した開港日。
一番機こそご祝儀搭乗で満席に近かったものの、初日の福岡線トータルの搭乗率は何と71.1%という搭乗率保証の70%をかろうじて超える危険水準だった。
(静岡&汢ェ)定員752人(往復)に対して出発便が277人、到着便が258人だったのだ。
搭乗率保証では来年3月までのトータルの搭乗率が70%を下回った場合、片道1席当たり1万5,800円を県が日本航空に支払うというもの。
仮に開港日から3月末までの搭乗率が国内全路線の平均搭乗率の64.4%だった場合、約2億円が日本航空に支払われることになる。
静岡空港の場合、競合する羽田や中部国際という多頻度空港ばかりではなく、JRの新幹線も競争相手だ。
名古屋&汢ェ54.2%、中部&汢ェ便56.8%、羽田&汢ェ62.6%(最新版「数字でみる航空2008」平成18年度実績より)
という傾向から見て、
静岡&汢ェは60%を下回ることは十分予想され、50%割れもあっておかしくない。
50%だったら7億円を超える保証額だ。
覚書には、さきの県議会で付帯決議された「搭乗率が目標を大きく下回ることが予想できる場合は速やかに対応策を協議する」という規定に加え、「目標搭乗率70%達成に向けた最大限のサービスと需要拡大施策を講じて利用促進に取り組む」との規定も盛り込まれた。
下回るとなったら、さらなる税金投入で振興策(補助金ばら撒き)を行うこともできるわけで、どの道、税金投入は避けられそうもない。
次の知事がこの搭乗率保証にどう対応するのかが、空港事業への意地のばら撒き継続か、歯止めをかけ県民生活を守るかの試金石となろう。
県と日本航空が搭乗率保証の覚書を締結した開港日。
一番機こそご祝儀搭乗で満席に近かったものの、初日の福岡線トータルの搭乗率は何と71.1%という搭乗率保証の70%をかろうじて超える危険水準だった。
(静岡&汢ェ)定員752人(往復)に対して出発便が277人、到着便が258人だったのだ。
搭乗率保証では来年3月までのトータルの搭乗率が70%を下回った場合、片道1席当たり1万5,800円を県が日本航空に支払うというもの。
仮に開港日から3月末までの搭乗率が国内全路線の平均搭乗率の64.4%だった場合、約2億円が日本航空に支払われることになる。
静岡空港の場合、競合する羽田や中部国際という多頻度空港ばかりではなく、JRの新幹線も競争相手だ。
名古屋&汢ェ54.2%、中部&汢ェ便56.8%、羽田&汢ェ62.6%(最新版「数字でみる航空2008」平成18年度実績より)
という傾向から見て、
静岡&汢ェは60%を下回ることは十分予想され、50%割れもあっておかしくない。
50%だったら7億円を超える保証額だ。
覚書には、さきの県議会で付帯決議された「搭乗率が目標を大きく下回ることが予想できる場合は速やかに対応策を協議する」という規定に加え、「目標搭乗率70%達成に向けた最大限のサービスと需要拡大施策を講じて利用促進に取り組む」との規定も盛り込まれた。
下回るとなったら、さらなる税金投入で振興策(補助金ばら撒き)を行うこともできるわけで、どの道、税金投入は避けられそうもない。
次の知事がこの搭乗率保証にどう対応するのかが、空港事業への意地のばら撒き継続か、歯止めをかけ県民生活を守るかの試金石となろう。