「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

県が国に求めた安全宣言、国の回答は・・・

2011-06-12 22:50:00 | ノンジャンル
10日に細川厚労相あて安全宣言を出すよう電話と文書で要請していた静岡県に、早速翌11日国から回答があった。

「今後とも検査を適切に実施し、その結果を速やかに公表することにより、国民の信頼を確保されるようご期待申し上げます」などというそっけないもので安全宣言するとの文言はなかった。

そもそも、一部とはいえ暫定規制値を上回ったというのに安全宣言はなかろうと思うのが普通だが、静岡県の言い分は「あくまで、国から要請された検査では19産地すべてで基準をクリアした」というものだ。
つまり、国からの要請分でない検査で暫定規制値を出ても安全宣言とは関係ないという勝手な言い分だ。
さすが、数々の隠ぺいや強引な需要予測で空港建設を強行した静岡県の役人。
その手のひらに乗った川勝平太も「細川大臣の要請に応えて一番茶の検査を実施し、安全を再度確認した。広く国民に『安全宣言』をお願い申し上げる」と強く求めた(朝日新聞)というから、学者先生にしては滑稽だ。
帰国後の一声が楽しみである。