「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

川勝平太、今度は議会に噛みつくも相手にされず

2011-06-30 20:36:00 | ノンジャンル
この時期にしては異常な暑さで今日も執務内の温度は31度を超えていた。
そんな中、28度の冷房を利かせたの中でネクタイに固執しているのが川勝平太。

県議会はこの暑さを受け、ノー上着、ノーネクタイを認めたのだが、川勝はこれが気に入らないらしく、「議会は1日で方針転換し、三日坊主にもならなかった。見識を持ってクールビズにしたとは思えず恥ずかしい。ネクタイくらいしたらどうか」(読売新聞)と批判したという。

一方の議会はさすがにこのばかげた批判を相手にせずで、議長は
「議場は蒸し風呂のような暑さ。(知事の批判には)『あっそう』という感じ」(前同)と受け流したという。子どもとおとなの対応の違いだ。

そんな中で自身の意思もなく知事に倣えというのが県幹部役人。知事とおそろいでネクタイ着用のひな壇ぞろえはおもしろい。

大人と子どもとロボットが議会という場でこうも対照的に見られるというのもこの暑さのおかげであり我慢してもばちは当たるまいと思ってしまった。
さて、いまだ終息が見通せない福島原発の放射能問題は、県内の食品だけではなくこの夏の観光への影響も避けられないようだ。
海に流出した放射能を含んだ汚染水の影響を危惧し、海水浴を忌避する風潮が見られるからだ。
環境省は海水に50ベクレルという一応の基準を定めたものの、食品問題、とりわけお茶騒動を通してこの基準自体の信頼性が揺らぐとともに、大本営発表にも疑惑の目が向けられるようになってしまった。

そういう意味でも、川勝のばか騒ぎがもたらした影響がどれほどの不信を国民に与えたかということが、現実の観光への打撃となって間もなくわかるだろう。
残念なことだが、選んだのは県民。まさに後悔先に立たずだ。