静岡県が恥も外聞もなくお茶による少量の内部被曝の安全を強調するために持ち出したのが「東京<jューヨーク間を航空機で1回往復して受ける量」よりも被曝量が少ないという比較。
さきに記述しておいたが、内部被曝と外部被曝はいくら線量を(体の中で放射し続ける期間を考えた線量計数で)換算して「線量」の比較をしようが細胞への作用のメカニズムが違うのだから意味がない。
分かりやすく例えるなら太陽光だ。
体全体で浴びても日焼けという程度のやけどだが、ルーペを使えばわずか半径5センチ程度の同じ強さの太陽光でさえ細胞を破壊するほどのをやけどをさせることができる。
中に取り込まれ体全体に一様というわけでなく特定臓器に長期に留まるような人工的な核種は同じ線量であっても体全体で浴びるよりも危険なことは容易にイメージできよう。
そもそも、航空機による被曝とてレントゲン同様に避けられれば避けるべき有害なものだ。
ちなみに、セシウムは早く排出されるとはいっても、
「体に入ったセシウムのうち6~15%程度は半減期1~2日で速やかに排泄されるが、残りは半減期50~150日で排せつされる」(ICRP「作業者による放射性核種の摂取の限度パート1」)というように個人差も有り、一回限りでなく継続して摂取するならば一定程度まで蓄積していくのは避けられないのが内部被曝である。(※セシウムの蓄積は筋肉、生殖器に高い)
エックス線による被曝との比較で内部被曝を正当化するのと同様、静岡県の持ち出した航空機被曝との比較もまた意図は加害としか見えない。
本来なら原発事故の被害者であるはずの静岡県であるが、厚労省役人らによる過去の薬害同様、大きな力の前に良心を失い加害者となっていく様はあわれである。
さきに記述しておいたが、内部被曝と外部被曝はいくら線量を(体の中で放射し続ける期間を考えた線量計数で)換算して「線量」の比較をしようが細胞への作用のメカニズムが違うのだから意味がない。
分かりやすく例えるなら太陽光だ。
体全体で浴びても日焼けという程度のやけどだが、ルーペを使えばわずか半径5センチ程度の同じ強さの太陽光でさえ細胞を破壊するほどのをやけどをさせることができる。
中に取り込まれ体全体に一様というわけでなく特定臓器に長期に留まるような人工的な核種は同じ線量であっても体全体で浴びるよりも危険なことは容易にイメージできよう。
そもそも、航空機による被曝とてレントゲン同様に避けられれば避けるべき有害なものだ。
ちなみに、セシウムは早く排出されるとはいっても、
「体に入ったセシウムのうち6~15%程度は半減期1~2日で速やかに排泄されるが、残りは半減期50~150日で排せつされる」(ICRP「作業者による放射性核種の摂取の限度パート1」)というように個人差も有り、一回限りでなく継続して摂取するならば一定程度まで蓄積していくのは避けられないのが内部被曝である。(※セシウムの蓄積は筋肉、生殖器に高い)
エックス線による被曝との比較で内部被曝を正当化するのと同様、静岡県の持ち出した航空機被曝との比較もまた意図は加害としか見えない。
本来なら原発事故の被害者であるはずの静岡県であるが、厚労省役人らによる過去の薬害同様、大きな力の前に良心を失い加害者となっていく様はあわれである。