「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

火種くすぶる日中の間ではしゃぐ能天気が一人

2010-10-17 22:41:00 | 雑感
中国で反日デモが再燃している。
日本政府がいくら尖閣に領土問題は存在せずといっても、相手がそれを納得していないのだから事実上、問題すなわち火種は消えていないのである。

まして、無様な譲歩をした相手に容赦ないのが、成り上がりの大国にありがちな不安の裏返しの攻撃だ。

もし、火種を消すための戦略・戦術がないのならば、大火に発展した時の対策は立てておくべきは当然であろう。

独立した国家と国家の間では常に情緒的ではない戦略的関係を意識すべきものだ。

一方、川勝は「中国に行ったら用心しなければならないというのは間違い。浮「と思うのは、知らないから」(産経ニュース)「危険を感じるようなことは全くなかった。キャンセルする事情がない。(尖閣諸島の)主権問題で互恵関係が損なわれることのないようくれぐれもお願いしたい」(読売新聞)と訪中の熱烈歓迎に御満悦で訪中の勧めを説くありさま。
560人もの訪中団員を率いて訪中した知事殿に危険は感じられなかったからといって、一般県民も安心だとでも言いたいのだろうか。一体誰のための発言なのか。まさに戦略なき情緒反応そのものだ。

「私は『戦略的互恵関係』という言葉は使わない。『友好的互恵関係』と言うようにしています」(産経ニュース)と友好を強調する知事。
世間知らずのおぼっちゃま川勝には知事としてでなくデモ隊の前に一人の日本人として立ってもらい日の丸をも持って友好・友好と叫んで、それが現実に通用するかを実体験してもらいたいものだ。

今の時代、戦略なき能天気は不要というよりも、害悪でしかない。

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