「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

護送船団方式から脱皮か、羽田空港ハブ化

2009-10-12 17:25:00 | 日記
第4滑走路が来年10月に完成する羽田空港。
前原国交相は今日、この羽田空港について「24時間国際空港化を徐々に目指していきたい」などとして、成田との間の国内・国際線分離原則を取り払い羽田のハブ空港化を目指す意向を示した。
合理性や効率化よりも、不採算空港の維持など地方とのしがらみで国際的な遅れを強いられてきた日本の空港行政の転換となるもので、障害は大きくとも、ぜひ実現してもらいたい。
右肩上がりの航空需要予測を改め、必要性の劣る空港は勇気をもって整理すべきである。

さて、川勝平太がまたも大醜態を演じたとのことで県外の方のために記録。
9日に開かれた全国知事会でのこと、会議が終了してから記者に取材され、
「あきれかえるぐらい失望した」「霞が関出身者がかなりの数を占めているからか、役人的な財源分捕り合戦のような議論ばかり。知事会として議論すべきスタンスができてない」などと不満を口にしたあげく、
「ただ、会議では無言を貫き、知事会の姿勢をただすことはしなかった。理由は「発言をするに値するようなレベルの話ではなかった」と一言。」(静岡新聞2009.10.10)
と1面で報道される始末。
私は彼の欺瞞の性格は初めからわかっていたので別段の驚きはなかったが、昨日これをどう思うかとのご意見も頂いているので改めて解釈したい。
要するにその場で発言するのが浮「ということである。
なぜ浮「かといえば、彼には財源問題で議論するだけの能力がないからである。
下手に突っ込みを入れて反論されたらという恐浮ナ沈黙するしかなかったのだろう。
かつての石川が空港問題で責められて切れたように、都合が悪くなるとその問題で中身がなくプライドが高いだけの人間ほどキレるか沈黙するものだ。
川勝は恐らく交付税の仕組みもよく分かっていないのではないか。
ただ、それは仕方のないこと。
学者から知事になりたて、しかも、周囲の役人も余計な知恵(情報)など与えるわけがないので、特段、彼を責めるべきところではない。
問題は終わった後のこの手の捨て台詞。
存在感のあるところを示したいという彼のプライドと焦りがそうさせるのだろうが、行動が伴っていなければ今や一般県民にすら見透かされてしまうもの。
言うべきときに言わないというのは筋が通らない。
まさに、知って行なわざるは知らざるに同じ、である。

前にも言ったが、まずしっかり勉強すること。
そして、その博より約を知ること。
一から出直すつもりで県政に取り組んだ方が良い。

600億円程度の新たな財源捻出の「平太の行政改革」での公約、役人任せの評価対象事業選別で出来るのか?しっかり現実を見て、民主党の3兆円削減の手法・覚悟を見習ってほしいものだ。

このままでは虚像が露呈し、学者生活にも戻れまい。

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