まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

夏の夜の夢/新雑句雑感~プロローグ4の終わり(その80)

2015-10-04 01:02:37 | 新雑句雑感
夏の夜の夢醒めやらず炬燵台  久女忌の娼婦と呼ばれて炎上す(川村蘭太著『鈴木しづ子ー娼婦と呼ばれた謎の女流俳人』新潮社)  疼きだす阿鼻叫喚の秋の暮  もう秋なのかアビーロードの最深部  寒夕焼週刊新潮はなぜ書かぬ  9.11と3.11の表裏一体説秋なかば  鶏頭に頭の赤きは見えていた  鵙の贄山放たれしまま国会前   フィンセント・ファン・ゴッホは三丁目の夕日を知っていた  全身ガンの樹木希林とは冷まじき   その地獄這い上がって来よ今年酒