まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

戦後てふ空無の時間十三夜 まほろば/新雑句雑感(129)~プロローグ6の始まり

2018-10-22 23:53:41 | 新雑句雑感

綾瀬川は人工の川後の月   真っ青な雲が出てゐる十三夜   祀るもの父・母・我が身十三夜   散歩犬身を煙らせて十三夜   前の世の闇したがへて十三夜   びょうびょうと生死の間(あわい)後の月   半身が鬼籍に入る後の月   一度だけ身を白くして後の月   カラオケバトルの天才少女後の月(新世紀カラオケ)   十三夜の月人間はいつか死ぬ   生涯を無名で通す十三夜   次の闇待つこと十三夜の白さ   だいだいで丸くて蒼い十三夜   ぽつねんと真白き少女十三夜   純粋感情またもや不発後の月   戦後てふ空無の時間十三夜   クリムトの静止画像や十三夜

 

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【十三夜その後】今夜を含め4日後が満月・・似非(伝統)俳句で食べるという落し穴/俳句再出発(日記)

2018-10-22 15:38:30 | 俳句再出発

後の月人間とは全き儚きもの   まほろば   最新作  即興

今年の【十三夜】の月は、昨夜快晴の東の夕空(日没直後)に揚がりました。9月の【仲秋の名月】つまり【十五夜】に比べても、八分月ながらその輝きは何ら劣るところはありませんでした。十五夜も満月の前日でしたが、今回はさらに離れて4日後の25日(木曜)になるようです。今夜から満月に向かってどのように変貌してゆくのか見届けたいと思います。ところで、俳句総合誌の編集長から独立して句集の制作業を始めた人と久々にコミュニケーションを取りましたが、俳壇=俳句結社という擬制された小世界にドップリ嵌っていました。自ら発行する愛好誌をベース(定期購読中)に、21世紀の俳句作家に徹すれば大家になれるものを惜しいことと痛感しました。伝統~前衛の垣根はすでに取り払われており、高柳重信らの提起したものの凄まじさを(伝統)俳句の世界の最先端でかいま見るチャンスを逃してしまったようです。この際、私自身が俳壇の埒外で句作を行うという些細事で示すしかないようです。・・・《続く》

 

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究極の癒し

https://youtu.be/VySNn0Q15Io?t=39

 

 


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